やあ、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
みーんみーんとセミの鳴き声が聞こえるな。ここは結構暑いね。やっぱり夏の日だ。暑い日ときたら冷たいものが欲しくなる頃さ。
それにしても、ここは何かと懐かしく感じる場所だよな。君たちも同じように思うかい?
この場所は「Anohi(あの日)」というワールドなんだ。「あの日」とは一体何か?なぜこのタイトルで学校なのか?私はこのような懐かしい場所に惹かれてやってきたのか。
実はね、ツイッターで初めてこのワールドを紹介したんだ。思い出深い場所だから、再びここに来たんだ。
昨日の夕方に寄ったワールドを紹介。
— 燕谷古雅▶︎VR・バーチャルブロガー (@Tsubameyakoga) 2022年6月5日
体育館 School gymnasium。
名前の通り、みんなが何処かで見た事がある小学校。レクリエーションやシチュエーションには持ってこいのスポット。#VRChat #VRChatワールド紹介 pic.twitter.com/lXk2EpWexY
※このツイートはうっかりセンシティブな設定を間違えてしまったので、クリックすると写真が表示されます。
今回は懐かしい思いを感じながら「Anohi」のことを綴ってみました。
ワールドの名前はまだ知らないまま、目の前には体育館の入り口に降り立った。周りを見ると、ここは学校なのか?さらによく見ると、遊具が一つもない。中学校か高校の中だろう。外はセミが鳴り響き、この世界は夏の日だと分かった。私は近くにある体育館の中へ入ってみた。
体育館の中へ入ってくると、見ての通り、どこかを思い出させる。床から体育館の独特な音が響くと、体育の授業でやっていた記憶を思い出させる。学生の頃の記憶だけじゃない。1年前、私がこのワールドを行った時の記憶は微かに残っているが、広々とした空間でエアバスケをやっていた時の記憶しかない。
しかし、日が暮れはじめる夕方になりかける時の夏の日、私は身体中に何かと感じさせる。ヘッドマウンドディスプレイ(Quest)をかぶり、まだ慣れない操作でワールドをうろうろした時は夕方5時ごろに遊んだ時の記憶がよみがえる。このワールド、あの感じ、あの雰囲気、何かありそうだ。
体育館の左側から出た。そこには高い壁のように見えるが、よくみると、プールだ。小学校の頃は体育館の近くにプールがあったなと思い出す。体育館の外側を渡り歩いてプールの授業に向かったことが懐かしい。いや、私は1年前の記憶の場所を探しているんだ。ああいう感じの場所じゃない。「ああいう感じ」と言っても分からない。物を探している老人が「あれ」といっても思い出せないのと同じようだ。周辺を見回った後、体育館の中へ戻った。
私は何か違うと思った。ベタな恋愛ゲームのシチュエーションみたく遊んでいた時の記憶が少しずつ蘇り、体育館と校舎を挟んだところを思い出し、体育館の逆方向から出た。
ああ、ここだ。仲間と一緒にこっそり話した時の感覚に近い、あの場所だ。あの雰囲気、何かと似ている。ここで話をした記憶が蘇り、懐かしく感じた。
再び体育館の中に入り、2階の部分が気になり、ステージに上がった。そこは使った後の横断幕が置かれていたり、幕の裏側の部分があったり。「学校の体育館のステージの裏側はこういうものがあるんだ」と興味津々に眺めていた。ステージの裏側のそばには2階に上がる階段を発見。私は階段から上がり、体育館内が見える場所へ向かった。
この場所、思い出したぞ。高校の頃、クラス対抗の球技大会で観戦した時だ。上から試合をしている様子を見たことが懐かしい。その時を思い出しながら写真を撮っていたんだ。私は暑さがまだ残っている夕方の時に「あの日」という体育館で遊んでいた記憶まで蘇っていた。
懐かしい思い出を感じさせるのは「あの日」というワールドの面白さだろうと私は思いました。学生時代の記憶だけじゃなく、1年前にVRで遊んでいた時の記憶まで蘇ってきた。
「あの日」中学生と高校生の記憶が蘇るこの場所、そこでバーチャルの世界で再現するとは良いアイデアだ。PCとQuestでも見ることができるクロスプラットフォームという世界で新鮮な体験をしてみてはいかがだろうか?
VRChatをやり始めてから1年という、長いようで短いような期間。ソーシャルVRをやってからいい思い出を作ったと思いました。
VRでやりつづけると思いがけない発見もある。VRの魅力あると感じさせるのは楽しいところだ。
「Anohi(あの日)」という体育館はどこかで懐かしく感じさせる魅力のあるワールドです。Quest単機でも楽しめるので、ぜひ行ってみてください。
ワールド情報
Anohi(Quest対応)
何かみたことがあると感じさせる、懐かしい思い出がよみがえるような空間。タイトルの通り、あの日の記憶を思い出す、夏の学校の体育館のワールド。