どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅です。
3月の最後の日、月モスの新商品が出ているとかミライアカリの活動終了で最後の配信で盛り上がったり、バーチャルの世界で色々とあるなか、こんな出来事がありました。
3月31日の深夜に行われた「お塩記念ボクシング」というイベント。
ぬぬっ、なんだこれ！？私は目を疑っていました。
今回は「お塩記念ボクシング」について取り上げていきましょう。
※この記事・動画の内容はセンシティブかつデリケートな表現が含まれていますのでお気をつけてください。
#VRCボクシング大会 お塩杯 🥊
— とりさん@vrcボクシング練習会 (@torikinoco1048) 2023年3月31日
2023.03.31(金) 開催❗
👑鯰田NMZ VS 長岡冴樹❗
世界最速でお塩した二人がリングで決着をつけます❗
👉22時40分～ torisan1048にフレリク&join❗
👉23時～ 開場❗❗
💥23時40分～ メインイベント開始予定🥊
――これは、新時代のお砂糖文化の在り方（？）
#VRChat pic.twitter.com/9l8WCphlC0
VRでボクシングをやるというわけですが、ここでいう「お塩」って何だかわからないと思っている人もいるのでしょう。
それでは「お砂糖」と「お塩」について、簡単に説明しよう。
VRChatをはじめとしたソーシャルVRにおいて使われる「お砂糖」と呼ばれる恋愛関係のことを指している。アバター同士がイチャイチャしているのが甘いお砂糖みたいに例えられているわけだけど、それに対し、「お塩」という言葉が使われるのは、お砂糖関係が終わってしまうと辛くてしょっぱいから塩にたとえて呼ばれているんだ。
この記事で詳しく説明されています。
※VRのボクシングとお砂糖・お塩については以下の関連記事で取り上げています。
詳しい経緯など書こうと考えていましたが、配慮があるため書くのを諦めました。
実際、お砂糖とお塩という人間関係って大変デリケートなものです。だから、このイベントは「ドロドロとしたお塩をやろう」というわけではなく、「円満でボクシングをやってお塩をしよう」という趣旨で行われた。でも、このイベントはVRCボクシングの関係者や動画配信関係者などにも注目され、思いのほか盛り上がったそうです。
「おいてめぇやんのか！上等じゃねぇかやってやる」
— 長谷川 優貴 | ゲームキャスター (@YuukiGames27) 2023年3月31日
↓
「レフェリーいけますよ」
「あ、会場作っちゃうね」
「実況必要ならいつでもおｋ」
「よっしゃ配信もしちゃうか」
「せっかくなら前座試合もやるべ」
これ、作り上げまでたった1.5日の出来事です。恐るべし😎
実況します！よろしく🔥 https://t.co/n76pQp3kjv
たった1日半ぐらいでこんなイベントを作り上げるとは凄すぎます。
でもこの流れは「面白いからやってみよう」という勢いでイベントを作るのは素晴らしいものでしょう。
こちらがお塩記念ボクシングの動画です。
3:00からはVRCボクシング選手による前座試合4本、30:00からはメインの鯰田NMZ VS 長岡冴樹によるお塩ボクシングが行われた。メインの試合では、多少乱暴な言動（？）があるため、注意が必要です。
長岡さんが負けると女性化（いわゆるメス堕ち）、鯰田さんが負けるとBOOTHの屋号を変えなければならないという命懸けの戦いが繰り広げられた。罵詈雑言を飛び交いながら、二人の拳がぶつかり合う。
この試合は3本勝負で、2本勝てばと勝利。1本目は長岡さん、2本目は鯰田さんが勝ちました。3本目はますますヒートアップしていき、お互いに拳で殴り合い、うまく避けたりして、何が何だかわからない程見事な勝負が繰り広げられ、観客のボルテージも上昇。
鯰田さんがクリーンヒットを決めて長岡さんは倒れた。これにより3本目は鯰田さんの勝利となった。観客席にいるタヌキのアバター軍団は大盛り上がりで、お札などいろんなものを出して、歓喜に包まれました。
両者席に着いた後、試合の感想が述べられた。長岡さんが突然女性の声になり、観客がざわめきました。その後、ホストクラブイベントやVRCボクシングなど、いろいろな告知と宣伝が行われ、大会は締めくくられました。
VRChatから生まれた文化となっている「お砂糖」と「お塩」。以前あった「ボストン・シュガー・ティー・パーティ」の時に感じた「面白いから」の興味が、同じような感覚で表現されたものかもしれません。
「お塩記念ボクシング」を発案した、鯰田NMZさんのコメントには「VRChatのドロドロしたお塩ではなく、円満な対決方法選びました」という、ポジティブな意図があります。この斬新なイベントでは、夫婦喧嘩のようにバーチャルで拳を交え、そして円満に解決するという楽しいアイデアが実現されています。
バーチャルの世界は多少際どい（？）ところもあるかもしれませんが、新しくて攻めたアイデアを実践することは新鮮さを感じるでしょう。
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