どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
視力が落ちると、遠くのものが見えにくくなったり、老眼でピントが合わなかったり、乱視で視野が歪んたりするね。視力のある人には、これらの目のぼやきがどんなものか、わからないだろう。そんな人たちに、目のぼやきをVRで体験できるワールドがあるんだ。
今回は、近眼や老眼、乱視をVRで体験できるワールド「NearSighted Classroom」のレビューをお届けするぞ。
NearSighted Classroomとは?
2021年4月、VoxelKeiさん(@VoxelKei)が制作した、近視(近眼)や老眼、乱視の人が見ている世界を体験することができるワールド。目の見にくさとメガネの大切さをVRで体験するために作られた。
黒板には近視や老眼、乱視のレベルで見にくくさを変えることができる。他にも色覚特性(色覚異常)の状態を変えるギミックがあり、1型や2型、3型の色覚特性を体験することができる。
メガネがないと視界がこうなる
裸眼の状態でVRを体験すると、物自体は認識できても、遠くのものがぼやけて見づらい。リアルでコンタクトレンズやメガネを使用していない私の場合、このような感じになる。
近視の状態
近視の見にくさレベル3になると、周りがぼやけて見えるが、物を近づけると見えるようになる。近視の場合は、遠くからものが見えにくく、近くでものを見なければならない。
老眼の状態
老眼の見にくさレベル3になると、周りはぼやけておらず、近くでものを見るとピントが合わず、文字が霞んで見える。老眼は加齢により目のピント調節機能が衰えるため、遠くが見えても近くのものが見えにくくなる。
メガネを使おう!
ぼやけている教室の中、机の上にメガネを発見。
メガネのレンズをかけてみると・・・
ほら、くっきりと辞書の文字が見えたよ。
メガネを使うことで周りのものを見えるようになる。
VRで近視・老眼・乱視の人が見ている世界を体験することは、メガネのありがたみを実感させる。このワールドのように口で説明しても分かりづらい状況でも、感覚的に理解できるのがVRでの体験の醍醐味である。
近眼や老眼、乱視じゃない人も、実際にVRで目の見にくさを体験してみよう!
NearSighted Classroom(PCのみ)
近眼・老眼・乱視・色覚異常をVRで体験できるワールド。見にくさのレベルを設定することができる。メガネを使うとよく見えるようになり、メガネがいかに大切かがわかる。