やあ、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
最近注目度急上昇中のVRのeスポーツ・「VRCボクシング大会」。テレビ番組で取り上げられたり、韓国の間でブームが起きたり、VRスポーツの祭典「SPARK LINK」のコミュニティに選ばれるほど、めちゃくちゃ盛り上がっているんだ。
そして、なんと5月28日にはVRCボクシング大会の新人杯の観戦に招待されたんだ!取材のために駆けつけてきたんだけど、超興奮しているよ。特別な試合が繰り広げられる予感がするんだ。
※本来は無観客試合ですが、観戦希望者は事前予約制となっています。VRCボクシング関係者の方々にはご招待いただけるとのこと、心から感謝申し上げます。
どんな試合が待っているのか、ドキドキしながら会場でレポートしていくから、お楽しみにしていてほしい。
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今回はVRCボクシング大会の大型大会である、新人杯のレポートです。
※このスケジュールは情報をもとに作成しました。
VRCボクシング大会では年に4回、大型大会があります。大型大会とはVRCボクシング大会で重要なポイントであり、特設会場の観戦やYouTubeの配信などで観戦できます。
大型大会だけじゃなく、小規模のトーナメント大会が開催されるのでVRCボクシング大会の公式Twitterアカウントで確認することができます。
VRCボクシング大会Twitterアカウント
@VrcBoxing
//#VRCボクシング大会
— VRCボクシング大会【公式】👉【05/28新人杯開催❗❗】 (@VrcBoxing) 2023年5月25日
-新人杯-🥊2023.05.28(日) ❗
配信URLのお知らせ🎉
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👑今回無観客試合なので公式配信はありませんが、下記URLで中継放送があります❗
📺配信URL
👉https://t.co/YKNENYB5VX#VRChat pic.twitter.com/467npNIffq
//#VRCボクシング大会
— VRCボクシング大会【公式】👉【05/28新人杯開催❗❗】 (@VrcBoxing) 2023年5月24日
-新人杯-🥊
💥賞品/賞金情報発表❗
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🏆優勝: 賞金:5000円+大型大会予選免除
🥈準優勝: 賞金:3000円
🥉3位: 賞金:2000円
🔸今シーズンの新人王は一体誰だ❗
👉05/28(日)開催❗❗
#VRChat pic.twitter.com/cdwTqhN81j
今回の新人杯では上位3名の入賞者には賞金がもらえ、優勝者には次の夏季大会の予選が免除される権利がもらえるという。
27日にトーナメントが発表されました。
VRCボクシング大会の新人杯のトーナメントはこの通り。
今回の新人杯は29人のフレッシュな選手が参加。過去に大会出場経験があった選手をはじめ、フルトラッキングの装置使いの選手、アメリカや韓国といった海外の選手、女性の選手などいろいろ。世界大会と異種格闘技対決がごった煮の大会となりました。
前夜の生放送では、新人杯の注目される選手について言及されていました。関西部杯で上位に入ったxすとろx選手やDAGN(ダゲン)選手、また3月に行われたトリオ杯のチャンピオンである、るあぼん選手など、過去の大会で好成績を収めた選手たちが注目されていました。
予想される優勝者だけでなく、注目すべき選手も多くいました。アメリカや韓国出身の選手や女性選手、さらには練習会に参加してから1ヶ月近くしか経っていない選手たちも取り上げられました。
VRCボクシング大会新人杯の動画はこちら。
新人杯では、フレッシュな選手同士が激しく戦うことが醍醐味ですが、今回は非常にインパクトのある戦いが続出。動作の不具合や、ヘッドマウントディスプレイの本体の電池切れなどがあり、さらには驚くほどの動きやフルトラでの独特な動作、組み合わせで狙ったような対決がありました。これらの光景には、「これが新人杯か!?」と目を疑うばかりで、会場は熱気に包まれました。
大会に出場している友人の戦いを見て、私は応援する気持ちが湧いてきたと感じました。他人と共感し、応援することは素晴らしいことです。
夜遅い時間帯でも会場がヒートアップし、決勝戦で熱い戦いになりました。決勝戦はrufas対DAGN(ダゲン)の対決。最後、お互いの選手が溜めパンチやヘビーパンチを繰り出し、強いパンチを食らったrufasが倒れ、DAGN(ダゲン)の勝利。
新人杯の上位入賞者
優勝:DAGN(ダゲン)
準優勝:rufas・rindo
3位:xすとろx
優勝者のDAGN(ダゲン)選手は、先天性の身体の右側に障がいを抱えており、身体と左側の部分でコントローラーを使ってプレイしていたことが明かされました。本人は「コントローラーを握る時に右フックしか打てない」と述べています。(動画の再生時間2:43:38あたりで言及しています)彼のプレイを含めてカミングアウトされた時には驚きました。
ハンデを抱えていても上位に進出する姿は非常に素晴らしく、感動的です。私は日常生活においても身体の片麻痺を抱えるVRパフォーマー・yoikamiさん(『カソウ』舞踏団の団長)を思い出しました。
※yoikamiさんのニュース記事はこちら。
VRCボクシング練習会の代表・とりさんは「メタバースとかVR空間とかいろいろと難しいことはありますが、VRCボクシングはいろんなことが諦めないとか、頑張ることを大事にするのも、時代の最先端のメタバース・VR空間にあえて残していく団体・組織になれたと思います。望むときに自分のことが叶えられることが思うんで、今後の大会の時に見てくれたら嬉しいです」と嬉しそうにコメントを残しました。
VRCボクシング大会新人杯。
男性や女性だけでなく、障がいといったハンデを抱えた人でも戦える、バーチャルを超えた異種格闘技大会となりました。
現地や動画で見た者たちは夢と希望を与えてくれる、素晴らしい戦いでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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