どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!
え、何だ?不思議そうな目は。これはバターのアバターをまとった姿だ。
「ふじもった」のこと、もったさん(@fujimotta)が主催してる「バター集会」という、VRChatでよく見かけるパブリックアバターのバターをまとってみんなで集合写真を撮るというイベントなんだ。
バブリックアバターとは、VRChatで公開している、初めての人でもすぐに使えるアバターのことだ。アバターのデータをわざわざダウンロードや買わなくてもすぐに使えるよ。
ふじもったさんは他にも「イベばなバー」を主催しています。
見ての通り、みんなバターのアバターをまとっていて誰なのかわかりません。
バター集会は本来全員バターのアバターをまとって集合写真するだけの集いですが、今回は全員バターだらけの映画を観る内容となっています。
上映する映画とは、「喫茶 Blue Lounge」(代表:みよこさん(@0ne_chan))が制作したショート映画「ラブ・バター・ラブ〜私を見つけて〜」。
この映画はVRChatといったバーチャルの空間で撮影し制作したもの。かなり手の込んだ作りとなっている。
ストーリーの内容は深夜の路地裏で寂しさに悩みを抱えていたバターのフジモト。彼の歩く街で突然異変が起こった。
お店に入るとそこは全員バターだらけ!もう誰が誰なのかわからない!
どうなっているのかわからないと困惑したフジモトはバターになってしまった店長から話によると怪人の仕業だと知る。
バターの中で新たな絆を見つけるための検証イベントに挑んでいる中、店長から怪人が現れた!
この映画のゲストは長らくVRChatで活動している怪人たちの団体「悪役結社ヴァリアール」(@VRHeel)のクロウリーとエニーエニグマが登場。
二体の怪人の攻撃によってたくさんのバターが失い、一人取り残されたバター。
この後、バターの運命はどうなる!?
続きは以下の本編の動画(YouTube)を見ることができます。
上映会版
主役の声がふじもったバージョンの完全版。上映会版と内容が少し違います。
なぜバター集会を開いたきっかけは、もったさんがVR機器のQuest2単体でVRChatを遊んでいた頃、周りがPCユーザーばかりでQuest(Android)対応のアバターが見られなくて悲しむフレンドを見たという。その理由で、相手にアバターのQuest対応を求めるのではなく、自分も相手も安心して簡単に使えるパブリックアバターを使ったイベントを開催した。
バター集会がきっかけでロールプレイ系のお店イベント「喫茶 Blue Lounge」の方から声がかかり、BL(ボーイズラブ)喫茶が「ButterLove(バターラブ)喫茶」のイベントを開くようになった。その流れでバターだらけのショート映画が生まれた。
ちなみにもったさんはVRChatをやり初めからバターのアバターを使って活動していた時期があり、エッセイの電子書籍の表紙や写真にもバターの姿であることがわかる。
VRChatでよく見かけるバターのアバターは、Polygonal Mind(ポリゴナル・マインド)という海外の3DCG会社が制作した「100Avatars」の中で人気のあるアバター。VRChatのパブリックアバターとして採用されている。アバターのデータダウンロードは無料だ。
100Avatars
VRChatでバターのアバターといえば、YouTuberの瀬戸弘司さんがVRChatを遊び始めた時に使用していることが知られています。
※動画の13:59からバターのアバターの姿を見ることできます。
バターのアバターを題材としたホラーワールド「Butter Of Terror」があります。ホラー特有の恐怖・グロデスク表現はなく、ビックリと謎解き要素があり、初心者でも安心して楽しめます。
Butter Of Terror
https://vrchat.com/home/world/wrld_bfeb8131-6324-4950-80bf-9fbb2c7cad43
VRChatで簡単にすぐに使えるアバターのバターが、日本でこんなに人気があると海外の方では驚かされます。
バターだらけのバター集会と「ラブ・バター・ラブ」。VRChatの世界にいるバターの魅力が伝わって思わずバターのことが好きになりますね。
なんだかバターのようにとろけるほどの面白さを感じさせます。
ありがとうございました!