ツバメヤロク

バーチャルブロガーがメタバース・ソーシャルVR(VRChat、Cluster)の出来事やレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【雑記】バーチャルでありながらVRブロガーとして、テキストブロガーとしての私のスタンス

 

やあ、バーチャルブロガーの燕谷古雅だ。

最近、ブログを書くときに心配事がある。それはネタが尽きてしまうことだ。このブログを始めてから7ヶ月経ち、「バーチャルブロガーとしての迷い」が生じてきた。

具体的には、どんな記事を書きたかったのかということだ。VRChatやClusterといったソーシャルVR(VRSNS)の情報を伝える目的にブログを始めたが、このまま続けていく意味があるのかという疑問が湧いてきた。バズる素質はないし、私には刺さる記事を量産する才能がないのに、ただ数字や更新頻度に囚われて焦りばかりしていた。結果、ソーシャルVRに関するネタが尽きてしまった。

このような迷いが生まれ、何を書くべきかを考えながら、方向転換しなければならないと感じた。だから今回は自分の備忘録として書き綴ってみた。

 

 

そもそもバーチャルの立ち位置の定義って何だ?

バーチャルブロガーという肩書きだが、「バーチャルはどちらの方なのか?」と疑問に思う人が少なからずいるかもしれない。本来は「事実上、実際の」という意味ですが、多くは「バーチャル≒仮想現実≒架空」という認識かと思われがち。しかし、「バーチャル=仮想」と訳すと本来の意味や概念が正しく理解されない恐れがある。

念の為ですが、この記事は個人的な考えなので、バーチャルに関する意味は正確ではないので頭に置いて欲しい。

 

バーチャルについて詳しく説明されています。

www.asckk.co.jp

 

ブログを立ち上げた当初、ソーシャルVRというバーチャルの世界で活動し、VTuberのブログ版というふわっとしたノリでやっているが、最近のバーチャルの定義や文化が多様化し、立ち位置があいまいになっている。

 

バーチャルとしての立ち位置を明確化し解説した以下の記事がある。VTuberやバーチャルライターであり、VRVTuberについての考察記事を書いている思惟かね氏のnoteだ。

 

note.com

 

VTuberメタバースの住民など一括りされているように見えるが、このnoteはアバターにデジタルツイン、バーチャルエージェント、バーチャルキャラクターなど複雑なバーチャルの立ち位置とそれについて詳しく解説されている。

2017年ごろのVTuber四天王時代から今へ変わり、バーチャルの立ち位置の認識が多様化されている。バーチャルのアバターでまとっただけの人物なのか、バーチャル空間で活動している人物なのか、Fateシリーズのようなアルターエゴ(分人)みたいな「別の自分」なのか等、様々な分野で活動しているバーチャルの住民がいる。「バーチャル世界の中でいろんな人がいる」というわけではない。様々な世界でバーチャルの部分を入れた人がたくさんいると言ってもいいだろう。

私の場合、メタバース・ソーシャルVRで利用しつつ、配信をやらずにブログを書いている方ですが、半分実名アカウントだから仮想と現実の中間、バーチャルの姿なので微妙なところに位置する。ホロやにじさんじなどの今(2023年現在)のVTuberのスタイルであるバーチャルエージェントは配信やコラボなどを通して人間的な側面が出ているが、配信しなくてもブログやSNSなどの文章を通して人間的な感情があってもバーチャルエージェントとはちょっと違う。私はバーチャルの姿でありながら、バーチャルな個ではないだろうかと思う。

「バーチャルとは何のことか?」の意味が曖昧になり、バーチャルの立ち位置の定義が複雑になった結果、仮想現実(バーチャルリアリティ)と関わっている意味合いでつながっている。仮想現実と関わっているから名乗ってもいいし名乗らなくてもいいのも自由。

 

バーチャルブロガー・燕谷古雅は何を書こうとした?

去年の7月にあったワークショップがきっかけで「メタバースに関する記事が少ない」という話を受け、自分でメタバース・ソーシャルVRのことを書こうと心から決めていた。しかし、ライターの現実は厳しく、情報の鮮度は足が早いため、XRに関する情報がついていけず、職業ライターになることを挫折。

ライターになることをあきらめてブロガーになって自分から発信しようと決めたが、これまで書いたものはほとんど自分が気になったことばかりしかなかった。内容が内輪寄りでソーシャルVRのことを知らない人には通じないのではないかと不安に駆られた。

XRに関する情報を取り扱っているMoguliveのnoteのゆりいか氏の記事ではこう書かれていた。

 

バーチャル関連の業界は非常にディープで複雑な情報も数多く、それらを一般読者の方にも分かりやすく伝えるという点は非常に苦労するポイントでもあります。

 

引用元記事

note.com

 

バーチャルを取り扱う情報はほとんど内容が濃く、知らない人や興味がある人に伝えるのに難しい。興味をそそるよう噛み砕いた文を書くのは一苦労する。最新の情報の大半は情報系サイトが上になり、最近あったことを書いても同じ内容になっていないのか心配になる。情報系サイトの多くは高スペックを要求されるものやクオリティの高いものばかりで、私はそれに興味が無く、これだと一般読者に興味がそそりにくいじゃないかと思っていた。

