ツバメヤロク - VRレビューブログ

VRSNS・ソーシャルVR(VRChat、Cluster)のワールド・イベント等のレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【ゲーム】ついにインディーゲーム化!"怖くない"と銘打ったおバカなホラーゲーム「小枠内館の祝」レビュー

 

どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(ツバメヤ コガ)だ。

夏と言えば、やっぱり「涼」を求めたくなる季節だな。エアコンもいいけど、やっぱり"怖い話"でゾクッとするのも夏の定番ってやつだ。怪談に肝試し、ホラー映画や恐怖動画・・・でも、怖いのが苦手って人も多いんじゃないか?

そんなビビりさんにも朗報だ。最近リリースされたゲーム「小枠内館の祝(こわくないかんのいわい)」は"こわくない"をコンセプトにしたホラー初心者向けの作品だぞ。ホラーの皮をかぶった、実はちょっぴりおバカで笑える内容になっているんだ。安心してくれ、タイトル通り"こわくない"からな。

元々VRChatで登場したワールド「小枠内館の謎」がベースになっていて、それをVR機器が無くても楽しめるようにPCゲーム化されたというわけだ。

というわけで、今回は「小枠内館の祝」を紹介しよう。実際にプレイしてみたレビューも交えて、この"こわくない"ホラーの魅力をたっぷり伝えていくぞ!

 

怖くないホラーをSteamゲーム化!

youtu.be

 

ZZ ZZZ(ズズ ズズズ)氏によるゲームサークル「アレジゴクゲームズ」が「こわくない」をコンセプトに制作されたホラージョークワールド「小枠内館の謎(2022年公開)」をベースにインディーゲームとして新たにリメイクされた。2025年6月にティザー動画が公開され、同年7月24日に配信開始された。

タイトルの通り、「怖そうで怖くない」ことが最大の特徴であり、むしろ思わず笑いやツッコミが飛び出すような、ホラーテイストのアクションゲームだ。遊び方はシンプルで、プレイヤーは不気味そうな洋館を探索しながらゴールを目指す。プレイ時間は20~30分と手軽で、ホラーが苦手な人でも安心してクリアできる作りになっている。

ゲーム内では物音や軽めのジャンプスケアといったお約束の仕掛けが登場するが。プレイヤーはやたらと大きな懐中電灯やカギなどのアイテムを駆使しながら進んでいく。ストアページによれば、ゴア表現や難しい謎解き、虫やモンスターの襲撃などの要素は一切ない。全年齢対象で、子どもでも安心して遊べるよう配慮されているのもポイントだ。

公開されている動画では、物音やジャンプスケアの要素も丁寧に紹介されており、事前に雰囲気をつかみやすい。探索型のホラーの緊張感を持ちながらも、どこか笑える"こわくない体験"がプレイヤーを待ち受けているだろう。

 

VRChatワールド「小枠内館の謎」

 

2022年、アレジゴクゲームスは「こわくないホラー」をコンセプトにしたホラージョークワールド「小枠内館の謎」をVRChatで公開した。

内容は「小枠内館の祝」とは若干異なるが、ゲームの基本的な流れは同じで、館内に隠されたスイッチや"3つの謎"を解き明かし、ゴールを目指すというシンプルなものだ。

この「こわくない」要素を前面に押し出した独特の面白さが話題となり、当時ネット上でちょっとした注目を集めた。ユーザーからの好評を受け、小学校や旅館など、シリーズ作品が次々と制作・公開されるまで至った。

 

Horror Jokes world 小枠内館の謎

対応プラットフォーム

VRChat・PC&Quest(Android)対応

 

ワールドURL

https://vrchat.com/home/world/wrld_328c7a03-9d61-4249-a945-c8944ce2fee5/info

 

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実際にプレイしてみた

 

スタート地点はこの通りだ。「!」マークが付いているのは「調べる」のサインで、その下にEキーを押す指示が表示されている。パッと見ただけで操作方法がわかるように設計されており、親切な導線になっている。

地図の隣には、やたらとバカでかい懐中電灯が置かれている。ホラーゲームは暗い場所が多いが、これは暗闇が苦手な人へのありがたい配慮なのかもしれない。

 

 

別の部屋に進むと、そこには古めかしいラジオが置かれている。恐ろしい音楽でも流れるのかと身構えつつ調べてみると・・・流れてきたのは、まるで緊張感ゼロののんびりとしたBGM。思わず「ズコー」とズッコケそうになる、肩の力が抜けるような仕掛けだ。

 

 

ゲームを進めると、カギのかかった扉が立ちはだかる。同じ形状のカギを見つけなければ開かないらしい。通った道をくまなく探索すれば、きっと見つかるだろう。

このように、ゲームの進行はカギを探し、アイテムを駆使して扉を開けながら進んでいくシンプルな構成になっている。

 

ツッコミだらけの仕掛けの数々


ゲームを進めるうちに、思わず笑ってしまうような仕掛けが次々と待ち受けている。「なぜこうなった!?」とツッコミたくなるギミックや、突如して現れる意味不明な写真画像(しかも権利フリーのもの)など、カオスな要素が盛りだくさんだ。

このように、恐怖心よりも笑いが勝ってしまう"ツッコミどころ満載"の仕掛けが、プレイヤーを待ち受けている。

 

最後に

今回はホラーゲーム「小枠内館の祝」を紹介した。思わず笑ってしまう"ゆるい恐怖"と、VRを使わないPCでのシンプルな操作性が、初めての人でも気軽に遊べるポイントだ。

VRChatの「小枠内シリーズ」とはひと味違う、ライトで優しい恐怖体験をぜひ楽しんでみてほしい。

 

小枠内館の祝

サポート対応プラットフォーム

Windows

 

対応言語

日本語、英語

※フル音声は日本語のみ

 

ストアページ(Steamストア)

https://store.steampowered.com/app/3855970/_KOWAKUNAI_CELEBRATION/?l=japanese

 

価格

120円

 

プレイ時間目安

20分~30分程度

 

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