ツバメヤロク

VRSNS・ソーシャルVR(VRChat、Cluster)のワールド・イベント等のレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【Vket】バーチャルマーケット2024Winter「パラリアルフジヤマ」で企業ブースを紹介してみた。

 

どうも!バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!

Vketのことバーチャルマーケット2024Winterが終盤に差し掛かってきたぞ。この頃には、もう全てのワールドを回り切った猛者もいるかもしれないな。しかも、21日と22日はVRを盛り上げるリアルイベントも開催されるそうで、終盤戦はますます盛り上がりを見せているみたいだ。

今回紹介するのは「パラリアルフジヤマ」だ!名前を聞いてみんなが思い浮かべる富士山とは全然違う、独特な世界が広がっているらしいぞ。それに「フジヤマ」だけあって、あの有名な人気コミュニティも出展しているから、見逃せないだろう。

というわけで、今回は「パラリアルフジヤマ」を散策しながら、企業ブースを余すところなくを紹介していくぞ!。クリスマスの時期だけど、正月気分を先取りして、ご来光を見に行こう!

 

パラリアルフジヤマ

 

静岡と山梨にはない架空の街に位置する「夏雲商店街」。車から降りるとゲートをくぐり、真っ先に目に入るのは大きな赤い鳥居と富士山が見えた。ここが「パラリアルフジヤマ」の入り口だ。

 

大きな鳥居をくぐると、土産物や企業ブースに囲まれた噴水が光り、色とりどりの玉や金魚が空に湧き出す。夏のフジヤマのイメージが表現されているようだ。

 

これまでとひと味違うフジヤマの世界

これまでの企業ブースワールドである「パラリアル」は、現実の都市と仮想を融合したものであったが、「パラリアルフジヤマ」はこれまでのスタイルとは全く異なり、現実の富士山周辺の街を融合したものではなく、仮想のイメージが強く表現されたものである。

「パラリアルフジヤマ」に登場する「フジヤマ」は、現実の富士山ではなく、仮想の世界から生まれたものである。決して静岡の富士山と山梨の富士山ではない。(この点に関しては、揉める可能性を避けるために、別の富士山を選んだかもしれない。)

余談だが、一部のユーザー有志が静岡に「パラリアル」を誘致したいとポスターで呼びかけていたことが懐かしい。実現できたことは良かったはずである。

 

いろんなアイテムを集めよう!


「パラリアルフジヤマ」には、各地に赤い鳥居とほこらが点在しており、ほこらの中には5つのお宝が置かれている。お宝に触れると、何かが起こるらしい。

ちなみに、お宝はかぐや姫の物語に登場する「火鼠の皮衣」「蓬莱の玉の枝」「龍の首の珠」「燕の子安貝」「仏の御石の鉢」の5つである。パッと見ただけで分かるだろうか?

 

ブースを回ってみた

今回「パラリアルフジヤマ」ではインパクト溢れるブースが盛りだくさんだ。じっくりと遊びたいコンテンツも豊富なので、企業ブースを回ってみよう!

 

サミー株式会社

 

今回4回連続出展のパチンコ・パチスロメーカー「サミー」のブース。今回はパチスロ機「DISC UP」をテーマにしたブースを展開している。ブースに近づくと、突然ディスコの音楽が流れ、思わず体が躍り出しそうな雰囲気を見せる。

 

最近話題の宇宙人芸人「Nick」の動画でサミーのマスコット「エイリやん」と一緒にパラリアルフジヤマ内のサミーのブースを訪れる様子が映っていた

 

 

スタンミさんの動画が流行る以前から有名になったNickさんが、ホロライブの青さんとコラボするほど、ここまで大きくなったとは、実にすごいことだ。

 

 

ブースに入ると、サミーの人気パチスロ機「DISC UP」の世界観あふれるディスコが広がっている。ノリノリの音楽が流れ、ド派手な演出が繰り広げられる。正面にはスロットの絵柄を銃で撃ち落とす、パチスロとシューティングを融合させたゲームが楽しめる。

 

 

ブース内には景品交換所があり、ゲームで獲得したポイントに応じてアイテムやアクセサリを交換することができる。

 

 

「DISC UP」といえばドット絵。自身のアバターがドット絵に浮かび上がり、自分の動きに合わせてドット絵が変わる。写真だけでなく、ダンス動画など撮影も楽しめる

 

静岡競輪場

 

