ツバメヤロク

バーチャルブロガーがメタバース・ソーシャルVR(VRChat、Cluster)の出来事やレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【VRChat】「私立VRC学園」に入った理由と感想(※加筆修正版)

 

燕谷古雅(つばめや こが)です。

10月23日、やっと無事に履修が終えました。

 

今回の記事は「私立VRC学園」に入った理由と感想について書きました。念の為、授業内容を深く掘り下げるところはありません。

10月12日にTumblrで更新した記事から写真追加・変更、加筆修正しました。

 

この記事は私立VRC学園の8期6組の私が学園生活を送ったケースです。実際受けた授業や日程・内容が異なる場合があります。参考事例なのでご注意ください。

 

私立VRC学園に入った経緯

私は普段、夕方ワールドを回って撮影してツイッターTumblr、ブログで発信することと、夜は興味のあるイベントで顔出して色々と談笑するという、VRでの活動をやってます。

9月から入り、初心者交流会で会ったフレンドのほとんどがやめてしまった人が多く見られたり、これまでの人間関係を見直さないといけなかったり、コミュニケーションの未熟さを痛感するようになりました。

6月からずっとQuest単機ユーザーの私ですが、フレンドの大半がPCVRに移ってPCのワールドに一緒に行けないことと、Quest対応のワールド周りやイベントに飽き、これはVRに合わないのではないかと焦りが出てしまいました。

8月の終わり頃に「私立VRC学園」の8期生募集が発表されるとツイッターで知り、「面白いから受けてみよう」と思いで応募してみた。

なぜ「私立VRC学園」のきっかけを作ったのは、とあるフレンドの何人かが生徒だったことや講師だったことを知り、そこに入りたいという思いでした。彼らに会った当初はフワッとした気持ちで「その団体に入りたい」と思ったのですが、9月の時に「私を変えなければ!」という思いが強く、「VRC学園に入ろう!」と決めました。

 

学園生活

入学式。Quest単機からの撮影。この時、何人か対応するための改変をしていない方が多くみられた。

 

VRC学園の入学式、私は見慣れない人ばかりで緊張して、どう挨拶するのか迷っていた。Quest単機の人だけがスライドを見られないトラブルがあり、このまま大丈夫なのか不安になりました。入学式が終わった時は24時近くで、そろそろ寝ないと行けなかったので仕方がなく離脱。本当に馴染めるのか心配でした。

 

入学式の時に撮影。Quest単機でいつ不具合が起きるかどうかわからないので、教卓の近くに座ってました。緊張してリアルで手が震えています。

 

1日目の授業の講師・ぷちりゅう先生。現役ライターや執事など本職持ちの方や、元VRC学園の生徒など、個性豊かな講師たちがさまざまな授業で教えてくれる。

 

必須授業は7つでAとBの2つのパターンがあり、内容はどちらも基本コミュニケーション系やライフスタイルなど、VRの活動に必要な授業が多め。最初はぷちりゅうさんによる雑談の受け身に関する授業なので、いきなりクラスメートと話し合いをして発表する時は緊張しました。

特にアシュトンさんと東雲りんさんの授業は、メディアや発信に関する内容でしたが、私の活動にとって必要なところが多く感じ、勉強になりました。 授業後にお話が出来て良かったです。Ark師匠さんの文化論についての授業は強烈な印象に残りました。海咲はすきぃさんの食生活に関する授業はライフハックになるところが多く、ためになりました。

時にはkajiさんが仕事の都合で授業が間に合わず、代わりにトータさんが雑談に関する授業を受ける珍事になりました。

 

2日目の放課後。多人数のゲームワールド「プリズンエスケープ」で集合写真。

 

放課後の時は先生と講師と一緒に私のおすすめのワールドに行かせた時は嬉しかったです。ゲームワールドの時も面白かったのですが、親が寝静まっている時間帯なので会話するのに苦労しました。

 

5日目は選択授業。指定されたクラスのところで受けなくてはいけない。この時は5組で、その担任は魔王K先生。

 

選択授業では12種類の中で3つ選択。内容はアバターやワールド、社会見学、動画作成、ライフスタイルなどバラエティあふれるものが多い。

1回目の選択授業は入学式の頃と同じ雰囲気でした。見慣れない他のクラスの人と先生。特に先生の方は独特な雰囲気で、挨拶の時が印象に残りました。その次の日に私と同じ授業を受けた人がつられて「ごきけんよう」と挨拶した時は強烈な印象に残り、何を受けたのか忘れてしまうところでした。この時はマーケティングに関する授業で、その講師も大変すごい方でした。

2回目は劣等感に向き合うための授業。1回目の時に面識のある方とフレンドになったのが嬉しかった。授業の時は一緒になった私のクラスメートの頑張りぶりとアシストも上手くて印象に残りました。

3回目の時はアバターのテクスチャ改変。講師が機材のトラブルで遅れがあったが、無事に授業を終えた。放課後はアバター改変の苦労話で盛り上がった。

 

学縁祭のゲーム交流会。限られた時間ですが、別のクラスと楽しめました。

 

学縁祭は夜の別件があるため、夕方のゲームワールドで交流するイベントだけ参加。夕方の時間帯だからなんでもしゃべってもいいと思い、安心して遊べました。

私はゲームワールドにあまり行かない方で、ルールがわからないから初めての人と気軽に遊べる方に入りました。ゲーム中でクラスメートにやられた事は結構ありましたが、それでも楽しんでいます。

 

卒業式のときの集合写真。現実の世界の学校と変わらぬ雰囲気でした。

 

卒業式は大変なことがあったり、寂しいと感じたり、緊張して手が震えてしまうなど色々と多かった。講師や生徒たちの卒業メッセージ、校歌斉唱、卒業アルバムのお披露目があった。

卒業式が終わり、卒業アルバムを見た時に思い出話で盛り上がり、12時過ぎまで続きました。

 

感想

期間が2週間であっという間でした。私には知らない新しい知識をたくさん吸収しましたし、これまでのVRの活動で見落としがちな部分を軌道修正することもできました。本当に濃厚で充実とした学園生活を送りました。

最初は馴染めるかと不安なところがあったが、授業を受ける度クラスの方と仲良くなり、最終的に結構馴染んているなと実感しました。良いクラスに入って良かったと思います。

私が一番辛かった事は、話す時と夜という限られた時間帯。授業の時間は22時で、放課後は23時。この時は親が寝る時間帯なので、人と話したい気持ちはあります。元々私は声が大きいため、声の量を小さくして話すことに苦労しました。この時間帯は話し辛かったです。それでも苦痛になるほど授業や放課後の時は大変でしたが、学園生活は楽しかったです。

 

最後に

「私立VRC学園」は大変良いコミュニティです。メタバース(ソーシャルVR)でどうしたらいいかと悩んでいるあなたに勧めてあげたいです。学園の生徒募集があったら「そこで受けたい!」と強い気持ちで学園説明会のイベントに行ってほしいです。

 

・・・あと家の周りや人が寝ている時に気をつけることと、ちゃんと自分で睡眠時間を確保することだ。