どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
タイトルについてだが、私にはちょっと納得できないところがあって、この記事を書くことにしたんだ。
最近はVRChatやCluster、NeosVRなどのソーシャルVR(VRSNS)を始めた人が増えているそうだ。そしてスマホ対応されているClusterもそうだが、VRChatがスマホ版に対応するように開発が進んでいることから、ソーシャルVRはスマホでも楽しめるようになっていくんじゃないかと思う。とは言え、ソーシャルVRに興味を持った人が増える一方で、時にはトラブルや心配の声が出てくることもあるんだ。環境に馴染めなかったり、理想とのギャップを感じて楽しめなかったり、トラブルがあって怖くなってやめてしまったりということも、残念ながら少なくない。
そこで今回は、自分自身の経験も含めて、ソーシャルVRで起こりうる不安を解消し、安心して楽しめるようにするためのアドバイスをまとめてみました。
色々と壁を感じさせるメタバース
メタバースについては、100人に聞いても答えがバラバラであり、関係が深いソーシャルVRの場合、プラットフォームによって自由度が高すぎるため、「VRって色々ありすぎて難しい」という印象を受けることがあります。単に「面白いから入った」という理由で参加したとしても、その後「何をしたら良いのか」という不安の声があり、つまらなくなってやめてしまう人もいるのが現状です。
メタバース・ソーシャルVRには日曜大工の要素があり、BlenderやUnityなどの3Dモデリングや、アバターやワールドのアップロードといった技術的な知識が必要になることがあります。そのため、作成に苦手意識を感じる人が少なくありません。しかし、プラットフォームによっては技術的な知識が不要な場合や、他人に依頼して作成する事ができる場合や、アバターやアセットを購入することもできる場合があります。
ソーシャルVRはコミュニケーションを重視しており、MMOゲームのように現実世界と同じように口頭やチャットでのやり取りが必要になるため、コミュニケーションをとる際にトラブルなどの不安やストレスを感じることがあるでしょう。
VRを楽しむためにはヘッドマウントディスプレイやハイスペックのパソコンなどの機材が必要になりますが、そのため高額で手を出せず、ハードルが高く感じている人もいます。私も最初はこのような理由で強い抵抗がありました。
人によってはヘッドマウンドディスプレイを装着するとと酔ってしまい、VRを楽しむことを諦めて機材を手放す人もいます。VRは機器を装着して遊ぶものであるというイメージがあるため、苦手意識を感じることがあるかもしれません。
このように自由度の高さや技術的・経済的な抵抗、コミュニケーションの心配などといった壁があるため、怖くて手が出せないと感じる人がいます。その壁を取り払うには自分で考えたり、調べたり、人に聞くしかありません。
玉石混交だらけの情報
メタバース・ソーシャルVRの情報は、良いものも悪いものも混じっており、検索エンジンで調べても間違った情報が紛れ込んでいる場合があります。例えば、「仮想通貨やウォレットが必要」といった内容が必ず出てきて、「メタバース(≒ソーシャルVR)の始め方」が見つけられない人がいます。
また、技術や操作方法などに関しても、ソーシャルVRのプラットフォームに対応しているバージョンが更新される可能性があり、情報が古くなっているため、正確な情報がどれかわかりにくいことがあります。正確な情報を探し続けるのに疲れて挫折してしまうこともあります。
メタバース・ソーシャルVRの情報を探すのに的確なワードを検索するなど、ひと苦労するところが見受けられています。
※ソーシャルVRに関する情報に興味がありましたら、以下の記事を読んでいただけると幸いです。
まずはやってみてから考えたらどうか
メタバース・ソーシャルVRのやり始めるときに行き詰まったり、正確な情報が得られず、諦めてしまう人が少なくありません。誰でも最初は右も左もわからず苦労したことがありました。
プールに入る前に水に慣れさせるような感覚で、実際に入ってみてソーシャルVRを慣れさせてみるのは良いかもしれません。VRゴーグルをつけることが苦手な方は、スマホやPCデスクトップだけで試しても構いません。
ソーシャルVRには正解となるものは全く定まっておらず、プラットフォームによっては、初めてやるときに何をすれば良いのかというやり方は異なります。リアル知人や経験者の方に相談するなり、TwitterなどのSNSで質問するなり、自分自身で「〇〇(特定のソーシャルVR・VRSNS)」と「はじめ方」を合わせて検索して調べてみるなり、自分次第で情報収集してみてはどうでしょうか。
集会所やロビーなど人が集まりやすいワールドに行ってみて、人が集まっているところにあいさつし、出来るだけ話してみましょう。時には、ソーシャルVRを楽しむためのヒントやアドバイスをくれることもあります。
一人で楽しんでみたい場合は、先輩ユーザーや経験者のお話を頼りに、ワールドに行ってみたり、イベントに参加してみたり、アバターやワールドを作るなど、色々なことに挑戦してみるのも良いでしょう。新しいきっかけを見つけ、楽しみが増えてきます。
しかし、時には交流時のトラブルが発生することがありますので、自己防衛をする必要があります。この点にも気を配りながら、ソーシャルVRを楽しむようにしましょう。
このように、実際にやってみて環境を少しずつ慣れさせ、ソーシャルVRが本当に楽しめるかどうかを検討するのが無難です。
さまざまな不安に囚われるな
ソーシャルVRをやっている時には、さまざまな不安やトラブルがつきものです。交流時やイベントでのトラブルや、アバターやワールドなどでの創作での不安など、VRライフを満喫する際には、壁にぶつかることがあります。
ソーシャルVRは、学校の放課後と文化祭の雰囲気のような、賑やかで刺激的な場所です。そのため、人とのトラブルや人間関係の問題が発生することもあります。
アバターやワールドの制作や改変の際には、やり方が分からなくなってしまったり、アバターや3Dモデルが売れなかったり、評価が伸びなかったりといったことが起こるかもしれません。創作時に悩んでしまうこともあるでしょう。
VRでやっている人の中には、元からプロの人やVRで活躍しているひと人もいるため、人によっては自分には何もできないと感じたり、落ち込んでしまうこともあるでしょう。しかし、さまざまな不安やトラブルにとらわれてしまうと、自分が楽しむべき方向を見失ってしまい、楽しめなくなってしまうことがあります。その結果、疲れ果てて辞めてしまうこともあるかもしれません。
それでも、ソーシャルVRで楽しめることはたくさんあります。自分にあった遊び方や創作方法、解決策を見つけ、周囲の人たちとコミュニケーションを取り、楽しみながら成長していくことが大切です。
ソーシャルVRは怖くない、「気にするな」
ソーシャルVRは自由度の高いコミュニケーションツールであり、SNSに近いものでもあります。最初はやり方やコミュニケーションの取り方など、人によってハードルが高く感じると思いますが、「とりあえずやってみる」という感覚でやってみたほうが良いです。
予期せぬトラブルもありますので、周囲の人たちのアドバイスなどを参考に自分で考えて判断して決めましょう。
ソーシャルVRは称号や実績をもらったり、人と競うようなゲームではありませんし、活動や創作を通して楽しみながら自分を磨くことが大切です。
周りを気にせず、とらわれず、ストレスをためないように気をつけて、VRライフを楽しみましょう。
ソーシャルVRは、いろいろな怖い要素があるかもしれませんが、多種多様なことに挑戦できる場所でもあります。できるだけ、「気にせずに」とりあえずソーシャルVRに触れてみることをおすすめします。
長文にお付き合いありがとうございました。
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