現実世界と電脳世界が融合したワールド「パラリアル」。
南の沖縄では似たような空間は存在したが、北の北海道では同様の規模の空間が発見されたばかりだった。
その名はパラリアル・札幌ーーこの世界には珍しい力が秘められている。
どんなものなのか、私の目で確かめて行ってみたい。
こんにちは。バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)です。
パリから帰国し、飛行機で乗り継いで東京から札幌に向かっています。
目的地はパラリアル化した札幌。その謎について探りに行きます。
前回はこちら。
注意:私の解釈が含まれています。お気をつけてください。
やっとついた!ここは「パラリアル・札幌」だ。ここで雪まつりがあるのか。
さてと、外を抜けて思いっきり回ろう。
外を抜けるとあり得ない光景に。
わぁー!さっぽ・・・ん?ニッカウヰスキーやキリンの看板が見えているが・・・ここ、すすきのじゃないか!?
パラリアル化した世界は何か歪んでいるのは気のせいか!?いや、おかしいぞ!
みんなの印象が電脳世界に反映されたんだろうなぁ。
・・・ハックション!
天気予報を見たら気温はマイナス1度。パリから帰国したばかりで、あったかいものを用意していなかった。さて、お店に行って防寒具を買っておかないと!
「渋谷AZLM」と「よつば乳業」の合同ブース。
北海道といえば牛乳。酪農とか乳製品が盛んだな。よつ葉牛乳が有名だ。
あっ、あっちのチーズ、美味しそうだ!
よい子のみんな、牛乳飲んで体を強くしよう!
2階に上がると、ルーレットがある。回してみよう。どれどれ・・・
あっ、「M賞」が当たった!サイトにジャンプしよう。
あ、なんだ。渋谷店と書かれているから、現地にいかないとダメか。
こんなところにかまくらとお菓子の家・・・かな?入ってみよう。
おおー!へやの中は暖かそうだ。
「ゲーマーサップス」というエネルギードリンクのブースだ。これって、プロテインと違うのか?
ゲーム実況のYouTuber「赤髪のとも」のブース。現実世界も電脳世界も有名らしいな。
チャンネル総数206万人、ツイッターのフォロワー数が約93万人で大変すごい人だね。
YouTuberもバーチャルの世界と現実の世界を行き来するのか。
街中を歩いていると、激しい動きをする得体の知れないものが発見。
よく見たら「すぐる」の「ビックカツ」じゃないか!
バーチャルでカタログに触れると・・・ふるさと納税のページに・・・ジャンプしてふるさと納税が出来るんだ。どの地域に住んでいる人でも納税できるんだ・・・うわぁっ!!
ロデオマシンで説明するどころじゃなかった。
魚といえば「静岡県焼津市」!前回のVket2022Summerに引き続き、2回目。
これもふるさと納税ができるんだ。返礼品のネギトロや鰹のたたきなど色々あるんだね。ビールサーバーがあるけど、酒の肴には良いかも?
ここはマグロ解体の体験ができるからPCVRの人はやってみてね。
「環境省」。Vketで初の省庁のブース。
2030年の近い未来の一軒家をイメージしているんだ。バーチャルで脱酸素社会について詳しく説明されている。
前回パラリアル・ニューヨークで出展された「アルパイン」。カーステレオのメーカーだ。
バーチャルで実際の機器を使って試聴する事ができたり、キャンプで焼きマシュマロとか焼き肉焼いて食べて楽しむ事ができる。
それにしてもあのアルファードは見かけないなあ。
おおっこれは大きいぞ!これは「ヘルシンキ大聖堂」の大雪像。別名はニコライ教会。
フィンランドで有名な観光名所。白い外壁が特徴で、それに合わせて美しく作られています。
「ポリゴナルマインド」という名前は知らないと思う人が少なからずいますが、行ってみればわかる。
あのバターやホットドック、バナナのアバターでおなじみ。誰でも無料で使える3Dアバターの「100 AVATAR」の一部が展示されている。え、100って結構あるんだな。
ここはバーチャルで雪合戦できるのか!雪玉掴んで楽しもう!
