ツバメヤロク

バーチャルブロガーがメタバース・ソーシャルVR(VRChat、Cluster)の出来事やレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【雑記】現実と電脳に生きる者としての苦悩。

 

バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)です。

メタバース(ソーシャルVR)で撮った写真を貼って日記を書いたり、ワールド紹介のツイートをまとめるだけじゃ物足りないから、少しは趣向を変えて雑記で書こうと考えた。

 

今回はちょっとしたエッセイ的な読み物としてご覧ください。

自分の考えや辛いことなど、拙い文章でつらつらと書いたものです。

少々気分を害するかもしれないが、気をつけてください。

 

先月ごろ、ある人物が「VR(バーチャル)をやめて生活したらリアルが最高に感じた」内容のツイートで賛否両論になりました。一部不快に感じた人がいたり、生活面では仕方がないと思っている人がいたりなど、さまざまな意見が分かれている。

あの発言を間に受けてしまい、家族や仕事の様子などリアルな様子を見ると「これで生活していけるのだろうか」と思ったり、バーチャルで楽しく活動している様子を見ると「本当に楽しくしていけるのだろうか」など、天秤が揺さぶるように揺らいでいる。

私はその事で頭にこびりつき、「リアルとバーチャルで両立できるか?」「どっちが生活に充実だと感じるのか?」「どっちが精神的に安心感を得られるのか?」など、些細なことばかり深く考えるようになり、必要以上に気が病んでしまった。

 

一見、哲学的なことですが、具体的な答えそのものはない。それは自分が実感しているなと思った時にに気がつくもの。時間が経つと感じるところがコロコロ変わることもある。自分自身の気分次第だろうか。

リアルで嫌だから現実逃避したい、逆にバーチャルの世界で悪いところが出てきてしまったなど、「ここの世界」が嫌だから逃げたい気持ちが出てくる。そこが出るとあっち行って居心地良かったりして、最高の居心地を求めて移動する。まるでジプシー(遊牧民)のようだ。

 

私はリアルでの活動や生活などで嫌気がさしたから、居心地を求めてバーチャルの方に行ったわけではない。それは、リアルの方は生きるために物質的な生活の面大事だろう。全部嫌だからって基本的生活する意味がないじゃないか。

リアルでの家族の方も大事かもしれない。父親は体調面の理由ですぐ寝て、母親ときょうだいは朝早く起きなければならないため、早く寝ないといけない理由で夜遅くVRでやるのが難しく感じた。騒音などの周りに気をつけないと、最悪の場合家族とのこじれもある。私はそれを恐れ、夜は思うように話しづらいしコミュニケーションが取りづらくなった。

夜遅くまで楽しんでいる人たちを見ると、何だか後ろめたく感じ、家族に恨んでいるような気持ちになってしまった。このまま活動できるのだろうかと不安を掻き立てられた。

 

元々私がコロナの前の時は一人で積極的に同人関係のイベントに参加したり、旅行したりと比較的充実なことはしていた。しかし、コロナ禍が入った時は自分で何も出来ず、ネットで周りの評価や、リアルで楽しくやっている写真を見てしまうなど色々と振り回され、リアルでつまらないと感じるようになった。

メタバース」が世間に知られるようになった時、別の分野で活動してみようかと軽い気持ちで入ったら、そっちで居心地を感じるようになった。リアルでの勉強が疎かになり、元から趣味だった絵を描く時間も減り、リアルとバーチャルの時間の配分が分からなくなった。

その時に「リアルとバーチャル、どっちが良いのか」と頭の中が浮かんでしまった。

 

現実とVRで両立してやっている身では物事を分けてやっているのにもかかわらず、片方が偏るともう片方が見落としてしまうことがある。その片方の部分で「そこで行動しなきゃ」と気負いすると心身的に負担がかかる。

元から仕事や打ち込みごとに集中しすぎるところがあり、体調を崩してしまうことがあった。やらなくてはいけないと気負いして、頭が進まなくなってしまった。無意識に手を抜いてしまったり、投げ出してしまう癖が出る。絵や文章を見るとあまりの出来の悪さに罪悪感があった。

自分の体力面で両立して活動するのに多少の不安があった。

 

「心身とリンクして現実と電脳を両立して生きる」という、やや厨二くさい設定ですが、リアルでの生活とVR活動でどっちか充実しているのか、楽しくやっているのかなどが出てくると悩ましいところ。

私がVRをはじめた夏頃は大変だった。リアルでショッキングなニュースや体調などで気分を悪くしてしまったり、バーチャルで不要なところまで漠然とした悩みもあった。心身とリンクしている身だから、精神的身体的なバグはしょっちゅうあった。VRの方でも当たり前のように病むと実感していた。

私はそういう設定だと言いつつ、これまでの反省をふまえ心身の負担をかけないようにVRするかどうか考え、無理せずに生活している。

 

いつも現実の時は不満があったり、VRを始めた当初の時も不安があった。自ら色々と活動し続けたら、リアルでも活かせたとか良いことがあったのは幸いだった。

今も両方は上手く行っているし、人の繋がりがあって感謝している。

両立でやっていくのは大変だけど、生活面のバランスが大事だ。

 

・・・と、こんなに拙い文章ですが、雑記は自分の考えをもとにして書いているものなので、「こういう人が考えているんだ」とか「こんな人なんだ」などと思ってくれたら良いです。