VRChatの世界でよく知られている、バーチャル沖縄。
このワールドはパラリアル化したワールドのプロトタイプだと噂されていた。
2023年、年に2回のバーチャル世界の祭典「バーチャルマーケット2023Winter(以下Vket)」にパラリアル化した沖縄が現れるという。最近は「OKIVFES(オキブイフェス)」という、バーチャルで沖縄の文化を発信する大規模イベントを控えており、バーチャル沖縄に住まう人の間ではお祭りのムードになっていた。
バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
バーチャル沖縄の空港からバスに乗り、今は国際通りにいるんだ。今回は沖縄のイベント「OKIVFES」に合わせてアロハシャツを着てみたよ。
バーチャル世界に沖縄は存在しているのにも関わらず、パラリアル化した沖縄があるらしい。前回のロンドンと同じく、直接行くようなところではなさそうで、本当にどこにあるのかわからないんだ。
さて、国際通りでご飯食べてからビーチに行こうかな。
国際通りの沖縄料理店でソーキそばを食べた後、バスに乗ってとあるビーチへと向かった。
バスからビーチに着いたぞ。それにしても眺めのいいところだな・・・あれ?
燕谷が見たものは・・・?
向こうには子ども3人いるぞ?下には何かいると思ったら、マンタがいじめられている!?
コラー!何やっているんだ!マンタがかわいそうだぞ!
あー・・・逃げられたな。
いじめられたマンタが何かを言っている。助けてくれたお礼に海の下のところに連れてってあげるんだと?浦島太郎みたいな話だな。
マンタの背に乗り、海の底へ連れて行くと・・・
なんだこれ!これは「パラリアル沖縄」!
海の中には竜宮城もとい、パラリアル沖縄にある国際通りだろうか?赤を基調としたカラフルな建物が並んでいる。
パラリアル化した沖縄はさまざまな観光名所と竜宮城を融合した世界だ。VRChatの世界で実存したバーチャル沖縄と一味違う、パラリアル特有の沖縄の世界が楽しめるようになっている。
「ヤマハ発動機」のブース。前回大好評だったメタバース空間の乗り物「YVM-P01」が沖縄のご当地バーチャルタレント「根間うい」とのコラボで登場。オリジナルのカラーリングと音声案内を楽しむことができるんだ。
・・・で、そこに猫の空気人形みたいな乗り物はなんだ?「MWT-9(NIKENの全身となった前2輪の大型バイク)」を猫にしてしまったキャラクター「ニャイケン」の乗り物があるんだ。そっちは静岡浜松のご当地VTuber「調月音葉」のボイスで案内できるんだ。
前回に引き続き出展の「バンダイナムコミュージックライブ」のブース。
今回はパラリアル・沖縄と渋谷原宿の二つで出展だ。沖縄のほうは前回大好評だった「涼宮ハルヒの憂鬱」の「ハレ晴レユカイ」のダンスを「みゅゅ〜しゃちょ〜」と一緒に踊れるんだ。
ダンスをする前にOBSのキャプチャーのご用意はどうかな?
「東京マルイ」のブース。今回は7連続出展だぞ。
今回は東京マルイのスクラッチパネルがあり、VRエアソフトガンで撃ってボードを削ってクイズにチャレンジだ。キャンペーンに応募するとプレゼントが抽選でもらえるぞ。このブースはパラリアル・沖縄の4ヶ所にあるんだ。
ふるさと納税に力を入れている、「静岡県焼津市」のブース。今回は4回連続の出展だ。
ブース内では焼津港で水揚げされたマグロやカツオなどの海産物をどんどん積んで、高さや個数などのスコアを競う海鮮丼タワーバトルゲーム「丼どん!海鮮"積み上げ"DooN!」が楽しめるんだ。
ブース内に設置されている納税額シミュレーターで、ふるさと納税の寄付金限度額を知ることができるし、デジタルポスターから直接ふるさと納税寄付のサイトにジャンプし、そこから寄付することもできるんだ。
ここにもオーガマンだ!前回に引き続き2回目の出展、福岡を中心に展開している薬局「大賀薬局」のポスターだ。オーガマンの公式X(Twtter)をフォローし、ポスターと一緒に撮影した写真を特定のタグをつけて投稿すると、抽選で50名様にスタバのドリンクチケットが当たるんだ。
前回のパラリアル福岡のおかげで今回もスポンサー出してくれるとは、地元の人にとっては嬉しいだろうね。
地下道に入ったら「CAVE OKINAWA」かな?そこには「VketStore」のブースがある。
「Vket Store」とは、VR・メタバース内で使えるアバターやアセットなどを売り買いできるEDサイトだ。
このブースはバーチャルマーケット2023Winterのワールドで登場したアイテムが展示されているよ。
「SUNTORY」のブース。このブースはパラリアルのロンドン、沖縄、渋谷原宿だけじゃなく、リアルVketにも出展されているんだ。
大人の飲み物だから大人になったVketちゃんのパネルが目印だ!
