年に2度行われる電脳世界の祭典「バーチャルマーケット」。
メタバースの中で皆が憧れる「ある世界」が点在する。
その名は「パラリアル(並行現実)」。現実にある都市とバーチャルを融合し突然変異と化した世界である。
謎の機関「ヒッキー」は「パリ」「札幌」「名古屋」の3つの都市を確認した。
今現れた「パラリアル」として変貌を遂げた三つの都市にある共通点。
私はその謎を探るため、PCデスクトップで入り込んであの世界へ向かった。
私の目で真実を確かめてやる!
注意:私の解釈と無理矢理なこじつけが含まれています。
こんにちは!バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)です!
ついにきました!冬の祭典「バーチャルマーケット2022Winter」(以下Vket、Vket2022Winter)。
このイベントの目玉となっている企業出展のワールド「パラリアル」。期間が終わった後もう現れることができない、大変特別なワールドです!
今回は「パラリアル・パリ」にきました!
パリといえば、「花の都(みやこ)」。いかにも華やかな感じ。
メタバース・ソーシャルVRは旅行に行った感覚で楽しめるものなので、わざわざリアルで現地に行かなくても、バーチャルを利用して海外旅行に行った気分を味わえるんだ。
いやー、見ただけで美しいじゃないか!このワールドは広々とした空間で、見て回るのに大変だろう。さて、パリの街並みを行って回ろうか!
フランスのパリといえば、おしゃれなオープンカフェをイメージするだろう。
ここでコーヒー飲んで読書とかパソコンで打ち込んだり、友達と一緒にスイーツを楽しんだり。見ていると賑やかそうだな。
テーブルの上にあるスイーツは写真映えするほど美しいな!
花柄がモチーフが特徴のファッションとコスメブランド「Mary Quant(マリー・クヮント)」。コスメやアクセサリーを「ここで」買う事ができる(※ECサイトにジャンプする仕組みがある)が、アバターなどに使う3Dモデルが販売されているぞ。
これはイギリス生まれのブランドなのに何故パリの世界にあるのか?メタバースの世界なので、バーチャルの分野も進出しているおかげだろうな。
前回夏のVket2022Summerで紹介された「ベルク」。
埼玉と群馬を中心とした関東のローカルスーパー。「安く、おいしく」をモットーにしているんだってね。
最近はZ世代を中心に若い人でも支持されているそうだ。
何だ?パリの世界で日本のスーパーがあるって?前回のニューヨークのところにも見たことがあるが、そこは突っ込まないでおこう。
ああいうのは現実とバーチャルを合体した影響で世界線がくっついているだろうな。
ベルクの店内。店の中は日本式のスーパーマーケット。食料品や日用雑貨など品揃え豊富だな。んっ、ここはボウリング場あるのか!?
前回の買い物カートを使って走り回るレースも好評だが、今回は店内でボウリングゲーム。現実世界でやってはいけないことでバーチャルでもそれを実現させるとは、なかなか攻めているだろうな。
パリの道中で歩いていると、近くにエッフェル塔が見えた。パリの象徴と呼ばれた建物だ。
これは電波塔ではないが、100年以上前にあったパリ万博のために建てられたものだ。万博は人類の文明のために開かれたもので、前回のパラリアル化した大阪は万博を控え、メタバースの方を取り入れただろうし、パリのエッフェル塔そのものは人類の文明の歴史的建築物だから電脳世界にも残ってるな。
人類の文明は素晴らしいものだ!
最近Vketの方では「MY Vket」という、固有のメタバースプラットフォームがある。
自分のアバターを作るツールとか、自分の部屋を手軽にカスタマイズできるとか。
もっと身近に、もっと手軽に楽しめるメタバースを目指しているんだね。
ここはヤマハのブース。ピアノや楽器など並んでいるな。
ピアノやギターなどが置いてある。楽器の演奏ができるね。手に持って楽器を弾いてみたいぞ!
2階には初音ミクをはじめとする「VOCALOID」。北海道だろうと思っている方も結構いるそうですが、あくまでも製品そのものかと・・・。
生まれのことはさておき、元々「VOCALOID」は介護のために作られたと聞いたことがある。初音ミクが現実世界で知られるようになってから15年経った。米津玄師やYOASOBIなどそこで育ったらしい。音楽の文化に大きく発展したなぁ。
ここではボカロ曲のピノキオピーによる「神っぽいな」の音楽に乗せてダンスすることが出来るぞ。
ここは大丸松坂屋百貨店。建物自体はパリの中心街と溶け込んで違和感ないのは不思議だなぁー。
中を入ってみると、結構美味しいものがずらり。どれもお値段は結構するが、お歳暮やクリスマスのギフトにするなり、冬のボーナスとか奮発して自分のご褒美に買うのも良いぞ!
私は百貨店の向こうにある扉を開けるとーーー
なんだ、これは!?
