どうも!バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
突然だけど、君たちは「むにむに公園」って知っているかな?2010年ごろからニコニコ動画で話題になった、物理エンジンを使ったシミュレーション動画だ。もう15年も前の作品になるんだなぁ・・・時の流れってやつは早いもんだ。
私自身、最近になって初めて知ったんだけど、なぜか今になってVRChatやclusterでワールド化されてるんだよな。なんだか不思議だけど、懐かしさと新しさが混ざった独特の空気があるんだ。
というわけで今回は、「むにむに公園」をVRで再現したワールドを紹介していこう。
「むにむに公園」とは?
物理エンジンを使ったシミュレーション動画を投稿している「むにむに教授」による代表作が、「むにむに公園」である。その実験場であり、研究成果ともいえるこの作品は、電子オルガンの妙に中毒性のあるBGMと、実験台にされた人々のシュールな動きが特徴だ。思わず吹き出してしまう展開の連続で、視聴者の腹筋を容赦無く刺激してくる。
もともとは、「ブランコで一回転できるか?」という素朴な検証から始まった企画だったが、回を重ねるごとに公園内のオブジェクトが増えていき、やがて一大テーマパークのような「むにむに公園」が出来上がった。ブランコ、すべり台、シーソー、高層ビル、回転遊具、ベンチなど、現実と非現実の境界を超えた遊具たちが並ぶ。
この公園で実験台にされるのは人間だけではない。時にはガンダムや王蟲なども巻き込まれ、カオスな展開がまた一層の笑いを誘う。「むにむに公園」の世界観が詰め込まれたこのシリーズは、2011年に「ブランコで一回転ができるか?」がニコニコアワード2011(夏)の最終ノミネート作品として選出されたことで、一躍その名が知られるようになった。
VRワールド化
2025年6月24日、「むにむに教授」がVRChatとclusterの両プラットフォームで「むにむに公園」のワールドが公開された。どちらも、あの物理エンジンの動画の世界観を再現した空間となっており、実際に公園内を歩き回ったり、あの実験の痕跡を眺めたりと、没入体験が可能だ。
現在はまだ「工事中」で、今後も新たな遊具や仕掛けが追加される可能性がある。訪れるたびに変化していくワールドになるだろう。
ワールドに入った瞬間、ニコニコ動画でおなじみのあの電子オルガンのBGMが流れ出し、一気にむにむに公園の空気感が広がる。2010年頃にニコニコを見ていた世代にとっては懐かしさ満点で、そうでない人でも思わず笑ってしまうだろう。
VR空間とはいえ、例の巻き添え事故にあわないように祈るしかない。
むにむに公園
ワールド製作者
むにむにmunmuni
対応プラットフォーム
VRChat・PC&Quest(Android)対応、cluster
ワールドURL
https://vrchat.com/home/world/wrld_eedbe41a-89b5-4669-b79f-6a7268ba9e5b/info
備考
clusterのワールドもあり。
https://cluster.mu/w/8b485a73-bf58-4bd0-a865-c985ca3dfdbc
解説
ニコニコ動画で有名な「むにむに公園」をVRワールド化。ワールド内を散策したり見ることができる。実験の巻き添えを喰らわないことを祈ろう。