バーチャルブロガーといってもVRに関することしか書けず、何を書けば良いのかと迷った。VRじゃなくてもどういうジャンルを書こうとしたのか。ブログの記事のネタを書くのになかなか思い出せない。以前ネタ切れのことを気にしていた記事を書いたのに忘れているんじゃないかと気がついた。

 

※ネタ切れのことを気にしていた記事がこちら。

tsuba-roku.com

 

ネタを切らしてもゲームのことやサッカー・野球のことなど好きなことでも良いから書けと言われても、エンジンが思うようにかからない。私には特化した部分が無く、結局はソーシャルVRのことしか書けなくなる。私は他のジャンルで書くというのが恐れていた。

 

VRブロガーとして

正直にいうと、私はソーシャルVRについての情報を伝える目的で書きたかった。VRに興味がある人や知識がない人にも分かりやすく伝えられるよう、専門的な内容をできるだけ頑張って書いています。私はライターではありませんが、そのような努力をしています。

一般的なVRやXRを取り扱っているブロガーは、ガジェットや技術に関することが主であり、他のブログやnoteの多くはそういった内容に特化しています。私は技術や文化については詳しくありません。私のブログの記事の大部分は、ソーシャルVRのワールドやイベントのレビューを書くことです。ソーシャルVRに関する情報を得る際には、SNSやニュース、情報サイトをチェックしていますが、記事を書く時には内容が被らないように気をつけている。

私が不安感じているのは、既存のユーザーが知っているような内輪の内容ばかりであることです。興味がある人や知識がない人には理解しづらいかもしれず、その点が心配です。バーチャルの分野は一般的に内容が濃いものばかりであり、それ伝えるのにひと苦労です。読み手を考えて内容を分かりやすく噛み砕いて書くことは大変ですが、それが楽しいと感じています。

 

今はビジネスの方でメタバースからAIへ移り変わり、「メタバースはオワコン」と言われるほどの幻滅期だが、今になってVRが重要じゃないのではないかとそんな声があり、ヘッドマウントディスプレイから手軽にできるスマホの方へ移り変わっていく時代になるだろう。それでも目まぐるしいスピードで変わりつつあるソーシャルVRは表向きの話題でも内輪的な話題でもいいから、最新のことは気にせずにごく普通の日記スタイルで書きたい。

 

テキストブロガーとして

10年前、個人でテキストブログを運営した経験したことがある。趣味のスポーツと創作を中心に書いていたが、更新する頻度が少なくなり静かに閉鎖した。長々と書いている時の記憶は覚えてはいますが、その内容のことは全く覚えてはいません。

元々私は文を書くことが苦手だと思っている。それは職業ライターや学校の作文のような「型にはめた文を書くこと」が下手に感じていた。ただ下手でも自分の思い通りに書くしかない。

インターネット老人会の間では知られているテキストサイトのように、面白いネタをこねくり回して読み手のツボを刺激させるようなテキストブログは少なくなっているんじゃないかと。私はテキストブログをやり始めたのは2012年ごろなので、右も左もブログの趣旨が全くわからないし、ユーモアはあまりなく、ライティング術は皆無ままずっと我流でやっていた。

最近になって他人のブログの記事を読むたびに「こんな風に書きたいな」と気持ちが揺さぶられているようになった。テキストブロガーとしてバーチャルでもいいから面白いことを書いてみようかと考えていた。

 

デザイナーとして

忘れてしまいましたが、私はブロガーとしての活動だけでなく、リアルとバーチャルの両方でデザイナーとしても活動しています。

元々同人活動がきっかけで、誌面のデザインに興味を持っていましたが、現実的には厳しい状況であり、デザイン関連の会社で働くことはできませんでした。代わりに、ECサイトを運営している会社でインハウスデザイナーとして働いています。

バーチャルで過去の同人活動について話していたところ、雑誌の企画に誘われました。その企画の話を進める中で、Platform編集部のデザイン担当として参加することになりました。同人活動の経験が役立ち、現実では本当にやりたかったエディトリアル(冊子)デザインを手がけることができるようになりました。

私はデザイン関連の会社で働くという夢を持っていましたが、現実的な制約により、デザイナーとしての転職を諦めてしまいました。しかし、バーチャル方面でエディトリアルデザインをするという道が開けたことで、デザイナーの活動として自信がつきました。

 

 

 

platform-vr.booth.pm

 

エッセイを書くつもりだが、活動報告の内容みたいになったな。ある程度出来たら活動のための記事も用意した方が良かった。

後で自己紹介と活動についてのページを作らないといけないな。

 

最後に

ブロガーとしての活動を続ける中で、常に行き当たりばったりの状態でした。最初からそうだったのです。長年ブログを続けている人たちも、様々なジャンルに触れながら書き続けていたんだろうかと思います。私は特定のジャンルや理想にこだわることなく、完璧さを求めずに、自由にブログを書き続けていきたいと思っています。

バーチャルやXRの分野は非常にディープであり、目まぐるしいスピードで変わりつつあるものです。だからこそ、私も日々アップデートし続けなければならない感じています。

この長文の記事を読んでくれる人たちが、「この人は真剣に考えているんだな」と思ってくれたら嬉しいです。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

引用RT、リプライ、コメントなどの感想をお待ちしております。

 

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