どうも!バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!
VRChatの世界では、居酒屋やバー、カフェなどの接客系イベントがアツい。インスタンスが弾かれたり待機客が出る人気の高いものや、演じながら接客するものなど、接客系イベントは星の数ほど多いんだよ。接客系イベントは一つのお店のイメージがあるけど、中には一つのワールドで複数のお店があるイベントが存在するんだ。今回紹介するのは「まほろばのれん街」という新しいイベントで、VRで活動するキャストがいることで、初めから注目を集めているんだ。
今回は複数の店舗があるイベント「まほろばのれん街」について、行ってみた時のレビューをお届けしよう。
まほろばのれん街とは?
10月11日にオープン。1つのワールドに複数のお店をはしごすることができる、新しいスタイルの接客系イベントである。それぞれのお店には客席が5席用意されており、お店のマスター(キャスト)と会話を楽しむことができる。20分経過すると退店のアナウンスが入り、他のお店に回るという、はしご酒の気分で楽しむ形式である。
このイベントは強制的ではなく、インスタンス待機などで遅れてしまった人でも途中で参加したり、お店から退店した後、途中で抜けることも可能である。会話で混雑しやすいため、イヤーマフモードが必須。
少人数で会話するスタイルは非常に話しやすく、時間的にちょうどいいシステムであるため、毎回参加したくなる面白いイベントだ。
営業店舗について
「まほろばのれん街」では、週ごとに店舗が変わる。営業店舗については事前にX(Twitter)で発表されており、毎週異なるお店に通うことができる。
お店のマスターの中には、VRで活動している人やVTuberなど、さまざまなコミュニティが参加しており、活動の話や参加しているイベント、好きなことなど、いろいろとお話を聞くことができる。あなたの好きをシェアできる面白い内容である。
実際に回ってみた
ワールドのリスポーン地点に着くと、目の前に注意書きがあって、内容を確認した後でスタッフからの指示が出た後にボタンを押すんだ。
開場したばかりなのにも関わらず、リスポーン地点には多くの参加者が次々と現れて、人気の高さには本当に驚いたよ。
リスポーン地点から奥に進むと、営業している店舗がある掲示物を確認し、気になるお店を探しに行ってみた。
1店目・言ノ葉堂出張店(じむの朔さん)
どのお店にしようかな・・・どれも面白そうだし、迷っちゃうよね。
「まほろばのれん街」は全てのお店に客席が5席しかないから、ぐずぐずしないと満員になっちゃうよ。あっちのお店は満席の表示が出たのか・・・あっ、向こうのお店、空いてるな。行ってみよう。
まずは「言ノ葉堂出張店」のお店に入ってみることに。
「言ノ葉堂出張店」は、じむの朔さん(@Books0422 ※言ノ葉堂は@KotonohaFm)が「まほろばのれん街」のために出店したんだ。
「言ノ葉堂」とは、VRChatユーザーから投稿された小説や詩などの一次創作の作品を本にして、VR空間で本が読める本屋さん兼ラジオ配信のスタジオとして運営されているお店だよ。パブリックで公開されていて、いつでも本を読むことができる面白いワールドだ。
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じむのさんは10月末に「VR読書週間」を控えていて、その話題で盛り上がっているんだ。最近、VRChatに追加されたステッカー機能で、ポスターやフライヤーを壁に貼り付けることが可能になったよ。これがイベントの宣伝の時に非常に便利で、VR読書週間のイベントの内容を教える時に役に立ってたよ。
楽しく雑談している合間に、突然アナウンスが流れた。退店の合図か。
じむのさんと一緒に店内で集合撮影をした後、次のお店へと向かった。
2店目・よろず屋(ゆったんさん)
次に行こうかと、気になったお店を探し、見つけたのは「よろず屋」だ。このお店も空いていた。
このお店はゆったんさん(@YuttanVRc)が運営していて、名前の通り、何でも屋さんのようなところだよ。
ゆったんさんは接客系やロールプレイ系のイベントでキャストとしても活躍しており、演劇も手掛けている。リアルで農業をやっていて、その経験も活かし、お米づくりを学べるワールド「お米がオギャるまで。」も制作したんだ。VRの世界で多岐に渡って活動している人だぞ!