今回初出展の「静岡競輪場」。2024年12月28日〜30日に開催する「KEIRINグランプリ2024シリーズ」のPRを兼ねた出展である。

競輪ファンの年齢層が50代以上の層が多く、若年層が少ないという現状を受けて、メタバースを通じて若年層への認知拡大と「KEIRINグランプリ2024」のPRを目的としてVketへの出展が決定された。

 

 

ブース内はミニチュアの競輪コースとオッズ表示が設置されており、コース内では競輪選手のミニチュアがレースを展開。投票体験を楽しむことができる。雰囲気はゲームセンターで見かける「スター◯ース」と似ている印象だ。レースの投票が当たると、コインを獲得でき、集めたコインで3Dアバターや3Dモデルと交換することができる。

 

札幌駅前総合開発


道中の階段の近くに位置するのは、「札幌駅前総合開発」のブース。前回に引き続き、2度目の出展となる。ブースの特徴として、新幹線が上空を回っているのが目を引く。出展ブースでは、北海道に生息する雪の妖精と呼ばれる野鳥「シマエナガ」のアバターを試着することができる。

 

 

屋台の右側には、JR北海道と協力して制作した、雪国の駅係員をイメージとした冬用コートと帽子の3Dモデルが販売される。作りが非常に凝っており、鉄道マニアにはたまらないアイテムだ。

 

 

ブースの赤いボタンを押すと、突然魔法陣が現れ、時空を超えて北海道新幹線が飛び出してくる。しかも、本物の音源を使用しており、その音をしっかり聞いてみよう。

 

静岡県焼津市

 

2024年にHIKKYと包括連携協定を結んだ「静岡県焼津市」。今回は6回連続の出展となる。

今回のブースでは、焼津港で水揚げされる魚を捕まえるシューティングゲーム、360度映像、人気の特産品の3Dモデルの3本立てで展開されている。

 

 

ブースの入り口には「大漁!!焼津フィッシューティング」があり、網を発射する銃を使って、水揚げされるマグロやカツオなどの魚を狙って捕まえる内容となっている。捕まえた魚は水槽に入っており、その前で写真撮影を楽しむことができる。

 

 

前回大好評だった360度映像も展示されており、今回は巨大なマグロのツリーや、焼津市の夜の様子のタイムラプス動画、さらには焼津の街の市場の様子を視聴することができる。

 

キーン・ジャパン合同会社

 

米国・ポートランド発のアウトドア・フットウェアブランドサイト「KEEN(キーン)」がVketで本格的なブースで初出展。前回ではパラリアル横浜で「Vket2024Winter」に出展すると告知されていたが、今回は大きなブースで登場している。


Vket2024Summerで告知された

 

KEENは、アウトドアをコンセプトにしたフットウェアブランドで、地球環境に優しいサステナブルなモノづくりを目指している。単に広告で広めるのではなく、メタバースを通じて体験を提供し、その魅力を知ってもらうためにVketへの出展を決定したという。

 

 

このブースでは、KEENのシューズを作る体験ができる。固形の「ベレット」を使い、パーツを整形し、8種類のお好きな塗料を使い、ボタンを連打すると靴が出来上がる仕組みだ。出来上がった靴は直接履くことができないので注意が必要である。

 

 

KEENのシューズがリアルに再現された3Dモデルも展示されており、手に取って見ることができるが、こちらも直接履くことはできない。気に入った商品はKEEN公式オンラインストアで購入することも可能である。

 

キヤノン株式会社


「パラリアルフジヤマ」の終点の近くに、一際目立つカメラの望遠レンズのようなブースがある。これは「キヤノン株式会社」のブースで、今回は、高画質な映像とVR映像を中心に取り上げるという。

 

 

実際に画面を近づけて動画を再生してみよう。画面にはエサを食べているネコの様子が映し出されている。この写真だけでは分からないが、ブースで動画を見ていると、まるで飛び出す絵本のように、画面から猫がわいてきて、思わず声を上げてしまう。

 

 

ネコ目線の3D動画だろうか?実際の感覚が思った以上に低い位置に感じられ、陣内智則のコントで「バッタ目線のフォーク」を思い出した。飼い主と一緒に遊んでいる様子も見られ、近くで見るともふもふしていて、いい感じだ。

 

 

うわー!飯テロだ!画面に飛び出すように芋煮の鍋がドーンと溢れてきた。グッツグッツと煮えたぎる芋煮。よく見たら、牛肉と醤油が入っているから山形の名物だろうか。

 

