どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
この前、ちょっと気になるポストを見かけたんだ。
遂にVRChatにも職業安定所が出来たらしい #VRC職安 pic.twitter.com/HNTchJdgKu
— じゅり_VRC (@juri_vrc) 2025年2月20日
どうやらスタッフと思われる人物が、あるイベントの宣伝をしていたようで、内容を見ていると結構面白そうだったよ。
よく見ると、「VRC合同イベント説明会」という名前のイベントらしい。これは、イベントのキャストやスタッフ、運営メンバーを募集するための場で、いわばVRChat版の「合同企業説明会」といったところだな。
【⚠️お知らせ📢】
— VRCキャスティング支援センター (@1192296VRC) 2025年2月20日
イベントに携わりたい希望者様ーーー‼️
当日ぜひお越しくだサイ🙏💦
準備中〜既に営業中のイベントまで、ミンナ貴方を待っています😤
それにまだ知らないイベント、知りたくないですか❓🤫 pic.twitter.com/bFGrcpY6uH
ほう、主催団体の名前は「VRCキャスティング支援センター」か。なんだか職安みたいな名前だな。
そこで、今回はこの「VRC合同イベント説明会」を題材に、「バーチャル就活」について書いてみたぞ。スタッフやキャストに興味がある人はぜひ読もう。
「バーチャル就活」、VRChatイベントのスタッフ・キャストの需要
なぜ、こんなイベントが生まれたのか?その背景には、最近のVRChatユーザーとイベントの急増があるという。
2024年以降、VRChatユーザー数や同時アクセス数の急増し、イベントの需要が高まっている。人気イベントではフルインスタンス(満員)となり、入れない人が続出。また、ユーザーの増加に伴い、イベントスタッフやキャストの不足に悩む団体も増えている。そのため、需要に応じた新しいイベントやコミュニティが次々と誕生しているのだ。
しかし、中には参加者やスタッフとのトラブルが絶えず、最悪の場合、イベントの存続ができないまま終わってしまうこともある。トラブルを防ぐためには、質の良いスタッフを確保することが重要だ。そこで注目されるのが「採用システム」の存在である。これは「サキュバス酒場LILITH」のキャストの面接は、その一例といえる。
また、合同企業説明会のような「VRC合同イベント説明会」では、キャストになりたい人がさまざまなイベントの情報や役割(仕事)について話を聞くことができる。まさに有益なイベントといえるだろう。自分が参加したいイベントが見つかったら、主催者やスタッフに直接話を聞いてみるのも良い。
このように、「VRC合同イベント説明会」を通じて、質の高いキャストを確保しやすくなるのは、大きなメリットといえる。
リアルでは3月になると就活が本格的に始まり、各地で会社説明会が行われる。そんな中、バーチャルの世界でも「VRC合同イベント説明会」が開催されるのは偶然なのだろうか。それとも、リアルの就活と似た雰囲気を意識しているのだろうか。
ちょうど就活が近づく2月には、GMOペパポが対話ガチャワールド「NAGiSA」を活用したカジュアル面談を実施したことも記憶に新しい。
GMOペパポのNAGiSAを使ったカジュアル面談は、「バーチャル空間での面接」という形ではあるが、実際の就職活動に直結するものであり、性質は異なる。一方で、「VRC合同イベント説明会」は、リアルの就活と似た体験をバーチャル空間で味わえるイベントといえる。
もうすぐ桜が咲き始める頃、「バーチャルの就活」は、「リアルの就活」と同じような感覚をもたらしてくれるのではないだろうか。
VRC合同イベント説明会
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X(Twitter)アカウント
ハッシュタグは「#VRC職安」
※イベントの情報についてはXで確認することができます。
対応プラットフォーム
VRChat・PCのみ
開催日時
不定期開催 22時〜23時30分
今回は3月1日に開催。
参加方法
「VRCキャスティング支援センター」グループインスタンスでJOIN
グループURL:https://vrc.group/SHOKUN.7549
※事前に「VRCキャスティング支援センター」への参加が必要。