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この時はアバターについて話したよ。私はそんなに多くは持っていないけど、他の人は30体持っている人や、数えきれないほど持っている人もいたんだ。アバターを保管する時のハードディスクの容量を気にしている人がいて、それがどれだけ容量を食うのかと不思議に思ったよ。
話が盛り上がった時に突然退店のアナウンス。あっという間だな。私はお店を出て、次のお店に回ることに。
3店目・仮想深夜食堂(葵シュセツさん)
気になっていたお店に向かう途中、写真撮影が終わって席が空いていると思ったんだが、一瞬埋まってしまったよ。
仕方がなく、他の空いているお店を探し回ったところ、「仮想深夜食堂」というお店に辿り着いたんだ。
仮想深夜食堂(@kasou0901)とは、土曜の深夜24時(日曜0時)に開催される、接客系のイベント。このイベントのシステムはとても特殊で、店員と1対1で15分間お話しすることができるんだ。この時の店長は葵シュセツさん(@cahtshusetu)が担当しているよ。
この時、たまたま「メタシアター」の代表、ぬこぽつさんがお客様として来店していたんだ。11月に開催予定のイベントについての話をしていて、シュセツさんから最近のイベント参加状況を聞かれたよ。私は忙しくてなかなか行けていないけれど、気になるイベントはチェックしていると答えたら、シュセツさんから「行動派だね」と言われたよ。
私のことを知っていて、言ノ葉ラジオの140字投稿も見ていたそうだ。私の作品を評価されていて、びっくりしたよ。さすが接客系イベントの主催者だなと思った。
楽しく盛り上がったところで、退店のアナウンス。
時間がまだ余っているし、最後のお店に寄ってみることに。
4店目・コンフォートラウンジ〜ふれんず〜(レナス・スケイムさん)
先ほど気になっていたお店にもう一度寄ろうとしたら、またすぐに席が埋まっていたんだ。また今度チャレンジすることにして、気になっていたVTuberがやっているお店に行ってみたよ。
「コンフォートラウンジ〜ふれんず〜」はVTuberのレナス・スケイムさん(@sukeimu_v)が運営している。
サイドテールがトレードマークのレナスケさんは、VRで演劇やタレント活動をしている。動画配信でのゲーム実況もやっているよ。レナスケさんが出演したVRのTV番組パロディ企画の動画を見たことを話したら、喜んでいたよ。VR動画番組企画のことや、ゲーム配信のことも盛り上がったね。
また、11月にはメタシアターの演劇で「ハムレット」に出演されると聞き、演劇で大変だったことや裏話も楽しめたんだ。
話が盛り上がったら突然、蛍の光が流れていて、イベントの終了時間だ。
レナスケさんに「頑張ってください」とエールを送り、店を出た。
最後に
1時間30分というボリュームのある内容で、遊びごたえのあるイベント。全部回ることができないが、1対5で20分間おしゃべりできるのは話しやすく、ちょうど良い。
VRで活動している人からさまざまな情報を聞けたり、特定のジャンルが好きな人にはどれも相性が良いので、興味があれば行ってみてはいかがだろうか?
まほろばのれん街
開催日時
毎週金曜 22:00〜23:30
対応プラットフォーム
VRChat・PC&Quest対応
公式X(Twitter)アカウント
参加方法
グループインスタンスにJOIN
グループURL:https://vrc.group/MHRB.8213
備考・注意点
・Quest対応のイベントなので、VR機器単体でもどなたでも楽しむことができます。
・キャストやお客さんがQuest対応のアバターとは限りません。
・動作の負担が重いなど感じたらアバターカリングなどでの対応をお願いします。
・会話で混雑しやすいため、イヤーマフモード必須です。