ツバメヤロク - VRレビューブログ

VRSNS・ソーシャルVR(VRChat、Cluster)のワールド・イベント等のレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【Vket】バーチャルマーケット2024Winter「パラリアルお台場」で企業ブースを紹介してみた

 

どうも!バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!

バーチャルマーケット2024Winterも、気づけば折り返し地点に入ってきたな。まだ回りきれていない人も多いだろうけど、実は私もその一人だよ。でも、こういうのはじっくり回るほうが楽しいんだよな。

前回の記事で「パラリアルラスベガス」を回った時、多様性をテーマにした「ダイバーシティ」が印象的だったんだ。今回紹介するのは、同じくパラリアル化した「お台場」だ。一応、ダイバーシティとお台場にはちゃんと関係があるんだぞ。

というわけで、今回は「パラリアルお台場」にある企業ブースを余す所なく紹介していくよ!どこかで見たことがあるようなランドマークもたくさんあるから、観光気分で楽しんでみてくれ!

 

パラリアルお台場

 

お台場を通るモノレール「ゆりかもめ」から降りて振り向くと、「お台場海浜公園駅」が見える。この場所が「パラリアルお台場」のスタート地点であるる。このワールドでは、SuicaPASMOなど交通系電子マネーを使用する必要がないので、安心して楽しめる。

始発の電車から降りた瞬間、一気に走り出す光景は、まるで現実の展示会イベントに向かう時のような感覚を思い起こさせる。

 

見たことがある施設いろいろ

 

アクアシティお台場や、ショッピングモールを模した建物、球体が目印のテレビの社屋と思われる建物、特徴的な国際展示場など、数え切れないほど誰もが知っているランドマークが登場している。Vketで出展されているゆりかもめデックス東京ビーチアクアシティお台場などはそのまま再現されているが、一部のランドマークには大人の事情で改変が施されている部分もある。スポンサーを獲得するのにどれだけの努力が必要だったかがうかがえる。

電池を振って充電してロボを起動しよう!


「パラリアルお台場」の終点にはロボットがあり、手前にある起動装置に取り付けられた電池(※ローカルなので複数人で取得可能)を素早く振ってチャージし、ロボットを起動させよう。お台場で迫り来るロボットを蹴散らす演出は必見である。ちなみに、一人でも頑張って充電を行うことができる。

 

ブースを回ってみた

「パラリアルお台場」では、インパクトのある企業ブースが多い。ハマってしまうと、時間が溶けてしまうほどであり、フレンドと遊ぶ際には注意が必要である。

 

カバー株式会社


「パラリアルお台場」で真っ先に現れたのは、「火威青(ひおどしあお)」が一際目立つブースである。これはホロライブでおなじみの「カバー」のブースである。

「火威青」は2023年9月にデビューしたホロライブのVTuberの一人である。VRChatで新衣装発表動画の際に、VRChatのヘビーユーザーであることを公言し、VRChatの文化を広く知りつくしているという。これにより、他のホロライブ所属タレントも参入するようになり、その活躍がホロライブのメンバーによるVRChatの普及に貢献したといっても過言ではない。

 

 

ブースの真正面には青さんのパネルがあり、左側には座ることができ、青さんとツーショット写真撮影ができる。

 

 

プロフィール文の最後には、VRの魅力を世界中に広めるために、ホロライブのメンバーにVRの布教活動をしていることが分かる。

最初はストリーマーのスタンミの影響で爆発的にヒットしていたため、一般の層でも反響が大きいホロライブの参入には、さらに期待が高まる。今後もホロライブとVRの動向に注目したい。

 

(株)ユニバーサルエンターテインメント


階段を降りると、目を引く巨大なブースが広がる。人気のパチンコ・パチスロメーカーの「UNIVERSAL」のブースで、今回は5度目の出展である。

「ドンちゃん3兄弟シリーズ」や「ハナビシリーズ」など、人気のパチンコ・パチスロをテーマにした「HANABI WORLD」を展開されている。

 

 

ブース奥の右側にある遺跡に入ると、「エクストリームラッシュGAME」が楽しめる。障害物を避けながらコインやアイテムを集め、ゴールを目指す内容である。操作が少し難しく、VR酔いに注意が必要だ。ゴールまでに集めたコインは、アイテム交換所でオリジナルアバターと交換することができる。

