ツバメヤロク - VRレビューブログ

VRSNS・ソーシャルVR(VRChat、Cluster)のワールド・イベント等のレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【VRChatワールド】水曜どうでしょうのクリスマス企画を再現!「車内でクリスマス・パーティー」レポート

 

どうも奥さん。知ってるでしょう?バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)でございます。

突然だけど、「水曜どうでしょう」ってご存知かな?あの伝説のローカル番組だよ!北海道で生まれた自由奔放なスタイルが、道民はもちろん、道外の人たちにも愛されているんだよね。

なぜ「水どう」とVRChatが関係あるのかって話なんだけど、なんとVRChatであの伝説のクリスマス企画を再現されたワールドが登場したんだよ!あの「車内でクリスマス・パーティー」をそのまんま楽しめるって話だぞ。エビチリまで食べられるって聞いて、私も思わず反応しちゃったよ。これ、どうでしょう藩士なら絶対に気になるワールドだよな!

というわけで、今回は「水曜どうでしょう」の簡単な説明と、番組の企画を再現したワールド「車内でクリスマス・パーティー」のレポートをお届けするぞ!

 

水曜どうでしょう」とは?

水曜どうでしょうの前枠で撮影した聖地「南平岸公園」。2024年5月の北海道旅行で撮影した。

 

北海道テレビ放送HTB)が制作・放映した深夜のローカルバラエティ番組、略称「どうでしょう」、「水どう」。1996年10月から2002年9月までレギュラー放送され、その後も再編集版と新作が放送され続けている。

番組は、大泉洋とミスターのこと鈴井貴之、および番組スタッフが行き当たりばったりなロケを敢行する内容となっている。

・・・だが、騙し騙され、罵り合いながら口喧嘩を繰り広げるそのスタイルは、あまりにも自由すぎて、道民のみならず道外の人々にも根強いファンを持つ番組となった。番組放送後もスペシャル版が複数回制作され、独特のあるテロップを交えた数々の名言がファンの心を掴んだ。この番組がきっかけで、大泉洋はスターダムにのしあがったと言っても過言ではない。

水曜どうでしょうの主な企画には、「サイコロの旅」、「原付シリーズ」、「シェフ大泉シリーズ」、「四国八十八ヶ所シリーズ」、「対決列島」「釣りバカ対決シリーズ」など、数多くの印象的な企画がある。

 

「シェフ大泉 車内でクリスマス・パーティー」とはどんな話か

HTB旧社屋だった今はセイコーマートになっている。近くにHTBのマスコットonちゃんの石碑がある。

1998年12月23日放送されたこの企画は、本来「絵ハガキの旅」の最終夜が告知されていたが、クリスマスの特番編成により、2時間繰り下がることが理由に、急遽内容を変更された。この時間帯では視聴者が少ないことが予想されたため、変更は避けられなかっただろう。

「今から間に合うクリスマスの準備を紹介する」という触れ込みで、12月8日の深夜からぶっ通しでHTBの駐車場で行われたクリスマスパーティーの様子が収録された。外はとても寒く、機材車とロケバスのバックドアを開け、ブルーシートを張り、飾りをつけ、調理台にはキャンプ用のテーブルを使用し、火はカセットコンロと網を使った薪火で、非常に簡素な会場での撮影が行われた。この日はHTBのマスコットonちゃんスーツアクター安田顕の誕生日であった。

シェフ大泉は今回も意気揚々。「打ち抜くぞー、打ち抜くぞー」と声を上げ、気合十分で料理を振る舞った。提供されたメニューは、「エビの塩焼きカリフォルニア風」「シェフ大泉風エビチリ」「おにぎりの鶏包み」の3品。その中でもエビチリがあまりにも酷い出来であった。塩、紹興酒、豆板醤を大量にぶち込み、頭と身を煮出したエビの出汁を加え、カセットコンロの最大火力でグッツグッツと煮込んだ結果、辛さが強く、鈴井は「コクがなく、ただ後味が辛い」とコメントし、安田は「お前高血圧で死んじゃうよ!こんなもん食ったら!」と酷評。スタイリストは倒れ、当時のプロデューサーは口を入れた後吐き出し、朝番組の出演者やスタッフがおみまいされるなど、強烈なインパクトを残し、まさに伝説級のエビチリだった。

