
どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
いやあ、ついに来たな。「バーチャルマーケット2025Summer」、通称Vket(ブイケット)が開幕だ!・・・と言っても、私は初日のスタートダッシュには間に合わず、1日遅れでの参戦だったんだよな。でも、ログインした瞬間に「Vketはじまったな!」って実感がじわっと湧いてくるんだよ。やっぱり、毎回この時期になるとワクワクするもんだな。
Vketは約2週間の開催だから、無理に始発ダッシュを決めなくても大丈夫。自分のペースで巡れるのがありがたいところだ。だから今回も、じっくり見て回ろうと気持ちで足を運んできたんだ。
で、やっぱり外せないのは「パラリアル」シリーズの企業ワールドだよな。数は多くないけど、その分クオリティは高いし、1つ1つがしっかり作りこまれていて、遊びごたえばっちりだ。VRの面白さってこういうところにあるよなって、改めて感じたぞ。
そこで、今回は「パラリアル東京」と「パラリアルハワイ」の2つの企業ワールドを巡ってきたから、その体験をちょっと綴ってみたよ。
開幕スタートダッシュができなかった理由
バーチャルマーケット2025Summer初日の12日ーー正直、私にとっては「VRどころじゃない一日」だったんだよな。午前中は半ドンの仕事でバタバタして、昼から夜にかけては予定が入ってて外出だったんだ。まったく、こんな日に限って忙しいとはな。
それでも、X(Twitter)のタイムラインを合間にチラチラと覗いてたら、「(企業や一般のワールドの)内容がめっちゃ良かった!」って感想がいくつも流れてきたさ。正直、気になって仕方なかったぞ。VRの中でみんなが盛り上がってる様子を見てると、「ああ、今この瞬間、自分もそこにいたかったなぁ・・・」って、めちゃくちゃ羨ましくなったよ。
ほんの数秒の動画やスクショなのに、あの空気感が伝わってくるんだよな。Vketって、やっぱり特別な場所なんだなって改めて思ったぞ。
パラリアルを回ってみた
イベント初日、企業ワールド「パラリアルハワイ」と「パラリアル東京」の2ワールドを、一人でじっくりと巡ってきた。
ハワイ

パラリアルハワイに降り立った時、最初に目に入ったのはーーなんと船だったんだ。てっきり飛行機で到着したつもりでいたけど、よく考えたらここは「現実のハワイ」じゃなくて、「パラリアル」のハワイなんだよな。現実と仮想は違う。だからこそ、この島全体がひとつのハワイとして、自由な発想で作られているんだなって、ちょっと感心したよ。
そして、ゲートをくぐった瞬間、「アロ〜ハ〜!」って、まるで現実の世界に帰ってきた人を優しく迎えてくれるような雰囲気に包まれたんだよな。あの空気感、なんというか“あたたかい”んだよ。演出じゃなくて、ちゃんと“そこにいる”って実感させてくれるような空間だったぞ。

パラリアルハワイの奥に進んでいくと、美味そうな屋台がズラッと並んでたんだよ。ロコモコにスパム握り、ジュースなんかもあって、どれもこれもハワイらしい料理でさ、つい足を止めて舌鼓を打っちまったな。
そして屋台の方を振り向いたら、なんとVketちゃんがフラダンスを踊ってたんだよ! あれにはちょっと驚いたけど、あの動きと笑顔が場の空気を一気に明るくしてくれて、まさに“南国のお祭り”って雰囲気だったな。思わずこっちも笑顔になっちまうくらい、いいムードだったぞ。

パラリアルハワイを巡ってる途中で、ひときわ気になったのが「キヤノン」のブースだったんだ。どうやら、VR界隈でよく知られてるクリエイターが出てるって話を聞いて、これは行くしかないと思って足を運んでみたんだよ。
Resonite界隈でおなじみのオレンジさんや、フォトグラメトリや3Dスキャンで精力的に活動しているPONDAさんが参加されていて、なんと立体動画の展示がされてたんだ。実際に見てみると、映像が目の前に飛び出してくるようでな、これはもう思わず「うおっ」と声が出ちまうくらいの迫力だったな。ああいう3D動画が自然に見えるのは、さすがキヤノンの技術の底力ってやつだな。
ほかにも紹介したいことは山ほどあるけど、あんまり語りすぎると企業紹介記事みたいになっちまうし、続きはまた後の記事でじっくり紹介していこうと思ってるぞ。お楽しみ。

観光に自然、そしてアクティビティ。どれを取ってもバランスがよくて、巡ってて本当に飽きなかったな。最後の移動のときは正直ピンと来てなかったんだけど、まさかジェットスキーが移動手段になってるとは思わなかったよ。まったく、気づいた時には「そう来たか!」って感じだったな。
よく考えてみると、東京マルイの射撃にヤマハの自転車まであったし、まさにアクティビティ尽くし。これはもう、「リアルのハワイ」に引けを取らないレベルだったと思うぞ。
現実のハワイに行けなくても、VRの世界に入っただけで、あの独特の空気感やノリをしっかり味わえるっていうのは、本当にメタバースの良さが光るところだよな。いやぁ、改めて「体験」の力ってすごいもんだって感じたよ。
東京