 

 

金の花火玉の中に入ると、「沖ドキ!」のキャラクター「南野カナ」「南野ハナ」と、ユニバのWebショップの見習いスタッフ「マローネ」と一緒にダンスを楽しむことができる。最大5人まで同時に踊ることが可能だ。

 

 

さらに、VR空間でパチスロHANABI」を体験することができ、集めたポイントはアバターと交換できる。ただし、のめり込みには注意が必要である。

余談ではあるが、前回UNIVERSALのブースの出展場所がパラリアルドバイで、ドバイの本来のイメージを損なわないようにスロットを設置しないという配慮がなされた。

 


ポイントを集めて交換するアバターの他にも、販売用アバターが多数展示されている。「ドンちゃんシリーズ」や「ミリオンGOD」シリーズのご当地キャラなど、個性的な公式版権キャラのアバターが登場している。購入したアバターは常識の範囲内で使おう!

 

UUUM株式会社

 

道中の途中で海賊船と砲台を発見!これは敵の海賊船を撃ち落とすシューティングゲームで、最大6人まで同時にプレイできる。

お台場と海賊との関係は少々謎ではあるが、実際には海賊をテーマにしたレストランが存在したり、過去にはフジテレビのお祭りでONEPIECEの海賊船を使ってお台場を遊覧したこともある。お台場には海賊と関連する歴史があったようだ。

 


砲台ゲームの隣には「UUUM」のブースがあり。今回は4回連続の出展となっている。今度はのばまんさんと、やみえんさんが海賊団になって登場。海賊船のミニチュア大砲を撃つと、着弾した場所に海賊旗が立つ仕掛けが施されている。また、12月10日にはのばまんさんとやみえんさんがご本人登場でグリーティングイベントを開催された。

やみえんさんといえば、VRChatブームを受けて、VRChatで活動している人々とインタビューを行う配信が話題となったことがある。

 

サントリー株式会社


前回と引き続き出展の「SANTORY」のブース。今回はクリスマスに合わせて、サントリーノンアルコール飲料と相性が良いご馳走の雰囲気を楽しむブースを展開。このブースは20歳以上でないと入場できないので注意が必要だ。

 

 

ブースの中央には大きなテーブルと、4つのノンアルコール飲料の3Dの缶が設置されている。缶を手に取り、左側にいる「大人Vketさん」と乾杯すると・・・

 

 

乾杯したノンアルコール飲料にぴったりな料理がテーブルの上に出現!どれも食欲をそそる料理ばかりだ。缶を開ける音や注がれる音など、思わず飲みたくなるシズル感を体験できるブースとなっている。

 

 

4人のNPCキャラクターは、「オールフリー」「のんある酒場レモンサワー」「のんある気分(カシスオレンジ)」「ノンアルでワインの休日(赤)」の4種類の飲み物を擬人化したもの。アバターに触れると、そのキャラクターのポーズで撮影することができる。

余談だが、HIKKYのスタッフによると、4人の飲料擬人化アバターを作成するのは非常に大変だったという。大人のVketさんと同様、お酒の広告には厳しいルールがあるため、飲料擬人化アバターも25歳ほどの大人びたデザインにしたとのことだ。

 

愛知県豊田市


Vket2023Winter以来の2度目の出展となる「愛知県豊田市」。前回は豊田市の産業を中心に展開していたが、今回は豊田市の観光地や特産品を紹介する内容となっている。

 

 

豊田市のマップにある場所を触れると、さまざまな名所の説明や画像が表示され、正面の大型モニターでは観光気分を味わえる映像が映し出される。一部の場所にはチェッカーフラッグやお祭りうちわなどもあり、ブース内で盛り上がったり、写真撮影を楽しむことができる。

 

 

ブースの隣にはBBQスペースがあり、ジビエ肉やなす、しいたけなど、豊田市の特産品を調理することができる。BBQで使用する豊田市の特産品は、ポスターから直接専用のページにアクセスし、購入したり、ふるさと納税を通じてさまざまな特産品を受け取ることができる。

豊田市ブース内で撮影した写真を指定のハッシュタグとともに感想を書いてX(Twitter)に投稿すると、抽選で豊田市の特産品をプレゼントされるキャンペーンも実施されている。