 

バイク旅が趣味のVTuber「日ノ本マイ」さんが現実世界で登場し、茨城県の道の駅を散策する様子が映し出されている。VTuberと一緒にお買い物をする様子が、一体感を表現しており、非常にリアルだ。

 

 

前回好評だった絵の中に自分が入り込んで撮影する特殊なギミックの写真撮影も楽しめる。クリスマスシーズンに合わせて、扉から入ってきた様子を撮影することができる。

 

前回を超えるほど、映像がパワーアップした「キヤノン」のブース。VRを通じて、実際の映像と一味違う、立体感あふれる動画の魅力に触れることができる。映像制作や動画クリエイターにとっては、刺激を受ける機会になるだろう。

 

FUJIYAMA

 

「パラリアルフジヤマ」でその名前だけに予想できたかもしれないが、多くの日本人ユーザーが集まる集会場ワールド・コミュニティの「FUJIYAMA」のブース。デカデカとロゴが目立っている。今回、Vket初出展で「VRCボクシング」に次ぎ、VRChatのコミュニティ出展が実現した。

 

 

近年、FUJIYAMAでは、年に一度開催されるイベント「年中行事」や、少人数交流イベント「結び橋」、多くの演者を招いての大規模イベントの開催、さらにはオリジナルグッズの販売など、様々な分野に挑戦し続けている。

単なる雑談の集会場ではなく、集会場から生まれた様々な「縁」を結び、大きく発展するために、FUJIYAMAのスタッフたちは日々さまざまな分野で追究し続けている。

 

パラリアルフジヤマの風景

パラリアルフジヤマのさまざまなネタ

 

「パラリアルフジヤマ」の上空にはさまざまなものが飛んでいる。2羽の鷹に3つの茄子が見える。これは新年におめでたい夢として語られる「一富士二鷹三茄子」ということわざに由来している。その言葉の由来は、現在の静岡県、かつての駿河国から生まれたもので、日本一の富士山、富士山の麓に棲む鷹、そして駿河国で生産されている茄子がその象徴として3つを並べたというわけだ。

 

 

「パラリアルフジヤマ」では4つの四季を楽しむことができる。しかし、残念ながら冬島は「力が失われている」と言われている。うまく撮影できる場所を見つければ、冬島の全体を見渡すことができるだろう。

 

楽を選ぶか、じっくり登るのを選ぶか


「パラリアルフジヤマ」の終盤に近づくと、「フジヤマ」へと続く道が二つ分かれている。ひとつは秋嶺素道のロープウェイ、もうひとつは秋嶺山の登山道である。直接「フジヤマ」に向かうにはロープウェイを利用することができるが、秋嶺山の紅葉狩りを楽しみたい場合は、登山道を選ぶことができる。自分の好みに合わせて、楽しみ方を選ぼう。

 

終点地・フジヤマ

 

山頂に到着!「火鼠の皮衣」「蓬莱の玉の枝」「龍の首の珠」「燕の子安貝」を集め、最後の宝は「仏の御石の鉢」だ!最後の宝に触れると・・・

 

 

突然、全体が暗くなり、日がフジヤマへと昇っていく。

 

 

そして、「ライコウ(ご来光)」が現れる!周りが明るくなり、歓喜の声が包まれる。

これで「パラリアルフジヤマ」の探索は終了。めでだし、めでたし。

 

煌々と輝くご来光に照らされたフジヤマを見れば、なんだかおめでたい雰囲気が漂う。バーチャルマーケットの期間は12月22日までだから、年賀状の撮影には最適なスポットだろう。期間中、忘れずに撮影しておこう!

正月気分を先取りにして、パラリアルフジヤマでご来光を見よう!

 

ワールド情報

Vket2024W Parareal Mt․ Fuji

期間限定ワールド。Vketで初めての架空の世界のパラリアルワールド。決して静岡と山梨ではない。季節あふれるワールドを巡ることができる。5つの宝物をゲットして、富士山にご来光を見てみよう!

 

イベント情報

バーチャルマーケット2024Winter

開催期間

2024年12月7日〜22日(日本時間)

 

アクセス方法

VRChat(PC・Quest・スマホ

VketクラウドスマホWebブラウザ

 

来場方法についてはこちら。

https://event.vket.com/access

 

公式サイト

https://event.vket.com/

 

X(Twitter)アカウント

@Virtual_Market_

 

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