大通公園まで歩いたところで休憩・・・。ふぅ。
すすきの周辺で歩いて回っただけでいっぱいだなー。まだ企業ブースがありそうだからいっぱい回るか。
パチスロメーカーの「ユニバーサル」のブース。「花火絶景」や「沖ドキ!」などで知られている。これはVketで初めてかな?スロットは熱くならないように、ほどほどにね。
ボタン押して撮影したものが花火となって映るギミックがある。押しすぎると動作の負担がかかるので注意が必要だ。
Vket2022Winterの前に雪像の募集があると聞いた事があるが、こういうものだったのか!面白い形だね。
これは見覚えあるが、ダンベルじゃなくてパンジャンドラムかな。
これは見覚えあるオブジェだ。前回のVket2022Summerで行った事があるぞ。
現実世界にある展示場のあの逆三角の部分は「ピラミッド」と呼ばれているのか。
それにしても、現実世界には作る事が難しい形をバーチャルの力で作るとは凄い。
札幌のリアルにある特有の文化をメタバースで活かされたな。
デスクトップだし、実際にPCVRで遊んでみないとわからないな。
「JVCケンウッド」のブース。前回は「ゲッタンダンス」が踊れるブースが話題にはなっていたが、今回はヘッドホンの紹介。直接ショップサイトでアクセスできる。
広瀬香美が話題になっていたことが大きかったんだろうな。レコードだけじゃなく、ヘッドホンやオーディオのことも忘れるなよ。
「JVCケンウッド」のVTuberとバーチャル社員。最近バーチャルの世界でも会社の社員がいるんだね。世の中、企業系のVTuberが色々とあふれているんだな。
Vketで初出店の「株式会社いちばんぼし」。バーチャルとキャンプという珍しい組み合わせだね。ここでVRグランビングやVRワカサギ掴みを楽しめる。前回Vket2022Summerで好評だった、あのフォークダンスで踊る事が出来る。
メタフェスで紹介された、オンラインクラウドの「kintone」のブース。名前の由来である筋斗雲(きんとうん)に渡って登ると、パソコンを打ち込んでいる男の近くまで行ける。ここから見ると大きくて迫力あるんだな!
ここでkintoneの技術系同人誌がバーチャルで読めるんだね。
あの筋斗雲は清らかな心を持った人じゃないと渡れないが、本当かね?
札幌に実在するVRのハンバーガー屋「クラフターズ・キャンプ」。
行ったことはないが聞いた事があるぞ。あのワールドはQuest対応だ。
札幌の名所「さっぽろテレビ塔」と「時計台」が見えてきた!札幌の中心部に大通公園の出発点だけど、ポータルが見えたところでゴール地点か。
さっぽろテレビ塔に何か微細なものが見えたな。あれ・・・変だな?パラリアル・パリのエッフェル塔に行った時よりパワーが弱そうだがどうなっているんだ?
リアルの世界では「ガッカリ名所」だと聞いた事がある。印象によってその世界で反映されたのだろうかなあ。現れたばっかりだろうし、何かの力が沸き起こるのはまだまだか。
せっかくゴールにたどり着いたから近くで見ようか。
札幌の時計台は北海道開拓の歴史に残る大事な場所。現実世界では残念な景観の印象だが、電脳世界の方はガッカリさせないように、周りの景観をそうしたかったんだろうな。
リアルに暮らしていた頃、一人で札幌に行きたかったが、コロナの感染者数が増えた理由でなかなか行けなかったな。バーチャルの世界でこんなところに行けて良かったよ。
いつか札幌に行きたい。
タシカナメでもうっすらとみえる「塔」の力。
この世界はまだ発展途上。雪の力で新たな可能性が見えてくるはず。
パラリアルの謎はまだ気づいていないままだった。
パラリアル・札幌。
開拓の歴史がある街。
現実ではできなかったものが、バーチャルの雪の力で変えさせる。
メタバースという新たな分野で電脳世界の開拓の歴史を刻むだろう。
次の回はこちら。
「パラリアル・札幌(Vket2022W Parareal Sapporo)」
— 燕谷古雅@バーチャルブロガー (@Tsubameyakoga) 2022年12月4日
電脳世界では南の沖縄は存在していたが、北の札幌は最近発見した。
札幌の時計台はパラリアル化により「北のメタバース開拓のシンボル」として、電脳世界の観光スポットとして注目されている。#Vket #Vket2022Winter#VRChat #VRChat_world紹介 pic.twitter.com/sYg3Kv0haZ
公式サイト
バーチャルマーケット2022Winter 公式サイト
ワールド情報
Vket2022W Parareal Sapporo(PCのみ)
期間限定ワールド。北の最大都市「札幌」をバーチャルと融合した世界。Vketとゆかりのある雪のオブジェや巨大な雪の建物を見ることができる。