どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
VRChatの間で関わりの深い、「往来(おうらい)」はご存じでしょうか?
日産やモスバーガーなどのワールドやイベントに関わったり、メタバース(ソーシャルVR・VRSNS)に関する著書を出されている時によく目にしますよね?
最近は往来(おうらい)がVRChatと正式にパートナー契約を結んだということが話題となっています。
おしらせ🎉 株式会社往来はVRChat社と正式にパートナー契約を締結しました! これからもVRメタバースでクリエイターと企業の架け橋として活動して参ります
— 往来 🌐 メタバース × マーケティング (@ouraiVR) 2023年3月9日
当社ではVRChatの商用利用につきまして企画立案から制作・広報まで、幅広く対応が可能です。ぜひご相談ください pic.twitter.com/8tGYOcxRfy
今回は「往来」とはどんなものなのか、それについて簡単に説明しよう。
「往来」とは?
VRをはじめとするxR(※)が築く未来と可能性のために、代表のぴちきょ氏のもとに様々な知識をもった人や業界の専門家が集まる混合チーム。このチームには、モノづくりやメディア運営、ライティング、広報、翻訳、炎上対策など、多岐にわたる専門知識を持ったメンバーがいます。
このチームは、クリエイター(3Dモデラーなど)やバーチャルのタレント(Vtuberやライバーなど)と協力し、メタバース・VRで実現したい企業のために、様々な企画やイベントの実現を支援することを目的としています。そのため、クリエイターや企業との意見をすり合わせたり、要件や会計、法務、リスクマネジメントなどを調整し、お互いに支援し合うビジネスを展開しているそうです。
※xR(クロスリアリティ)とは、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)といった先端技術で現実世界と仮想世界を融合し、現実にないものを知覚できる技術の総称のこと。
往来のホームページはこちら。
「往来」はこれまでどういう風に活動していたのか?
「仮想空間とVR」「アバターワーク」といったビジネス書や、「アバター」というVRメタバースの文化を発信する雑誌など、様々な分野を交えたメタバース・VRに関する書籍を出版しました。
京セラのBtoBの展示ワールドや、モスバーガーのワールド、日産自動車に関連するワールドなど、いろんな企業がVRChatでの企画やイベントに協力してきました。
往来と関わった企業ワールド代表例
Kyocera Tool World
MOS BURGER ON THE MOON
NISSAN CROSSING
VRChatと正式パートナーになるとどうなる?
往来がVRChatと正式パートナー契約を結ぶと、信用度が高まり、VRChatで商用利用するための活動の幅が広くなります。
メタバースやVRの参入を考えている企業や、お仕事で関わりたいと思っている人など増えてくるそうですね!
往来(おうらい)という意味は「行ったり来たり」のことで、現実とバーチャルを行き来するという意味合いがあるそうです。
VRChatで企業とユーザーが心に残す企画・イベントやVR体験を作って、往来の活躍ぶりに期待しています!