バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)です。
12月27日、VRChatでワールドに詳しい方ならご存知ですが、ワールドクリエイター「ケセドCHESED」さんの1作品目の公開日から2周年迎えました。
「ケセドCHESED」さんは週に1回休まずにワールドを作る方で有名。ファンタジーものをはじめ、イベントや実用性あるものまで、バラエティに富んでいる。
今回紹介するのはワールドクリエイター「ケセドCHESED」さんの100作品目という記念すべきワールド・・・
「ケセドランド」です!
パッと見て記念すべきだ!と言える要素もあります。
今回は「ケセドランド」の園内を散策します!
私がいるのは藤の花のブランコ。2作目「ケセドの空の島」の部分を流用したもの。
過去の作品のネタが入っていると思わずニヤけるなあ。
ポストに手をかざすと何か入っていると分かる。
その中身を開けてみよう。
ポストの中にはケセドCHESEDさんの手紙。桜の花びらをあしらった便せんが特徴だ。
PCユーザーもQuestユーザーでも楽しくできるワールドでありたいと願いが込められている。
止まらずに延々と走り回る汽車。乗ることはできるが、乗るタイミングが難しいので大変だ。
何?降りるって?怖いなぁ・・・。降りる時も勇気がいるぞ。
これは「お砂糖の鐘」かな?ん、「恋愛の鐘」か?鳴らすことができるぞ。
こういうデートスポットにぴったりなところがあるだろう。
パートナーと一緒に遊園地デートで洒落込もう。
メリーゴーランド。遊園地だからこういうものはよく見かけるんだよな。
ゆっくりと動き回るので酔わなくて大丈夫だ。
大変大きな観覧車だ。色とりどりのゴンドラが回っている。
観覧車に乗ってゆっくりしよう。遊園地の景色は綺麗だ。
園内の中心にある「ケセドCHESED」さんの肖像画が大きく浮いている。角度を変えて見ると、少し動いた感じの立体パネルだ!
最後にジェットコースター。VR界で有名な3Dワールドクリエイター・蕎麦屋のタナベ氏のリスペクトで作られたことが「ケセドランド」の注目ポイントだとウワサを聞いたが、見ての通り故障中だ。そのままでも乗れるのは本当に大丈夫か?
あれ?故障中でも動けるじゃないか。普通にジェットコースターが進んでいく。何事もないように動いているはずが、何だかおかしい。
レールが外れて何か浮いているようだ。どんどん上へ上がると・・・。
なんだこれーっ!?
ジェットコースターが宙に浮き、あり得ない方向へ空を走る。銀河鉄道状態だ。
ケセドランドの園内の周りを駆け巡るように飛んでゆく。
しばらくして出発地点に戻った。あー怖かった・・・。
何故リスペクトしたポイントはタナベ氏が作成した「VRメルヘン村」のジェットコースターを参考にしたそうだ。リスペクトってそこだったのか!
ジェットコースターから降りた後、私は園内に目立つ一樹(いちじゅ)の大きな満開の桜に目が止まった。不思議そうに桜の木の周りを調べて立ち止まり、人と対面するかのように見つめた。
目がうずき、頭から全身に伝わるようなノイズを感じさせ、別の世界にダイブするかのように一瞬画面のように切り替わった。
※シリーズ1作目のケセドの桜。
・・・アッ!!
うわああああ!!
思わずヘッドギアの耳元を押さえつけるように苦しんだ。
「タシカナメ」から捉えた「記憶の記録」のライブラリから無意識に取り出した「映像」。
記憶の映像の中から、大きなドームの中にある一樹(いちじゅ)の桜を対面した様子が頭に映し出されていた。
つまりフラッシュバックした。
ケセドのワールドの原点。それは桜。
現実の世界では春しか咲かない華やかな存在。電脳の世界で永遠に咲き続けたい思いによって具現化したものだろうか。
作った者によるワールドの力はこんなに凄いものだと、私の目に焼き付き、身体じゅうに染み渡ってきた。
ケセドランド。
記念すべきと言っても過言ではないワールド。
長年の記憶と記録に残るワールドは、これまでにない素晴らしさを魅せられた。
タシカナメに焼きつき、感動を覚えた。
ワールド情報
100thケセドランド-CHESED LAND AMUSEMENT PARK-(Quest対応)
ケセドワールドの記念すべき100作目。モチーフはオーソドックスな遊園地。過去作品の一部のデザインが入ったり、リスペクトした部分もあり、メッセージ性のあるワールド。
ケセドの桜-CHESED's SAKURA-(Quest対応)
ケセドの1作目。原点のワールド。大きなドームの中に一樹(いちじゅ)の桜が特徴。周りに鳥が飛び、華やかさを表現。