
どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
2026年3月18日、この日はなかなかすごい一日だったな。まるで仮想世界に嵐が吹き荒れたような、そんな感覚だよ。
朝は「Horizon Worlds」のVR版が今年6月でサービス終了するという速報が飛び込んできてな。「えっ、もう終わるのか?」と、いきなり現実を突きつけられた気分だったよ。そして昼には「POPOPO」の発表会の動画が公開されて、15時にはそのままリリース。展開が早すぎて、頭の整理が追いつかないんだよな。
一つの時代が区切りを迎えるようなニュースと、新しい何かが生まれる瞬間が、同じ日に重なっている。この落差というか、流れの速さが、今の仮想世界らしさなのかも知れないな。
というわけで今回は、この日に起きた仮想世界に関する話題について、私なりに感じたことや思ったことをまとめてみたぞ。こういう"変化の瞬間"こそ、しっかり観測しておきたいところだな。
おことわり
この記事には、筆者個人の見解が含まれています。
人それぞれさまざまな考え方がありますので、その点をご理解のうえお読みいただけますと幸いです。
"メタバースの低迷の象徴"?「HorizonWorlds」のVR版終了
3月18日、MetaはVR向け「Horizon Worlds」を段階的に終了し、Quest版アプリを6月15日に停止すると発表した。今後はスマートフォン向けの「Meta Horizon」アプリを中心に展開し、モバイル重視へと舵を切る方針である。近年のMetaはVR単体ではなく、AIメガネやウェアラブル、さらにはAIインフラへの投資を強めており、今後の判断もその流れの延長線上にあると言えるだろう。
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しかしユーザーからは「思っていたメタバースと違う」という声が多く見られる。このズレは単なる期待値の問題ではなく、体験設計そのものに起因している可能性が高い。特に日本のVRユーザーにとっては、表現力の乏しさや没入間の弱さ、継続して遊びたくなる動機の不足が大きな課題であった。また、ユーザーがどこに価値を見出すのかというリサーチやマーケティングの精度も十分とは言えなかった。
Valveの設立者ゲイブ氏が「メタバースを知りたいならラノシア(ファイナルファンタジー14の地名)に行け」と語ったように、重要なのは技術ではなく、そこに集まる人々と体験の質である。Metaは理想を先行させるあまり、既に成熟しているコミュニティ文化への理解が不足していたのではないか。今回の方針転換は、そのズレが顕在化した結果とも言えるだろう。
2026年3月21日追記。
VR版『Horizon Worlds』終了発表から2日後、3月20日にすぐさま配信終了の撤回が伝えられた。
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通話アプリ「POPOPO」の参入
3月18日に発表された通話アプリ「POPOPO」は、これまでの通話とは少し違う、新しい体験を目指したサービスだと感じた。GACKT氏や庵野秀明氏といった著名人が関わっていることから、エンタメ寄りで若い世代を意識した作りになっているのが分かる。
このアプリの特徴は、通話中に自分のアバターに置き換わり、まるでキャラクター同士が会話しているように見える点だ。さらに音声データをもとにカメラワークが自動で切り替わるなど、映画のような演出も加わり、ただの通話を"見て楽しむもの"に変えている。
また、人の目を見るのが苦手な人でも、アバターを通すことで気軽に会話できるのも大きな魅力だ。アバターで自由に動き回れるようなVRSNSとは違い、操作はシンプルに抑えられているため、VRChatのような使い方を期待すると少し違うと感じるかもしれない。
全体としてPOPOPOは、通話をよりカジュアルで楽しいものに変え、アバター文化をライトに広げようとするアプリであり、今後どう広がっていくのか注目したいところだ。
なぜ"万人向け"でも使いたいのか。MIRO氏のコメントについて。
POPOPOの開発背景には、MIRO氏の「3Dアバターを使ったコミュニケーションの楽しさを、もっと多くの人に広めたい」という思想がある。そのため、リリース当初からVRMアバターのアップロード機能をあえて実装しないのは、意図的な設計であると言える。
従来のVRSNSでは、アバターの準備や設定といった手間がハードルとなり、新規ユーザーの参入を妨げてきた。POPOPOはその"めんどくささ"を排除し、誰でもすぐに使えるカジュアルさと利便性を最優先にしたのである。目的に辿り着くまでの障壁を徹底的に取り除くためには、相応の時間と試行錯誤が必要だったこともうかがえる。
現段階ではアバターアップロード機能は未実装だが、これはあくまで初期段階の仕様であり、今後の拡張が見込まれる部分である。まずは「使いやすさ」を軸にユーザー体験を整え、その先に自由度の高いアバター活用が開かれていく構想だと考えられる。
サポートサイトのFAQでも書かれていて気づいている人もいますが、POPOPOリリース時はVRMアバターの持ち込みはできないです。VRMは他ならぬ自分自身が推し進めてきた理念ですから、やるかやらないかで言ったらもちろんやります。ただ、POPOPOで成し遂げたいと思っていることがもうひとつあるんです。… https://t.co/PtiZ9WH8xs
— MIRO (@MobileHackerz) 2026年3月18日
最後にまとめ
今回の3月18日の出来事から見えてきたのは、VRや仮想世界において最も重要なのは「ユーザーとの理解」だ。見た目の美しさや体験の自由度だけではなく、誰でも直感的に使える"使いやすさ"がなければ、多くの人には受け入れられないのである。
特に、子どもからお年寄りまでスマホ一つで触れられる手軽さは、今後のプラットフォームにおいて欠かせない要素だといえる。どれだけ優れた技術であっても、ターゲット層と噛み合わなければ意味がないのだ。
将来の仮想世界は、最先端の技術競争であると同時に、「共感」や「親しみやすさ」をどれだけ理解できるかが問われる領域になっていくのかもしれない。