やあ!バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!
「いってきます!」「いってらっしゃい!」と、学校やお仕事、旅行など出かける人を見送るのはちょっとした儀式だよね。リアルだけじゃなく、VRでも同じことをするんだ。
VRChatでは、週末に「イベント参加者をイベントへ見送るイベント待機所」というワールドで、「イベント参加者」を見送るためのイベントがあるんだ。名前はちょっとややこしいけど、実際はフレンドとおしゃべりをしながら「このイベント」を待つ場所なんだよ。今回はこのユニークなワールドと、そこで行われているイベントについて紹介しよう。
「イベント参加者をイベントへ見送るイベント待機所」とは何?
名前の通り、「イベント参加者をイベントへ見送るイベント待機所」。このワールドは、目的のイベントに行く人を見送るための場所として設計されている。シンプルな白を基調とし、3色のアクセントがある配色が特徴で、奥の部屋には一目でわかる巨大なデジタル時計が配置されている。待合室では仲間と雑談し、目的のイベントの時間が近くなったら、「イベントに行く人を見送るイベント」を行うための場所として利用されている。
「イベント参加者をイベントへ見送るイベント待機所」のイベント
週末の金曜と土曜に、イベント開始前の時間帯で行われるイベントがある。開始時間は20時45分からと21時45分からの2部構成で行われる。参加方法はいたって簡単で、スタッフがいるこのワールドのパブリックインスタンスに入るだけである。
イベント待機所でのイベントはスタッフがいるため、ロビーに近い。イベントに行く参加者や、見送る参加者と一緒に雑談を楽しむユルいスタイルの集会に近い。掲示物や口コミなどがきっかけでこのイベントに参加した人がいて、イベントの事情や見送る意味についてお話しした。
このワールドでは、イベントカレンダーなどイベントに行くための準備に必要な情報が掲示されている。しかし、この日はイベントカレンダーのエラーで表示されなかった。これがないと、イベントに行くための情報が分からない。このバグは週末ではよくあることらしい。
イベント開始時間が近くなると、スタッフからアナウンスが行われ、指示に従って奥の部屋でイベントに参加する人を見送る準備に取り掛かる。巨大なデジタル時計の上部には、イベント参加者が行くためのエリアが設けられ、そこでイベントに向かう。お見送りをする参加者は下で準備をし、時計が鳴ったらそこで見送ることになっている。
イベント開始時間が経過し、そこでスタッフとお見送りをする参加者と共に、イベントに向かう参加者が無事に入れるように思いを込めて「行ってらっしゃい!」と声を上げた。
その後、巨大時計の上に幕をが降りたように「完」の字がデカデカと表示。
完!
15分という短いイベント。あっという間に終わった。
最後に感想
「人を見送る」ことはちょっとした儀式であり、リアルもバーチャルも同じことである。出掛ける人を見送ることをバーチャルで体験するのは新鮮だった。暖かく声をかけられると、出掛ける人は安心感を得られる気分になる。
イベントの多い週末、イベントに向かう人を見送るためのイベントはとても意義があると思う。
イベントの時間は短く感じられるけど、ちょっとした雑談には良い。
VR空間でイベントに行く人を見送りたいなら、このイベントに参加してみてはどうか?
イベント参加者をイベントへ見送るイベント待機所
開催日時
毎週金・土曜 2部構成
1部 20:45〜21:00
2部 21:45〜22:00
対応プラットフォーム
VRChat・PC&Quest対応
公式X(Twitter)アカウント
参加方法(JOIN先)
ワールド「イベント参加者をイベントへ見送るイベント待機所」のPublicインスタンスに入る。
【JP】イベント参加者をイベントへ見送るイベント待機所
ワールド製作者
もにつじ
対応プラットフォーム
VRChat・PC&Quest対応
ワールドURL
https://vrchat.com/home/world/wrld_ae6f8326-726b-4be2-945e-690d49e09f16
解説
イベント参加者をイベントを見送るための待機所のワールド。大きな時計が特徴。待合室やロビーに近い作りになっている。