
どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!
いやぁ、今年もこの季節が来たな。なんと、VRChatの夏の風物詩「寝転ん盆踊り」が、2025年も再開されたぞ!
このイベント、PCユーザーの間ではもうすっかりおなじみの存在だが、今回はスケールが違う。なんと協賛は50団体、インスタンスは70の規模で同時開催されるという、まさにVRChatの夏祭りと言える盛り上がりなんだ!
そこで今回は「寝転ん盆踊り」ってどんなイベントなのか、少し紹介してみたぞ。
「寝転ん盆踊り」とは?

画像は2023年版です。
2019年からVRChat上で開催されている、ユーザー有志による最大級の夏祭りイベント。VRで活躍するアーティスト・AMOKA(アモカ)によるオリジナル盆踊り『寝転ん盆唄』にあわせて、参加者が自由に盆踊りを楽しむという、非常にシンプルかつ開かれたイベントだ。
踊るのはもちろん、振り付けを真似しても良いし、雑談や飲み会に興じるのも自由。近くにお祭りがなかったり、リアルで一緒に行く友人がいなかったりしても、VR空間で誰でも気軽に「夏の盆踊り体験」ができるのが魅力だ。
ちなみに「寝転ん盆踊り」というユニークな名称は、主催者の名前「Nekoro」に由来しており、「寝転びたい」から取られている。よく「寝転びながら盆踊りをするんですか?」と誤解されることもあるが、実際はちゃんと立って踊るイベントなのでご安心を。
2年ぶりの再開、驚異の70インスタンス同時開催
今回開催される「寝転ん盆踊り2025」では、協賛団体が過去最多となる50団体にのぼり、なんと70のインスタンス会場で同時開催される。参考までに、前回の2023年では33団体・43インスタンス(突発を除く)、同時接続数約2,300人であったことからも、今年の規模拡大ぶりと注目度の高さがうかがえる。
2024年は主催者の私的な事情により公式開催が見送られた(※ユーザー有志による非公式開催は存在)が、その2年のブランクを経て、2025年は改めて多くのユーザーが本イベントを初体験する機会になるだろう。
このイベントを立ち上げたきっかけとその背景

画像は2023年版です。
このイベントが立ち上げられたのは年は2019年。盆踊り大会といえば、どうしても雨天による中止のリスクがつきものだ。「せっかく準備したのに中止になったらもったいない」と思う人も少なくないだろう。そこで、「メタバース・VR空間で盆踊りを再現し、VRで出会ったフレンドたちと楽しめたら面白いのでは?」という発想から、このイベントはスタートした。
ちょうど2020年頃には、新型コロナウイルスの影響で多くの祭りやイベントが中止となる中、メタバースブームの追い風もあり、「現地に行かなくてもVRで盆踊りができる」というメリットが注目された。
このように、天気や感染症などの影響を受けず、自宅からでもイベントに参加できるのは、メタバースならではの大きな魅力である。
寝転ん盆踊りオリジナル曲「寝転ん盆唄」
寝転ん盆踊りのオリジナル楽曲「寝転ん盆唄」は、2021年度からVRで活動するアーティスト・AMOKAとのコラボレーションによって制作・公開された。現在はYouTubeにて振付付き動画が公開されており、BOOTHでは無料で楽曲データがダウンロード可能だ。また、様々なアーティストによるカバー曲も公式サイトで公開され、直接試聴可能だ。
なお、2020年度まではmadoramaさんの「まど音頭(※公式サイト参照)」が使用されていた。
ダウンロードはこちら(BOOTHで無料配布)
振付動画(背面あり)
オリジナル盆踊り楽曲『寝転ん盆唄』の振付動画が公開されている。背面アングル付きで収録されているため、3点トラッキングのVRゴーグルでも踊りやすいように工夫されている。
事前に振付をチェックしておけば、当日スムーズに踊れること間違いなしだ。VR空間での盆踊りを、思い切って楽しもう。
歌:寝転ん盆唄/AMOKA
寝転ん盆踊り2025
開催日時
2025年8月9日(土) 22時~
公式Webページ
主催
Nekoro(@nekorojp)