暖かなピンク色の背景。まどろむような光が全身を包んでくる。
目の前にはふかふかのベッド。
ハッ、あのピンクの世界は眠りと夢を可視化したものだったのか!?
これがVR睡眠?
最近、メタバースで法律が作られているらしいが、弁護士事務所までも出来ているんだね。
まだ発展途上なところが多いが、最近は人間関係のトラブルやハラスメント、知的財産、ネットリテラシーなどの法律に注目されている。
「三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社」っ!・・・何とか言えた。
ここは株と証券取引に関する企業ブースかな?私には詳しい事がわからないが。
テレポートすると、フランスの雪山のスキー場にジャンプ!
ここでソリ滑りを楽しめるぞ。何故雪だるまなのか?金融関係なので資産に例えているんだってさ。
前回も引き続き、ロートのブース。私もデジアイやZi、Cキューブを愛用している。
VRで目の疲れに目薬を使おう!
ふぅ、セーヌ川に着いた・・・。
パラリアルの世界、こんなに回るとは大変だ。
景色を見て落ち着かせて休憩しよう。
さっき見たエッフェル塔で気になるが、何かを感じるぞ?
東京タワーのような電波塔じゃないが、なんだろう。
「タワー」か・・・タロットカードの話で神に近づくために作られたものだよな。人の努力と発展と進化のために、か。電脳世界もそうだが。
人類の文明の発展、何か意味があるだろうな。
確か、前回もあったなぁ。センセーショナルあふれるヴィジュアルバンド「聖飢魔Ⅱ(せいきまつ)」。お前も蝋人形もといアバターにしてやろうか?・・・って。
Vketで出されている版権公式のアバターはちゃんと販売されているんだね。
ここはレノボのブース。これはVketでは初めてなんだ。
最新のゲーミングパソコンが紹介されているな。
これは何だ?ゲーミングパソコンの冷却装置をイメージとしたウォータースライダー。
冬のイベントなのに冷え冷えだ。・・・ハックション!
テレビ朝日のブースかと思った?これはクレヨンしんちゃんの単独のブースだ。
これも3Dアバターが販売されている。昔、しんちゃんの創作物であるぶりぶりざえもんとのサイバーテロの話があったなぁ。
ここが正真正銘のテレビ朝日のブースだ。メタバースを題材にしている番組やバーチャルアイドルを利用したバラエティ番組を取り入れるほど、このブースも含めて結構関わっているんだな。
目の前のステージはMステの出演者になった気分を楽しめるぞ。
モデルガンのメーカー、東京マルイのブース。
ここでモデルガンを使って試し打ちができるな。射的を利用したクイズかな?
やっと着いた!フランスの象徴・凱旋門!
これを見た時は大変大きい建造物のイメージが強いゆえ、何のための門なのかわからない人が結構いる。
ナポレオンがロシア・オーストリア連合軍に勝利した記念に作られたが、完成した時はナポレオンが既に亡くなってしまった。自分の勝利のための門なのに見ることができなかったのは残念なところはあるんだな。・・・しみじみ。
フランスの英雄であるナポレオンもそうだが、あのようなみんなが憧れる存在・・・フランスは「永遠の憧れ」と呼ばれたものだろうな。
この世界のようにみんなが憧れる存在か・・・。それにしても、PCだけの世界の中で色々と入る事が難しい「パラリアル」のパリに入れて良かったな。
凱旋門よりエッフェル塔の方が気になるが、不思議な感じがするなぁ。
タシカナメを見た時にうっすらと見えないものを感じるエッフェル塔。
まだパリに行っただけなのに三つの共通点の謎は気づいていないだろう。
パラリアルの世界の真実はまだ遠いのである。
パラリアル・パリ。
「永遠の憧れ」と呼ばれた「花の都」。
ディスプレイに映える美しいバーチャルの街並みは人の目を奪う。
現実世界も電脳世界もみんなが憧れる場所として永遠に残すだろう。
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「パラリアル・パリ(Vket2022W Parareal Paris)」
— 燕谷古雅@バーチャルブロガー (@Tsubameyakoga) 2022年12月3日
現実世界では「花の都」と呼ばれ、「永遠の憧れ」の地として知られている。
電脳世界との融合により、「バーチャルの憧れの地」として変貌を遂げた。
メタバースに憧れて訪れる人がいるだろう。#Vket #Vket2022Winter#VRChat #VRChat_world紹介 pic.twitter.com/sYnwS9h7nb
公式サイト
バーチャルマーケット2022Winter 公式サイト
ワールド情報
Vket2022W Parareal Paris(PCのみ)
期間限定ワールド。花の都で永遠の憧れと呼ばれた「パリ」をバーチャルと融合した世界。スーパーベルクやヤマハ、テレビ朝日などの企業ブースが目白押し。