
どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅だ。
バーチャル世界ではバーチャルマーケットが盛り上がっているし、現実世界では大阪・関西万博の話題がホットだよな。その二つの熱気が、まさかまさかの形でひとつに合わさったイベントがあるんだ。その名も「FISH EXPO(フィッシュ・エキスポ)」!
これは、あの伝説のフィッシュヘッドオンリーイベント「フィッシュケット」の流れをくむ、世界中の魚頭たちが集う奇跡の万博なんだよ。しかもテーマは「いのちかがやく」ならぬ「うろこかがやく」だってんだから、もう情熱の温度が違うぞ。
バーチャルマーケットと同じ時期に開催されているから、Quest対応で行き来もしやすいし、ネタと情熱と創作魂が交差する、不思議だけど魅力あふれるワールドだったな。
というわけで、今回はバーチャルマーケットと大阪・関西万博の熱気が融合した、フィッシュケット「FISH EXPO OSAKANA JAPAN」を紹介するぞ!
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うろこかがやく「FISH EXPO OSAKANA JAPAN」とは?

魚頭アバター「フィッシュヘッド」によるオンリー系VR展示会イベント「フィッシュケット」のことである。
その名の通り、大阪・関西万博を模したワールド構成が特徴であり、フィッシュヘッドたちによる"国際展覧会"をモチーフとしている。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」ーーではなく、「うろこ輝く仮想世界の未来」。
フィッシュヘッド界隈の内外から英知が集い、新たなアイデアや発想を生み出すことを目的としたイベントである。
フィッシュケットとイベントのねらい

参加者たちは、ショップや商品の宣伝をはじめ、自分の"好き"を形にしてアピールしたり、アバターにフィッシュヘッドを着せて楽しんだりと、思い思いのスタイルで参加している。
フィッシュヘッドや水生生物というモチーフを通じて、創作の楽しさを自由に発信できる場となっているのだ。
そのセンセーショナルなインパクトもあって、多くのクリエイターや愛好家がこのイベントに関心を寄せ、実際に参加している。出展ブースはいずれも個性豊かで、見て回るだけでも創作意欲が刺激される。これこそが、『フィッシュケット』最大の魅力であり、強みである。
なんとなく見たことがあるけど、雰囲気は万博そのもの!
「FISH EXPO」は「大阪・関西万博」をパロディ化した万博ライクなVR展示会。そのため、ワールド内には一般の人でも見覚えあるような建物やオブジェクトが点在しており、気軽に楽しめる雰囲気が特徴だ。
このワールドは、PCはもちろん、Quest(Android)対応でもアクセス可能であり、誰でも手軽に参加できるのが魅力のひとつである。
リアルの万博会場に足を運ばなくても、VRChatならその雰囲気を味わえるというのは、まさにバーチャルならではの楽しみ方だ。
というわけで、今回はパッと見ただけで"なんとなく分かる"ようなスポットをいくつか紹介していこう。

FISH EXPOの会場に足を踏み入れると、どこかで見覚えのありそうなフォルムをしたマスコットの像が出迎えてくれる。
よく見ると、その頭にはイクラのようなものがくっついており、あの"有名な形"を彷彿とさせるシルエットとなっている。
なぜかTポーズをしているのは謎だが、それもまた味わいのひとつである。

万博といえば、やはり"あの巨大ロボット"を思い浮かべる人も多いだろう。
スタート地点には、どこかで見たことがあるポーズをとった巨大オブジェが配置されている。
しかも、よく見ると頭部はマンボウというインパクトのある仕上がりだ。
もちろん、VRでもその前で"あのポーズ"をまねてツーショットを撮ることができ、記念撮影スポットとしても人気が出そうだ。

さらに、ワールド内には、「大屋根リング」を模した木造建築物も再現されている。その雰囲気は本物の万博に近く、VRゴーグルで見ると、そのスケール感に圧倒される。
PC&Quest対応ながら、ここまで細やかに万博の木造建築を再現しているのは見事だ。
創芸の美しさ、広がる世界。"万博"らしい出展パビリオン


「FISH EXPO」の会場各所には、さまざまなパビリオンが出展されている。
そのほとんどがフィッシュヘッドや水生生物にちなんだものばかり。魚頭の西洋風彫刻やオリエンタルな像、さらには圧倒的なスケールを誇る海洋生物のレプリカを模したオブジェクトなど、いずれも強烈なインパクトを放っている。
どのパビリオンも個性にあふれ、眺めているだけで創作意欲を刺激されるのが特徴だ。
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なかでも、個人的に強い衝撃を受けたのは、クラゲの絵が大きく描かれたパビリオンだ。
「入口」と書かれた扉に入ると、内部の壁に幻想的なクラゲの映像が映し出されており、まさに万博を彷彿とさせる光景が広がっていた。
VRならではの没入感で、"万博気分"がしっかり味わえる点も魅力的だ。

バーチャルマーケットなどでもおなじみとなってきた、ダンスモーションを楽しめるギミックは「FISH EXPO」にも搭載されている。
大型ステージが設置されたブースでは、ステージ上に立つことでアバターが自動で踊り出す演出が仕込まれており、ちょっとしたライブ体験のような気分も味わえる。

そして、もうひとつ面白いのが、"建設中"のまま公開されているパビリオンの存在だ。
これは、大阪・関西万博でもインドやベトナム、ブルネイなどのパビリオンが当初未完成だったことを踏まえた演出と思われ、VRChatでもその状況を忠実(かつユーモラス)に再現している。
こうした細やかなこだわりの数々に、思わずニヤリとしてしまうだろう。
最後にレビュー

「大阪・関西万博」ブームに乗じてパロディ化された「FISH EXPO」は、フィッシュヘッドを知らない人でも、VRChat上で"万博らしさ"をしっかり味わえるワールドである。
フィッシュヘッドの独自の世界観と、万博特有のスケール感や演出を融合させたこのワールドは、ヴィジュアル的にも新鮮で、創作意欲を刺激してくれる。
建築構造も全体的に「大阪・関西万博」に近づけてあり、万博の雰囲気を仮想空間で手軽に楽しめるのが大きな魅力だ。
リアルの万博には行けないけど、あの空気感を少しでも感じたいという人には、このワールドを訪れてみる価値があるだろう。
FISH EXPO 2025 OSAKANA JAPAN
ワールド製作者
long-potato
対応プラットフォーム
VRChat・PC&Quest(Android)対応
ワールドURL
https://vrchat.com/home/world/wrld_e35c3663-9c35-494e-bee6-20e827a8be62/info
解説
あの万博を模した、フィッシュヘッドオンリー展示会「フィッシュケット」の会場。会場内には、フィッシュヘッドをテーマにした展示物が数多く並び、その雰囲気は"バーチャル万博"そのもの。実際に足を運ばなくても、「行った気分」をしっかり味わえる。