やあ、バーチャルブロガーの燕谷古雅だ。
4月はもうすぐですね。この季節には入学式や新学期、新社員、新生活など、人生で新しくはじめることが多いよね。
VRの世界もそうだ。最近はソーシャルVRをやり始めた人が急激に増えてきていますし、メタバースの世界に興味を持つ人も増えてきているようだ。そんなソーシャルVRをはじめる初心者の「新生活」を応援するために何かちょっとおせっかいかけようかと。このブログで私の知っている限りの情報を共有しようと思うんだ。
これまで私のブログで初心者に向けたチュートリアル的なものは少なかったけれど、今回は「VRChat」「Cluster」「Neos VR」といったメタバース・VRSNS(ソーシャルVR)について独自の目線で出来るだけ紹介します。
VRChat
VRChatは世界中の間で幅広く利用されており、テレビでも取り上げられるほど注目されています。
ただ、現在(23年3月現在)では日本語対応されておらず、メニューやキーボードには英語しか入力できないため、英語が苦手な日本人ユーザーにとって難しく感じるかもしれません。
また、知らない間にアバターのデータを抜き取られたり、交流する時のトラブルなどがあるため、お仕事関係でVRを始める方には心配な点もあります。
そこで、日本語対応していないことから、VRChatの始め方を教える記事が多数あります。しかし、VRChatは頻繁にアップデートされており、新しい機能が追加・変更される可能性が高いので注意が必要です。
VRChatを始め方については「メタカル最前線」や「Mogulive」の記事で詳しくまとめられています。
「VRChatをやったけど何をしたらいいのか?」と不安に思っている人が多いのですが、日本人ユーザーと交流するなら集会所系ワールドに行くはどうでしょうか?「[JP] Tutorial world」をはじめ「Japan Talk Room」、「ポピー横丁」など色々とありますが、以下の記事にどんな人が集まっているかについて詳しく書かれています。
個人的にお勧めしたいものは「[JP]Tutorial world」です。このワールドではVRChatの使い方について詳しくまとめられているのが特徴です。まれに交流する時のトラブルに遭うこともあるので自己防衛など注意が必要です。
集会所になじめるスタイルは人それぞれですが、自分が通いやすい集会所のワールドを選べるのも良いですね。
あと、色んなワールドに行ってみたいと思う人には、PCVRとデスクトップなら「ウシヲポート」、Quest単体なら「クエストトビラ」という、色んなワールドに入ることができるポータルのワールドから行ってみるのはどうでしょうか?
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VRChatのイベントでは直接会場に行けるClusterと違い、イベントの主催者にフレンドを申請し、「Join」することがほとんどです。イベントの入り方については以下の記事で詳しく説明されています。
VRChatはClusterのようにイベントの概念がなく、イベントの情報を調べるときはネットやSNSなどを利用することのが多いです。VRChatのイベントについては「VRChatイベントカレンダー」でイベントや詳細など調べることができます。
VRChatはやり始めたときは英語や操作方法、仕方など、大変難しく感じますが、慣れていくと面白くなります。アバターを自作・改変したり、ワールドを作ってみたりなど自由度が高く、日曜大工的な要素があるので、モノづくりが好きな人には良い刺激になるだろうと思います。
音楽を聞いたり楽しむような音楽イベントがあったり、人とおしゃべりするなどの交流イベントがあるなど、VRChatは人と交流するようなコミュニティ色の強いイベントが豊富です。
PCデスクトップだけでも遊ぶことができるので、最初にある程度遊んでみて、「これは面白い!」と思ったら、Quest2やPICO4などのヘッドマウントディスプレイに手を出してみるのも良いでしょうね。「ハマると沼にどんどん浸かり込む」のは、そうなるかもしれません。
Cluster
メタバースTV(※一部地域放送、TVerでも視聴可)で取り上げられているのはこれ。日本語対応しているため、国産のメタバースとしてよく知られています。PCやVR機器単体、スマホにも対応されています。
BlenderやUnityの知識がなくても「ワールドクラフト」という機能があり、スマホだけでもワールドを作ることができます。
直接話すことが苦手な人でもキーボードで打ってチャットする機能があるので、会話するストレスがなく、文字を通して交流するのも良いでしょう。
豊富なイベントがあり、インスタンスの収容人数が限られているVRChatとは違い、Clusterではたくさんの人が入れることができます。ジャスラックに包括済みでDJやライブなどの音楽イベントと相性が良く、イベントの方に力を注いでいることが伺えています。
そのためClusterは「最も敷居の低いメタバース」を目指しているそうです。
敷居の低さのゆえ、ユーザーの中には小学生といった低年齢層もいますが、イベントや交流などのトラブルがあり、メタバースとのネットリテラシーが課題となっています。
♨動画を投稿しました♨#cluster おススメな理由
— 由宇霧♨️性教育特化VTuber (@oiran_yugiri) 2022年11月8日
・Twitterにイベント写真を投稿してくれる住民さんたちが沢山いる
・登録したその日から収益化
・オリジナルアイテムが販売できる
・VRだけじゃなく、スマホ、ディスクトップからも参加可能など
https://t.co/iDLeH0bEGZ #特化Vヴィレッジ pic.twitter.com/uPKE4bhNYv
3DモデルがあるVTuberはマジでclusterに進出した方が良いです!
— 由宇霧♨️性教育特化VTuber (@oiran_yugiri) 2023年3月6日
・ジャスラック包括契約済み
・ステージに突撃防止のバリアをはれる
・投げ銭やアクセサリーですぐ収益化可能
・アクセサリーをライブ会場で販売可能!Unity不要その場でつけられる… https://t.co/GMlZihiRFK
VTuberの由宇霧さんのツイートからすると、VRをやりはじめようと考えているVTuberには勧めてほしいポイントがはっきりとしていますし、ClusterはVRの活動している人が盛んであることが伺えますね。
Clusterをメインにやっているユーザー・たもんさんのnote記事に書いてある通り、イベントの数が1週間に200回あるとは。最近は音楽やイベントなどVRで活動している人が結構増えてますし、これからも急激に増える可能性が高いですね。
Neos VR
私はこのプラットフォームには触れたことはないし、あまり詳しくありません。
このnoteの記事にはNeos VRについて詳しく書かれています。噛み砕いた内容ですが、これは興味がそそりますね。
Neos VRの注目すべきポイントは、VRChatやClusterのようにUnityを使ってアバターをアップロードをする必要がなく、その場でアバターをアップロードすることができるという。
他に物を取り出したり、保存したり、人に渡すこともできますし、Unity使わずその場で物を作ったり、プログラミングすることができます。
ワールドやアバターを作る時に複数人で共同作動もできるのはNeosのすごいところ。
Neos VR、これは私にとって未知に溢れたものでしょう。
機会があればやってみたいもんだ。
さいごに
VRChat・Cluster・Neos VR。三つのVRSNS(ソーシャルVR)の機能はそれぞれですが、自分の肌に合うものをやってみるのをお勧めします。
VRをはじめる「新生活」のために、私はそこまで詳しくはないですが、自分のできる限り紹介しました。新しいVRライフを楽しみましょう!
最後まで読んでいただいた方ありがとうございます。
コメント、引用RTなど頂けたら私も喜びますのでお待ちしております。