
どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
なんだ?その目は。「またホラー系の記事かよ!」って顔をしているな?まあ、分からなくもないけど、夏なんだから仕方ないだろ!たまにはホラーで涼しくさせてやりたいんだよ。
ホラーと聞くと、心臓に悪いジャンプスケアや、目を覆いたくなるようなグロい描写を想像するだろう。確かに、そういうのは刺激が強すぎて、苦手な人にはきついかもしれない。
でも、安心してくれ。今回紹介するのは、「シュール系ホラーワールド」を紹介するぞ。怖いというより「なんだこれ・・・?」と笑いと困惑が入り混じる、わけのわからない狂気の世界だぞ。オバケよりも不可解な存在に出会える、不思議な体験をお届けしようじゃないか!
はじめに・イメージを覆したホラーワールド
ホラーワールドといえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、ジャンプスケアやグロデスクなゴア表現といった、刺激の強い演出だろう。だが今回は、そうした要素をぐっと抑え、代わりにユーモア成分を多めにブレンドした"シュール寄り"のホラーワールドを紹介する。
オバケの代わりに、思わず「なぜそうなった!?」とツッコミたくなる意外なモノが現れたり、ナンセンスなギャグで困惑と笑いを同時に誘ったりと、恐怖と笑いが入り混じる独特の空気感が魅力だ。
怖さが苦手な人でも受け入れやすく、"ホラー体験"の味わいも残しているーーそんなバランス感覚が光る一作である。
ナレーションがおかしい「Just ホラーハウス」

対応プラットフォーム:PC&Quest(Android)対応
ワールドURL:https://vrchat.com/home/world/wrld_4b35a539-ec36-4206-9d9e-e9abcf5cb071/info
名前の通り、単一目的で構成されたシンプルなホラーワールド。サムネイルはホラーらしさゼロのふざけたデザインで、逆にそのギャップが印象に残る。
このワールドが珍しいのは、ナレーション付きという点。しかも英語と日本語の二か国語対応である。プレイする際は、VRChatのワールド音量を60〜80%程度に設定すると聞き取りやすい。
進行はナレーションを聞きながら進める形式で、謎解き要素は一切なし。迷うことなく進めるため、ホラーワールド初心者にもおすすめだ。

・・・しかし、このホラーワールドは何か変。耳を澄ませて聞くと、驚かせるタイミングがやけに雑で、ジャンプスケアも「なんだこれ?」と思うほど下手くそ。なのに、その下手さが恐怖と笑いを同時に呼び込むのだから不思議だ。
この"くだらなさ"が、恐怖表現が苦手な人でも受け入れやすく、ホラーワールド入門としてちょうどいいスパイスになっている。
シュール系ホラーワールド「Dobisu Of Terror」

対応プラットフォーム:PC&Quest(Android)対応
ワールドURL:https://vrchat.com/home/world/wrld_bae2f0b5-3a54-4ef9-ba71-b1f507531bf8/info
「どびす(Dobisu)」とは何なのか?
初めて聞く人には意味不明な単語だが、このワールドは「てん」という謎の白い生き物が登場する、シュール系ホラーワールドである。内容的にはやや内輪ネタ寄りかもしれないが、この"わからなさ"こそが狂気を引き立てている。

廊下を進むと、ニコニコ顔した白い「てん」がこちらを待ち構えている。近づくと「うふふ」と不敵な笑い声を上げ、プレイヤーをじわじわと狂気の渦に引きずり込む。

どこへ行っても、壁の向こうにも、上にも、びっしりとあのニコニコ顔。そして繰り返される狂気な笑い声は、まるで脳に焼きつくかのように離れられない。集合体が苦手な人は要注意だ。この顔と声のコンボが、じわじわと恐怖を増幅させる。

「うふふ」「うふふ」ーーその声がこびりつく中、道中を進むと、掃除機かけながら迫ってくる「てん」の群れ、目の前に転がる巨大な「てん」、そしてロケットランチャーを撃ちまくる「てん」まで現れる。何をしたいのか全くわからないが、この意味不明な狂気に耐えられるかどうかは、あなた次第だ。
わけわからんけど怖い「どびすの森」

対応プラットフォーム:PC&Quest(Android)対応
ワールドURL:https://vrchat.com/home/world/wrld_9d9f0436-3592-4918-a9e5-e610529a806c/info
名前の通り、このワールドは「Dobisu Of Terror」の続編と思われる。舞台は白い生き物「てん」が徘徊する森。入り口近くの看板には「危険」と書かれているが、その下に手書きで「じゃないよ」と書き足されている。誰かの悪ふざけか、それとも罠か?

森の道を進むと、バターのアバターが突然、見覚えのある白い「てん」に襲いかかる。しかし、そのバターはあっという間に姿を消し、次の瞬間、森のあちこちで白い生き物が絡む怪現象が連続して発生する。
あのニコニコ顔、不敵な笑い声ーーどこかで見たはずの"狂気"が、じわじわと記憶の底から蘇ってくる。

さらに、このワールドには二つのエンディングが用意されている。果たしてあなたは、この不気味な森から無事に脱出できるのか。それとも、またあの笑顔に取り込まれてしまうのか?
バターアバターだらけの「Butter Of Terror」

対応プラットフォーム:PC&Quest(Android)対応
ワールドURL:https://vrchat.com/home/world/wrld_bfeb8131-6324-4950-80bf-9fbb2c7cad43/info
このワールドは、バターアバターを愛でるため・・・というより、名前の通り、バターアバターがメインの斬新すぎるスタイルのホラーワールドである。
所要時間はおおよそ20分程度で、暗闇のエリアが多いため、懐中電灯が必須装備だ。他にも、謎解き・宝探し・アスレチックといった要素も盛り込まれており、単なる探索だけでは終わらない。