その後、ベロンベロンに酔っ払ったどうでしょう班は、朝番組のスタッフの好意で番組の飛び入り出演に呼びかけられたが、これがまた大騒ぎ。放送時にアナウンサーの頭を噛みついたり、局のマスコットであるonちゃんをボコボコにしたりとやりたい放題。その原因で、上層部から始末書を書かされる羽目に。ほとんどの人が体調不良になったというオチがついた。

 

・・・という話である。

 

この企画は「第1回どうでミー賞」の各企画部門で4位にランクインし、1夜あたりの平均得票数は1位を記録した。しかし、藤村はやっつけで作った企画が上位になったことに不満を感じていたという。

 

再現ワールド

 

名前の通り、車内でクリスマス・パーティーVRで再現したファンメイドワールド。ヨーロッパの街並みのワールド「Carnelian Town」シリーズや、夏のイベント「寝転ん盆踊り」で知られている、ワールドクリエイター・ねころさん(@nekorojp)が作成した。

この動画は中田らりるれろさんとジカウムさん、ねころさんの三人でクリスマスパーティーをし、ワールドを紹介する内容となっている。

 

 

VR感度が「凍れる(しばれる)」と感じさせる、簡素なパーティー会場。機材車とロケバスのバックドアを開け、ブルーシートを被せ、クリスマスの飾りと薪火、調理台などが配置された。VR空間で当時のテレビの風景が忠実に再現されている。

 

 

車内にはカメラが設置されており、テレビ番組のように車内のパーティーの様子を撮影できる。カメラを動かすことが可能だ。右側の車には、カメラを固定して、車内に設置されたカメラの様子を撮ることができる。右側のボタンを押すとテロップが表示され、「水曜どうでしょう」の名言を写真に載せて楽しむことができる。

 

 

シェフ大泉が提供されたメニュー、「シェフ大泉風エビチリ」と「おにぎりの鶏包み」もVRで忠実に再現。「シェフ大泉風エビチリ」は、口に加えると強烈な辛さが広がり、思わず飛び跳ねるように「おみまい」される仕掛けが施されている。「おにぎりの鶏包み」は、鶏の丸焼きをどかすと、おにぎりと半生状態の卵が出てくるようになっている。

 

実際に行ってみた


パーティー会場の後ろには、白い建物があり、その形状はHTBの当時の社屋を再現しているようだ。どこかで見覚えのあるような感じがしており、ファンならすぐに分かるだろう。「みえるぞ!みえるぞ!HTBの社屋が!」と、思わず興奮したのは私だけだろうか?

 

 

パーティー会場に到着した私は何かを焼いている匂いに気づき、会場に向かった。「何焼いているですか!ここは会社だよ!?」と声を上げる。会社の裏の駐車場でクリスマスパーティーをするのは、普通の人なら驚くだろう。

 

 

シェフ大泉が作った「エビチリ」のエビを食べてみる。食べるのにとても勇気が要る。手に持ったエビチリのエビを口に加えると、「これがエビチリの味かな?」と困惑気味でコメントした後、強烈な辛さが現れ、思わずむせてしまった。これが「おみまいされた」ということなのだろう。VR感度が高い人は、プラシーボ効果で舌が痛く感じてしまうかもしれない。

 

最後に

水曜どうでしょう」の伝説の企画をバーチャルで再現したこのワールドは、道民も藩士も思わず笑顔になること間違いなしだ。番組の魅力を感じる絶好の機会になるだろう。クリスマスの日にどうでしょう藩士と集まり、このワールドでパーティーを楽しむのにピッタリだ。

最近、「水曜どうでしょう」がAmazonプライムで一部の企画が配信している。現在、Amazonプライムには「シェフ大泉 車内でクリスマス・パーティー」は収録されていないが、「シェフ大泉 夏野菜スペシャル」は必見である。ぜひこの作品に触れ、どうでしょうの魅力について語ろう!

 

車内でクリスマス・パーティー

ワールド製作者

Nekoro

対応プラットフォーム

VRChat・PCのみ

ワールドURL

https://vrchat.com/home/world/wrld_61fb0219-eb44-406c-8be1-3ecb97794a21/info

解説

伝説のローカル番組「水曜どうでしょう」のクリスマス企画を再現した、クリスマスパーティーのためのファンメイドワールド。カメラギミックや名台詞テンプレートも完備。あのエビチリで「おみまい」することもできる。

 

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