 

最近、豊田市では、clusterで「メタバースとよた」が12月14日に本格運用を開始したばかりで、さまざまなVRプラットフォームへの進出も積極的に行っていることが伺える。

 

山形県

 

Vketで初めて都道府県として出展した「山形県」。県内の農産物や水産物、加工食品などの魅力を発信するため「山形のうまいものメタバース展示会」をVRChatのワールドとVketCloudで展開した。ブースは道の駅ををモチーフにしている。

 

 

うどん、お酒、お肉、ラーメン、スイーツなどが盛りだくさん!山形県の特産物の3Dモデルや、14社の加工食品のポスターを展示されており、一部の商品はその場で購入することができる。山形の美味しいものをお取り寄せしよう!

 

 

ブースの中央には山形のPRキャラクターである「おいしい山形大使」の「ペロリン」が登場。時間内にくだものやお肉などたくさん食べさせるゲームが楽しめる。

VR空間やメタバースを通じて、山形の食べ物の魅力に触れ、さまざまな食品を購入できる動線がつながっていくだろう。

 

ヤマハ発動機株式会社


ヤマハ発動機」、今回で6度目の出展。最近はマウンテンバイクに乗り、山の坂を降るワールドが登場したばかりだが、今回のVketではシティサイクルの乗車体験を提供する。

 

 

今回はヤマハ発動機のブースで初めてのタイムアタックレースを展開。スポーツ電動自動車「WABASH」と「MT-Pro」から好きな乗り物を選び、スタート地点から逆走するタイムアタックレースが楽しめる。実際に乗ると難しそうだ。

 

 

会場内にはアンケートがあり、回答した方全員にバージョンアップしたVRの乗り物「3Dニャイケン」をプレゼント。

 

株式会社みすずコーポレーション

 

創業122周年を迎えた老舗大豆加工食品メーカー「株式会社みすずコーポレーション」がVketに初出展!

2月11日、「初午いなりの日」が記念日登録されたことを受け、いなり寿司を広めるため、パラリアルお台場での出展が決定した。この日は、いなり寿司を食べて福を招くという意味も込められている。

イメージキャラクター「コン太」くんのしっぽに座ったり、自分のアバターに狐の耳をつけることができ、装着したままいなり寿司を食べると耳がぴょこぴょこと動くギミックが施されている。

 

 

何が何でも仕事を選べないことでお馴染みのVketちゃん。今回はいなり寿司のガワをかぶって宣伝!「いなりVketちゃん」アバターを使って、会場内でいなり寿司を楽しむことができる。

 

 

狐耳をつけたらついついやりたくなる、プロ野球日本ハムファイターズの試合時のお楽しみ「きつねダンス」。思わず踊りたくなること間違いなしだ。

 

まねき食品株式会社

復刻された「元祖幕の内駅弁」


Vket初出展の「まねき食品」。ほとんどの人にはあまり馴染みのないメーカーかもしれないが、日本で最初の「幕の内弁当」を販売したことでも知られる老舗の駅弁メーカーである。

このブースでは、設置されているカメラで自分のアバターを撮影すると、まねき食品の「幕の内駅弁」のパッケージにその画像が反映されるギミックが用意されている。

他にも、まねき食品は大阪関西万博にも出店予定だという。海外では弁当の文化があまり浸透していないが、日本の弁当はインバウンド需要の高まりとともに注目されており、Vketを通じて弁当の魅力に触れる機会を提供している。

 

ワールド情報

Vket2024W Parareal Odaiba

期間限定ワールド。ゆりかもめから降りると、目の前にどこかで見たことがあるお台場のランドマークがいっぱい。夢中になるほど楽しめるブースがたくさんあり、海賊船ゲームや終点地点に待ち受けるロボットは必見である。

イベント情報

バーチャルマーケット2024Winter

開催期間

2024年12月7日〜22日(日本時間)

 

アクセス方法

VRChat(PC・Quest・スマホ

VketクラウドスマホWebブラウザ

 

来場方法についてはこちら。

https://event.vket.com/access

 

公式サイト

https://event.vket.com/

 

X(Twitter)アカウント

@Virtual_Market_

 

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