物語はある事件から始まる。ある日、バターがトイレの前で何者かに分厚い本で撲殺されたのだ。犯人は未だ不明。

探索を進めると、ドアの向こうから大きな猫の頭が飛び出したり、廊下の先に少女が立っていたりと、屋敷の異変を示す演出が続く。

そして広間のテーブルには、まるで主役を気取るかのように鎮座するバター。その足元では、別のバターが這い寄るように動いている。漂うのは危険な気配と、何とも言えない不穏な空気。
このバター、食べてしまって良いものなのか?それとも・・・食べた瞬間、取り返しのつかないことになるのか?あなたの判断が試される。
マグロ系ホラーワールドシリーズ

タイトルに堂々と「マグロ」とついているだけであって、このホラーワールドにはオバケが一切登場しない。代わりに出てくるのはーーそう、マグロだけだ。そんな斬新すぎるホラーワールドシリーズを手掛けたのは、Coicoi0055さん(@coicoi0055)である。
全ワールドがPC&Quest(Android)に対応しており、動作は軽快。プレイ時間はおおよそ10分程度とサクッと楽しめるため、ホラーワールド初心者にもぴったりだ。
ワールドの共通点はシンプルで、「マグロしか出ない」だけでなく、ワールド内に隠された金色のマグロを探し出てその数を数え、ゴールエリアでパスワードを入力すると、マグロの3Dモデルが展示された特別エリアに入ることができるという仕掛けになっている。
このワールドはVRChatのワールド音量設定で80%に設定すると、より臨場感のある恐怖を楽しめることができるのでおすすめする。
マグロしかいない屋敷その1「マグロ屋敷」

対応プラットフォーム:PC&Quest(Android)対応
ワールドURL:https://vrchat.com/home/world/wrld_255f39b7-f5e0-41cf-a5c9-07e5d631ece4/info
タイトルはシンプルながらも、その名の通り登場するのはマグロだけ。ワールド構成も分かりやすく、そしてホラーワールドらしくジャンプスケアはしっかり用意されている。

だが、たかがマグロだと侮ってはいけない。待ち構えているのは、頭部がマグロのフィッシュヘッドらしき存在。あちらに行っても、こっちに行っても、至る所でマグロ、まぐろ、そして鮪。どこへ行ってもプレイヤーのそばにマグロがやってくる。


極め付けは、テレビのある居間に鎮座するマグロのカマ。その手前には「マグロに切り身を食べさせて」と書かれた謎のメモ。マグロがマグロの切り身を食べるのか?という不思議さが、笑いと狂気を同時に引き立てている。
オバケ屋敷ライクでありながら、オバケの代わりにマグロだけが支配するーーそんな狂気あふれる演出を「マグロ屋敷」でぜひ体験してほしい。
マグロしかいない屋敷その2「マグロ旅館」

対応プラットフォーム:PC&Quest(Android)対応
ワールドURL:https://vrchat.com/home/world/wrld_d15ae273-fc3f-4b2a-8bfa-69d8eda9e1bd/info
ここは山奥にひっそりと佇む、古びた小さな旅館ーーその名も「マグロ旅館」。もちろん、名前の通り登場するのはマグロだけだ。

道中で歩いていると、ぶつけた痕が残ったままの車が突然ブザーが鳴らし出す。いきなりの演出かと思いきや、その奥からは金槌で何かを打つ音が立て続けに響く。恐る恐るのぞくと、またしてもマグロの頭をした人型が、まるで五寸釘を打ち込むかのような仕草をしていた。背筋がゾッとし、思わず「またマグロか・・・」とつぶやいてしまう。

館内に入れば、一見ごく普通の旅館。しかし廊下を進めば、突然マグロが飛び出したり、障子越しにマグロがスッと横切ったり・・・まるで旅館全体がマグロに支配されているかのようだ。

ジャンプスケアも増し、恐怖演出がパワーアップした「マグロ旅館」。マグロが支配するこの狂気から、あなたは無事に脱出できるのだろうか。
マグロしかいない屋敷その3「マグロナイトメア」

対応プラットフォーム:PC&Quest(Android)対応
ワールドURL:https://vrchat.com/home/world/wrld_1d4cbe10-270e-4d93-ae92-b4b5fc7fe8a2/info
ここは寝室。ベットに潜り込み、まどろみの中へ落ちていくーー。
しかし、目を覚ますと、部屋の空気は妙に重く、何かに包まれるような得体のしれない恐怖が漂っていた。

扉を開けると、そこは見覚えのない空間。まるで洋館に迷い込んだかのような錯覚を覚える。奥へ進むと、廊下の先に怪しい人影。よく見ると、それはマグロの頭をしたスーツ姿の人物だった。

「なんでマグロが?」と困惑しつつも、さらに足を進めるうちに、ここが「夢の世界」であることに気づく。だが安心する暇もなく、至る所でマグロが襲いかかってくる。そうーーここは「マグロナイトメア(鮪の悪夢)」なのだ。

暗がりの探索、追跡、そして不意打ちの恐怖。難易度もひとつ上がったこの狂気のせかいでは、眠ってもなおマグロが追ってくる。
あなたも、この悪夢の一夜を体験してみてほしい。
最後に

今回は、Quest単体でも楽しめるシュール系の変わり種ホラーワールドを紹介した。
見た目こそホラーワールドだが、「オバケじゃないのに、なぜこうなった?」と思わず首をかしげるような狂気が待ち受けており、その不可解さに飲み込まれること間違いなしだ。
例えるなら、プールに入る前に水を慣らす感覚のように、ホラーワールド特有のジャンプスケアに"軽く慣れる"ための場として最適だ。ホラーが苦手な人でも安心して挑戦できる入門編として、ぜひ一度足を踏み入れてみてほしい。