どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
VRChatやclusterみたいなソーシャルVRで活動していると、「人と一緒にいる時間」が当たり前になってくるもんだよな。イベントのスタッフやキャストとして動いたり、組織で何かをつくり上げたり、仲間と一緒に創作したり。中には、お砂糖みたいな恋愛的な関係になることだってあるだろう。
でも、ひとつだけ忘れちゃいけないことがある。それは、自分自身がちゃんと「自立」しているかどうかってことだ。どんな関係も、自分が立っていなきゃ長くは続かないもんだからな。
今回は、私なりに考えた「VRで長く心地よく活動していくための自立のコツ」をいくつか紹介していこうと思う。無理なく、楽しく続けていくためのヒントになれば嬉しいよ。
自立とは「誰にも頼らない」ことではない
VRChatとclusterっていうソーシャルVRは、まるで日曜大工みたいに自由度が高い世界なんだよな。だからこそ「何をしたらいいのか分からない」って戸惑う人も多いし、人に聞いたり頼ったりすることも自然と増えてくる。でも、頼りすぎると「ちょっと悪いかな」って気まずくなることもあるし、ついていった結果、後戻りできなくなることだってあるんだ。
そんな時に大事になってくるのが「自立」ってやつだ。
ただ、ここで勘違いしてほしくないのはーー「自立=誰にも頼らず、全部ひとりでやる」ってわけじゃないんだ。
私が思う「自立」ってのは、
・感情をぶつけすぎずに冷静でいること
・相手に合わせすぎて、自分を見失わないこと
・誰かと繋がっていても、ペースは自分で決めること
つまり、「自分の軸」をちゃんと持ったうえで、人と関わっていくってことなんだよ。
このスタンスを意識すれば、心も体も無理しなくて済むし、変なトラブルにも巻き込まれにくくなる。頼ることを怖がらず、それでも自分のペースと感覚は大事にしていく。それが、長くVRの世界で気持ちよく活動していくためのポイントだ。
コミュニティ活動は持っていても「義務」にしない
依存しないやり方って聞くと、よく「一人で何でもやる」って思われがちだけど、実はそうじゃない。大事なのは「コミュニティを多く持つ」ことなんだよ。グループに入ったり、イベントに参加したり、スタッフやキャストとして活動するのは楽しいし、やりがいもある。でも、それがいつの間にか「やらなきゃいけないこと=義務」になってしまうと、しんどくなるんだ。
例えばーー
・リーダーや中心メンバーの期待に応えすぎてしまう
・「断れない性格」で気づけば仕事を抱え込んでいる
・体調が悪くても、「自分がいないと回らない」と思って無理をする
こういう経験、誰でも一度はあるんじゃないかな。私もあるんだ。
だからこそ、"断る力"とか、"少し距離を置く勇気"って大事なんだ。無理に全部背負わなくていい。ちゃんと「自分の余白」を守ることで、むしろ長くそのコミュニティに関われるようになるんだよ。
コミュニティってのは、あくまでも「選べる居場所」であって、「縛られる場所」じゃない。楽しいからこそ、義務にしない。関わり方をコントロールするのが、健やかな活動のコツだぞ。
「即レス・即納文化」から距離を置く、早合点しない
今のネット社会って、どうしても「早い者勝ち」が強い空気があるよな。ソーシャルVRでも、「JOIN(参加)戦争」やイベントの枠取り、創作のスピード勝負なんてのはよくある話だ。返事が早い、対応が早い、準備が早い。確かに、それが強みになることもある。でもな、それを無理に続けてしまうと、心や体に知らないうちに負荷がかかってしまうもんなんだ。
例えばーー
・すぐに返事を返さなきゃと焦ってしまう(参加やメッセージ等)
・アイデアはあるのに、形にできない自分を責めてしまう(創作等)
・他の人がどんどん動いているように見えて、劣等感を感じてしまう(JOIN戦争絡みや創作等)
こういう時こそ、自立した姿勢が必要なんだよ。焦って飛びつくより、ちゃんと考えて、自分のタイミングで動くこと。それが「自分の間合い(心のスタンス)」ってやつだ。
「速さ」だけが正解じゃない。むしろ、「丁寧さ」と「持続性」を大事にすること。信頼に繋がるはずだぞ。
自分のペースでいいんだよ。即レス・即納の空気に飲まれず、自分の芯をもっていこうじゃないか。
自分の活動は「他人の評価」から切り離す
これは私自身、創作や同人活動をしている時にもよく感じることだが・・・ソーシャルVRを使っていると、自分の作品や活動がSNSやイベント、販売サイトですぐに誰かの目に触れる環境にあるんだよな。だからこそ、反応がもらえると素直に嬉しいし、それが次の原動力になるのもわかる。
でも、そればかりを気にしていると、だんだん心が削がれてくるんだ。
・「いいね」「スキ」などがつかないだけで、気持ちが沈んでしまう
・他の人が注目されていると、自分がダメに見えてくる
・気がつけば、「評価されること」自体が活動の目的になっている
こうなってくると、本来の楽しさや信念から離れてしまうんだよな。
だからこそ、私はこう考えている。「自分は自分、よそはよそ」「やりたいからやる」「必要だと思うからやる」ーーこの軸さえブレなければ、どんな評価が返ってきても、自分は立っていられるはずだ。
他人の反応で自分を測るんじゃない。大事なのは、自分が納得しているかどうか。そう思って、私は今日も筆を取っているぞ。
まとめ・自分の"場所"は、自分で守るしかない
誰かと一緒に創作したり、イベントに出たり、ただ遊んだりーーそういう時間は、やっぱり楽しいもんだよな。仲間がいると、心強くなるし、「よし、頑張るか!」って思えるのも、すごくよくわかる。
でもな、そういう関係がもし壊れたときに、自分の足場まで崩れてしまうようじゃ、もったいないんだ。全部が誰かと繋がりの上に成り立っていると、いざという時に何も残らなくなってしまう。
だからこそ、大事なのは「人と一緒にいる中でも、自分で立っていられる自分」を育てておくことだと思うんだ。それがあるから、安心して誰かと繋がれるし、何かがあっても折れずに済む。
この努力は決して無駄じゃない。むしろ、自分の居場所を守る力になるし、それが結果的に"共に続けていく"強さにもなるんだ。
場所ってのは、誰かがくれるもんじゃない。結局、自分の場所は自分で守るしかないんだよ。
最後に
今回は、私が大事にしている「自立」のコツについて紹介した。これから何かを始めようとしている人も、続けることにちょっと迷っている人も、少しでもヒントになれば嬉しいな。
無理せず、でもしっかりとーーそれが自分らしく生きるってことだと思うんだよ。焦らなくていい、自分の歩幅でいいさ。
さあ、今日もマイペースにVRを楽しんでいこうじゃないか!