こんにちは、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)です。
2月中は大変忙しい時期ですが、ブログで書きたいネタが降りかかってきて、書く時間の余裕がありません。今回もそういうもので書きたかったものがあります。
・・・何か突然すごいものに埋もれたような世界に来ています。
色んなものがあふれているようですね。漫画本に雑誌、フィギュア、VHSテープなどたくさん置かれている。
ここは「Onnon_Nostalgia1999(オナノン・ノスタルジア)」。
東映アニメーションのバーチャル事業のひとつである「ONN'ON STUDIOS(オナノンスタジオ)」のワールドのひとつで、名前の通り1999年7月ごろにある六畳一間の部屋を再現したもの。
ソニーとコラボしており、そのため当時のウォークマンやロボット犬で話題になっていたAIBOなど、部屋の中であちこち置かれている。
なんだこれ!?これはキャプテンハーロックの戦艦なんだろうか?その隣にメーテルのフィギュアが置かれているぞ。隣には銀河鉄道999のポスターが。この部屋にいる人は松本零士作品のファンなんだろうか?
積まれたVHSテープの側にはカイジやGTOなど漫画本がある。あっ、そこに機動戦艦ナデシコの本があるぞ!
それにしても散らかっているんだな、これは。
なんだろう、これは。見たことがない漫画雑誌だ。パッと見て読めない字だ。異世界にある言葉も読めるのだろうか?その隣には早稲田大学の赤本がある。この部屋にいる人、受験をひかえている高校3年生らしいな。テーブルの下にも同じ漫画雑誌。
異世界の言語を学びたくて早稲田に受験しようと思っているのかな?謎だな。
押入れのふすまに「デジモンアドベンチャー」がでかでかと出ている。これは東映のアニメだね。いやーなつかしい!これは私の世代には刺さるものだろう。主人公役の中の人は亡くなったのがなぁ。しみじみ。
押入れの中に何かあるようだ。入ってみよう。
なんだ、これは!おジャ魔女どれみかな。見た目はDJブースっぽいな。劇中で使われているおもちゃもなつかしい。バーチャルの人を招き入れてアニソンパーティーやろうとしているんだろうか?
むむっ、オカルト雑誌で有名な「ムー」じゃないか。ノストラダムスの大予言特集かな。現実世界の方は「♪予言もすっかり忘れ生きるしか・ない・でしょー」だろう。バーチャル世界の方はな、うーん・・・。1999年7月という特異点が顕在したのがこのワールドそのものなのか。
これは今はなきMD!90年代後期から00年代まで使われた記録媒体だ。中には音楽しか入っていないが持って帰ろうかな。
ノートに書かれているのは、MDを集めて番号の通りにして揃うと宝の地図ができるのか。隣にはフロッピーディスクを集め、クイズの答えが隠し番号になるんだ。宝探しには面白いね。
パソコンを立ち上げると・・・なんだ!?バーチャルキャラクターのサイトか?ページの作りがインターネット老人会に刺さりそうだ。良い味出し過ぎだろ!
ん、このイラスト・・・積まれたビデオのところにいるあの女の子!?
電脳の特異点にバーチャルに住むものとして顕在したのか!なんだとー!?
1999年、ナナノツキ。ノストラダムスの予言で耳にする言葉。
現実世界では外れているが、バーチャルで1999年7月の時代風景を健在させた。
この当時のアイテムは特定の世代に刺さるものばかりだ。
その魅力が懐かしい幻想に惹かれるだろう。
フロッピーやVHSテープなど、膨大な当時の媒体を持って帰ったり解析するのに大変なんだろう。
これが当時の「記録」そのもの。タシカナメで見て、量に驚かされた。
・・・って、うわー!
ワールド情報
Onnon_Nostalgia1999(Documenting the Tsunami)(Quest対応)
タイトルの通り、1999年7月をコンセプトした六畳一間の部屋のワールド。ソニーとコラボしており、ソニー製品や90年代後期で知られているものがあちこち置かれており、30〜40年代には刺さるのでおすすめしたい。