バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)です。
最近はモーションキャプチャー「mocopi」が話題になってますね。これはPCに繋げなくてもスマホを連動させ、全身を動かせる装置です。Quest単体で連動し、VRChatを使っても大丈夫そうで、VTuberといったライバーでも非常に便利な代物。
ちょっと前、VRChatではQuest単機で全身で動かすことができる「フルトラッキング」が実装されるというウワサもありました。ただし、動かす時にはOSC(※)という技術的な方法をやらないといけなくなると聞いたことがあります。
OSCの使用例を挙げてみると、チャットボックスで自分が発した会話を翻訳し、外国語で表示するとか、自分の音声を認識してものを出し入れするなどができるなど、魔法みたいなツールが色々とある。
これだったらコミュニケーションが円滑になったり、なりたいものややってみたい事など自由自在操れるだろう。
※OSC・・・OpenSound Controlの英略。電子楽器やコンピューターなどの機器を使い、データをネットワークで介してリアルタイムで共有する通信プロトコル。VRChatでは外部のアプリを利用してアバターやワールドを制御したり、逆にストリーミングして外部アプリを制御する時に使う。
現代の魔法、OSC。技術面のことを理解すれば、非常に便利なものなのは間違いないだろうね。
おー、えす、しー。私にも上手くできるのだろうか・・・。
・・・なんだかお寿司が食べたくなりますなぁ。
というわけで、今回は「まで寿司」に来ました。
OSCときて、私の思いつきで寿司に食べに行きたかったです。
オチが既に分かっているようですが、すまないな。
このワールドは寿司を手に取り、食べることができますが・・・残念ながら私はPCデスクトップなので、手にとって食べることはできないんだ。
PC専用のワールドなので、Questは対応していない。これはヘッドマウントディスプレイとPCに繋く「PCVR」で遊べるものなんだ。私のパソコンはゲーミングのものではないので繋げられないからすまない・・・。
今回は寿司屋で食べに行ったと分かるように、PCデスクトップのドローンカメラを利用して撮影しました。
トロ、サーモン、イクラ、タマゴ・・・この写真のアングル、結構良いなー。美味しい寿司が廻っている!食欲が湧きそうだ!現実世界の回転寿司に行ったような雰囲気だ。
SNSではこういう写真をよく見かけるな。これは手を洗うためのボタンではない。お茶に使うお湯を出すためのボタンだ。下手に手洗いで使うとヤケドしてしまうぞ!
回転寿司を見ると楽しいな。どんなネタを食べるか迷う。
Questの世界に慣れている私は、PCの世界の中で楽しそうだった。見慣れた世界にはない表現は見た事がない。面白い仕掛けもあると思う。
あ、このタブレット端末で注文できるな。これを使って食べたい寿司ネタを頼もう。
けっこう良いもので決まりだ!
おお!来た来た。大トロだ。いただこう!
ぱくっ。あー美味い!
最近、近所の回転寿司屋がコロナや不況のあおりで潰れてしまい、現実の世界で寿司を食べることがあまりなかった。仕事などいっぱい稼いだ分で寿司を食べる人を見かけるようになって、羨ましく思ったな。
バーチャルの世界にある寿司を食べた後、涙を流していた。
ワサビが効いたわけではない。現実世界にはできないことをバーチャルの世界で体験することに感動したからだ。
寿司をいくつか食べた後、シメの時に食べてみようと、廻っているスイーツに目が留まった。チョコケーキだ。ひとついただこう。
・・・ああー、美味しい!スイーツ屋に売っているものとひけをとらない美味さだ!
さて、お腹いっぱい食えたところでおあいそだ!
OSC(オスシ)。
特殊な人しか味わうことができない代物。
オスシと向き合い、頑張って身につけ、将来はオスシが食えるように頑張りたい!
ワールド情報
まで寿司 -MADE SUSHI-(PCのみ)
現実世界で見かけるような回転寿司チェーン店のワールド。寿司ネタが豊富。食べた寿司の金額が表示される。寿司を食べる時にはPCVRをしないと分からない。