パラリアル東京に入った瞬間、「なんだこれは?」って思わず口に出たよ。正直、ワールドを間違えたのかと思ったくらいだ。だって最初に見えたのが、普通のデスクトップPCの下だったからな。
でも、よくパソコンの下を覗いてみたら、Vket2025Summerのキービジュアル入りのマウスパッドが置いてあって、「あっ、間違いない。ここがパラリアル東京だ」ってようやく気がついたんだ。
そしてそのまま画面に近づいていったらーー急に光りだして、仮想の中へズズズッと引き込まれる演出が入ってさ、まるでデジモンのゲームみたいな展開だったよ。こういう演出、ほんとワクワクするんだよな。メタバースの入り口って感じで、テンション上がったぞ。

渋谷のマルキュー・・・つまり109を模した建物のど真ん中で、「あれ、なんか見覚えあるな?」って思ったんだよ。近づいてよく見てみたら、出てきたのがーー歌言つかさの広告だったんだ。
VTuber・・・っていうより、どっちかっていうとVRChatユーザーとしての印象が強い存在だな。Vketがあるたびに、歌言つかさのコラボカフェとか、いろんな形で毎回名前を見かけるんだよ。
ここまで毎回登場してるってことは、もうVketの世界ではかなり有名なんだろうな・・・。ある意味、「皆勤賞」ってやつだな。

東京駅からゲートをくぐって先に進んだところに、パチスロメーカー「UNIVERSAL」のブースがあったんだ。ここでは、最新機種「アレックスブライト」をVRで試遊できるブースが用意されていたんだよ!
さっそく打ってみたら、リールの動きがぬるぬるで滑らか。ほんと、現実のホールそのままの動きだったな。しかもこの台、まだホールに入ったばっかりの最新台なんだ。それが並ばずに、しかも好きなときに打てるって、VRならではの強みだよな。
でもな・・・調子乗って打ってると、巡る予定だったワールドの時間がガンガン溶けていくぞ!これは・・・ある意味でヤバいブースだよ。

浅草エリアをぶらりと巡っていたら、文部科学省のブースを見つけたんだ。正直、Vketに文科省ってなんだ?って思ったけど、気になって中に入ってみたんだよ。
そしたら驚いたぞ。自分のアバターが本の中に入り込める体験型展示になっていて、ページをめくるたびに仮想の本の世界にダイブしていくんだ。まるで自分が絵本の主人公になったかのような感覚だな。
で、よくよく見てみると、どこかで見たようなタッチのイラストが出てきて、「あっ、これVRお父さんの絵だ!」って気づいたんだ。VRChat界隈では漫画系インフルエンサーとして有名なあの人だよ。

道中を歩いていると、ベルサール秋葉原を模した建物を発見したんだよ。あれ?ここってVketリアルで使われてた会場じゃないかって思ったら、やっぱりそうだった。どうやらリアルイベントの需要が高かったから、そのままVRのワールドにも登場させたってわけだな。
中に入ってみたら、リアルイベントでもおなじみのロボット「ファイバリオン」が展示されてて、しかも変形まで出来るんだよ。これはちょっとテンション上がるぞ。
さらに進むと、でっかいムーイやモクリのブースもあって、見てるだけでワクワクしてくる。リアルイベントに来た人は懐かしさで惹かれるし、来られなかった人もVRで楽しめるようにしている・・・まさに両方に興味を持たせる戦略だな。Vket、なかなかやるじゃないか。

Vketで注目すべきポイントのひとつが、Intel(インテル)のブースだな。ここはかなり気合いが入っているぞ。なんと、ワールドクリエイターの蕎麦屋タナベ氏や、ハリセンチャンプ・縄跳びゲームで有名なbironist氏といった、界隈で名の知れたクリエイターたちが制作に携わっているんだよ。
中身はというと、ボタンクリックゲー。ボタンを押しまくって進化させていく感じなんだけど、これがまた延々と押し続けることになるから、だんだん気が遠くなってくるんだよな。でも、仲間と一緒にワイワイやると面白さ倍増だと思うぞ。
こんなふうに、パラリアル東京はとにかくブースのインパクトが強烈なんだ。気づけば時間なんてあっという間に溶けてる。東京の名所をギュッと詰め込んだような構成で、まさに“挑戦的な企業ワールド”って感じだな。これは一見の価値ありだぞ。
最後に感想
企業ワールドを巡ってみた感想だけど、今回はワールドが2つしかなくて、一見ちょっと少なめに感じたんだよな。だけど、その分一つ一つのワールドにしっかり遊びごたえが詰まってると実感したんだ。実際に巡ってみると、1〜2時間くらいは余裕でかかるボリュームだったよ。
今回のVketは、良くも悪くも“コンパクト”な印象だな。ただ、そのおかげでワールド移動のストレスがほとんどないのも大きなポイントだ。規模は小さめだけど、内容は濃厚。飽きさせない工夫が随所にあるんだよ。無理に広げすぎず、面白さにギュッと集中した設計になっているって感じだな。
まだ企業ワールドに行ってない人も、実際に入ってみて、VRの楽しさを体感してみてくれ。今のVketは、“小さくて面白い”がちゃんと形になってるぞ!