リアルVketではサントリーオールフリーがもらえるキャンペーンがあるんだ。Shibuya Sakura Stageにはコスプレイヤーもいるとかね。
前回に引き続き2回目の出展の「パイロットコーポレーション」のブースだ。
沖縄のビーチにはぴったりな沖縄らしい2回建て。1階には6つのキャンパスとパイロット社製の筆記具があり、その筆記具で書いた絵が突然立体になって浮き出るんだ。キャンバスに色んなものを書いて遊んでみてはどうかな?
アンケートに答えると高機能シャープペンシルの3Dモデルがもらえるんだぞ。
パラリアル沖縄のビーチに進むとそこは沖縄の守り神である巨大なシーサーがドンと立っている。周りにはカラフルな魚の群れが横切り、海の中の上は光の柱がかかるように見上げていた。
そこにはさっきのマンタが現れ、「もっとすごいところがあるけど、一緒に行ってみる?」と言ったそうで、マンタの背に乗って海の中を駆け巡るように回って行った。
おお!これは守礼門!通り道はさんごが並んでいて雰囲気は竜宮城だ。パラリアル沖縄にも首里城があるかな?
今回初出展のブース、「ものづくりのまち」として知られている「愛知県豊田市」。先進的な取り組みや開発について展示されているんだ。
「空飛ぶクルマ」に試乗できたり、ドローンを作る体験で、豊田市の「ものづくりのミライ」をメタバースで体験することができるんだ。
完成したドローンは突然勝手に飛び回っていて、どこに行ったのかわからなくなったな・・・。
「アークシステムワークス」。人気格闘ゲーム「ギルティギア」のキャラクターの衣装セットがVket Storeで販売されているんだ。
「メイ」や最近話題になった「ブリジット」の衣装セットが展示されているよ。
豊田市のブースを見終え、パラリアル沖縄の敷地を回るとそこは世界遺産・首里城が見えていた。そこにマンタと乙姫だと思われるピンク色をした大きなマンタがいた。
「うちのマンタに助けられたんですね。乙姫も感謝しています」
「ぼくと一緒にあそんでくれてありがとう」
マンタは喜び、海の上へと消えて行った。
それにしてもパラリアル沖縄はなかなか面白いところだったな。結構良いものが見れたぞ。
パラリアル沖縄。
助けたマンタに連れて行った先はまるで竜宮城のような世界。浦島太郎みたいなお話だけど、時間があっという間に進んでしまうウラシマ効果を感じさせる。
バーチャル沖縄と一味違う、パラリアルならでの別の世界を楽しむのも良いでしょう。
そうだ、12月15日から24日まで開催される沖縄のバーチャルフェス「OKIVFES2023」があるんだ。
Vketが終わる時期からイベントが始まるんだ。このブースはゴーヤの形をした鉄砲で撃って遊ぶことが出来るよ。
バーチャルマーケット2023Winter
公式サイト
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ワールド情報
Vket2023W Parareal Okinawa(PCのみ)
期間限定ワールド。観光が盛んな沖縄をまさかのパラリアル化!現実世界の沖縄と竜宮城を融合させた国際通りから首里樹に続く、海の中の世界となっている。
衣装クレジット
VRoidアロハシャツ:Mitsuse VC