ツバメヤロク - VRレビューブログ

VRSNS・ソーシャルVR(VRChat、Cluster)のワールド・イベント等のレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【VRChatイベント】毎月1日掛け声あげながらスクワットをする謎の集い「VRCブラック朝礼集会」潜入レポート

 

どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!

X(旧Twitter)のタイムラインを眺めていた時、でんきいすさんが投稿していた漫画が妙に気になっていたんだよな。

 

 

「オイショー、オイショー」と掛け声を上げながら、ひたすらスクワットを繰り返す謎の集いーーその名も「VRCブラック朝礼集会」。私は社畜とは縁遠い生活をしているけど、この朝礼集会、一体どんなものなんだろう?と気になって仕方がなかったんだ。

そこで、今回は「VRCブラック朝礼集会」について紹介しよう。その謎を解明するべく、まるでアマゾンの奥地に潜入する探検隊のような気持ちで、このイベントに飛び込んでみたぞ!

 

「VRCブラック朝礼集会」とは?

 

名前の通り、ブラック企業でありがちな光景を体験できるロールプレイ系のイベントである。内容は、いきなり"営業メール"と称してフレンドに招待を送りつけたり、ネットでネタになった「オイショー!」の掛け声に合わせてスクワットをしたりと、常識外れのとんでもない展開が待ち受けている。

このイベントは毎月1日の22時30分に開催されており、なんと3年も継続して続いているというから驚きである。VRだからこそ実現できる「ガチのネタイベント」と呼ぶにふさわしいだろう。

 

「ブラック朝礼」の元ネタ・豊田商事

今月はね!一日(いっぴ)からね!飛ばしていきますよ!いいっすか!

\ハイ!/

それには今日!新規面談もろうたら!一本目粘って!とにかくお客さんと勝負して!
今日一日ね!目一杯やってください!

 

このイベントの元ネタは、豊田商事の朝礼である。掛け声「オイショ!」とともにスクワットを繰り返すネクタイ姿の社員たち。その様子は、上司が大声で叱咤激励し、月初めから気合を入れて、仕事に励むよう求めるという、昭和感あふれるものだった。

この光景は2014年、フジテレビ系の番組で豊田商事会長刺殺事件を扱う中で放送され、一気に世に知られることとなった。その後、2019年ごろからネットミームとして再び注目され、2020年以降は「ネタ」として頻繁に語られるようになったのだ。

豊田商事といえば、1970年代末から1980年代前半にかけて起きた純金投資詐欺事件、そして会長の刺殺事件で知られている。営業部門のスクワット朝礼に加え、テレフォン部門では成果発表をさせたり、売り上げが悪い社員を2〜3時間立たせたりと、研修や朝礼の内容もかなり過酷だった。まさに「昭和のブラック企業」の典型例といえるだろう。

 

イベント会場に置いてある、純金を模した3Dモデル。

 

実際に行ってみた

9月1日、午後22時30分。「VRCブラック朝礼集会」は人気イベントだと聞きつけ、私は少し早めにJOINした。

会場に降り立つと、まず目に入ったのはスーツ姿のツインテールアバター。主催の橘タカ(@taka19us)さんである。第一印象は、威勢が良く、ただ者ではない雰囲気。これきっと"面白いイベント"をやっているに違いない、と感じた。

しかし、私はあくまで取材目的。興味本位で参加したはずだった。だがこの後、イベントの実態を身をもって思い知らせることになる。

 

突然の"営業"をさせられる

参加者が次々と集まったところで、主催がトラメガを片手に声を張り上げた。

「さあ、営業メールを送りつけましょう!」「新人社員は(ノルマで)20人呼びましょう!」「フレンドだけど話したことがない人でも良いから、招待インバイトを送りましょう!」

・・・会場に響き渡るその声を聞いた瞬間、私は「!?」と頭の中が宇宙猫ミームの画像に上書きされたように吹っ飛んでしまった。冷静に考えると、これは元ネタである豊田商事がやっていた無差別勧誘と重なる演出。つまりブラック企業の空気を擬似体験するロールプレイイベントだと気づいたのだ。

私は半ばパニック状態になりながら、フレンドを必死に探していた。しかし、ああ、ほとんどがイベントで取り込み中・・・これは無理だ。周囲では「エンジンかずみ(※VRChat界隈のインフルエンサー、NAGiSAの制作者)を呼ぼう!」と、冗談混じりに招待を送りつけようする声まで飛び交っていた。

 

次々と呼ばれてきた"何も知らない人"たち

しばらくすると、次々と新しい参加者が会場に入ってきた。その多くは事情を知らず、フレンドからの"営業メール"に釣られて来てしまった人ばかりである。中には、突然呼ばれて状況がわからず、戸惑うユーザーも多く、必死に事情を説明するフレンドの姿もあった。

気づけば、私のフレンドまで会場に現れ、「燕谷さん、何やっているんですか!?」と困惑した様子で問いかけてきた。

まさに"ドッキリ"だ。呼ばれた当人からすれば、水曜どうでしょう大泉洋ばりに「なんで俺がここに?」という心境だったに違いない。

 

新人社員の意気込み

営業パートが終わると、次は新人社員(初参加者)を対象にした「意気込み」へと突入した。ゾロゾロと前に呼び出されるのは、何も知らずに参加してしまった人たちばかりである。

主催と目が合うと、容赦無くトラメガを手渡され、その場で意気込みを言わされる。「誠意を持って尽くします!」と気合の入った一言が飛び出すと、主催は気合を入れて仕事に励むように叱咤激励。

この"新人意気込み"のフェーズは、完全に体育会系の雰囲気である。VR空間なのに、まるでブラック企業の朝礼に放り込まれたような感覚に陥る。

 

そしてスクワット

そして本題に突入。動画に合わせ、主催に続いて参加者全員が天をつくようにスクワットを始める。「オイショ!」「オイショ!!」「オイショ!」「オイショ!!」と掛け声が響き渡り、スーツ姿の参加者たちが一斉にスクワットする光景は圧巻であり、同時に異様でもあった。

私もその流れに飲まれ、関節が悲鳴を上げるまでひたすらスクワットを続ける。VR空間とはいえ、体を動かせばちゃんと疲労は蓄積していく。主催ですらヒイヒイ言いながらも5セットをやりきり、このカオスなイベントは幕を閉じた。

 

最後にレビュー

「VRCブラック朝礼集会」は、一見ただのスクワットをするだけのイベントに見える。しかし実際は、"営業"と称してフレンドを巻き込んだり、初参加者に意気込みを語らせたりと、ブラック企業さながらの雰囲気を味わえるユーモア満載のロールプレイイベントである。

フレンドを巻き込んで"ドッキリ体験"させる仕組みはなかなか面白く、逆に自分が呼ばれる側なら思わず身構えてしまうだろう。スクワットだけがメインだと思って油断していると、ブラック朝礼の本領を思い知らされるに違いない。

 

VRCブラック朝礼集会

開催日時

毎月1日 22時30分〜23時

 

対応プラットフォーム

VRChat・PC&Quest(Android)対応

※Quest単騎だと動作重めので注意。

 

参加方法

「taka19us-タカ-」にフレンド申請後、JOIN

 

備考

インスタンス容量最大80人まで。多人数で行われるため、アバターのカリング、グラフィックなどの設定を必ず調整をお願いします。

 

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