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【VRChat】阪神日本一おめでとう!「バーチャル道頓堀でダイブしよう集会」レポート

 

どうも!バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!

阪神タイガース、日本一おめでとうございます!

なんと、1985年以来の日本一を達成しました。1985年といえば、バック・トゥ・ザ・フューチャーの物語が繰り広げられた年ですね。歴史的な瞬間が再び訪れ、マーティとドクもビックリしていることでしょう。そして、この歴史的瞬間をメタバースで見れたことはのは本当に素晴らしいことです。

いやー、まさか阪神が日本一に輝くとは思わなかったな。しかし、メタバースの中でその瞬間を体験でき、歴史に残る瞬間に立ち会えたことは、何よりも貴重な経験だと思います。

そこで、今回は阪神日本一になった瞬間と、「バーチャル道頓堀でダイブしよう集会」のレポートをお届けします。どちらも素晴らしい出来事で、それでは早速振り返ってみましょう。

 

 

2023年11月5日。今日が最後の試合である、日本シリーズ第7戦。私は緊張のあまり、パソコンの作業が出来ず、試合見るのを集中しようと頭を切り替えた。

お互いの投手も好調で、3イニング終了後まではお互い無得点。その時私は落ち着きがなく、水を飲む回数が多いのか、水がなくなってしまうほどだった。

4回表の阪神の攻撃。大山がデッドボールを受けた後、1アウト1・2塁になり、次のバッター・ノイジーがレフトスタンドへの3ランホームランで先制を決めた。ただ、3点を入れただけで安心できず、4回裏のオリックスの攻撃を注意深くテレビを食い入るように見た。5回表の阪神の攻撃でオリックスの宮城から比嘉に変わった後、流れが良くなり、森下・大山・ノイジータイムリーヒットを決めて6対0。これで安心して日本一に決まるだろうと期待していた。

7回裏終了後、私はバーチャル道頓堀にインスタンスを開き、人が来るまで待っていた。

 

 

夜9時。私の思いつきで突発で阪神の日本一を見届けようと、待機。

この時はまだ8イニング。私はヘッドマウントディスプレイの下の隙間からテレビを確認しつつ、人が来るまで待っていた。

テレビの取材班が来るまでの間、フレンドと野球の試合の話をし、試合の様子を確認。しかし、テレビの取材班のいるインスタンスに行ってしまう。透明アバター状態の取材班は何かと勘違いしたのかと、「私のいるインスタンスに行ってください」と指示をした。

私が建てたインスタンスで取材班が来たところで、阪神の日本一を見届けようと、フレンドと参加者たちはバーチャル道頓堀のえびす橋の桟橋に固まるように待っていた。

 

 

ある人はTVerというアプリを見たり、もう一人は地上波のテレビを見たり。ネットの遅延によってタイミングがずれているように見えているが、地上波の方が早く感じていた。

9回表の阪神の攻撃、森下のタイムリーヒットで7点差に広げる。これでもまだ打っているのかと驚いた。その後に9回ウラのオリックスの攻撃に切り替わり、現実世界の画面を確認しながらバーチャルの身体で道頓堀のえびす橋の上で見守った。森のダブルプレーで2アウト、ランナーがいない状態で頓宮はバッターに立つ。人が次々とえびす橋のらんかんの上に上がり、飛び込みの待機をしていた。しかし、頓宮はソロホームランを放ち、オリックスが1点を決めた。

 

 

「オイオイ、まだだよ!」とツッコミを入れ、みんなはアウトになるまで真剣に飛び込みを待っていた。そして杉本がレフトフライで3アウト、試合終了。

 

 

その後、「阪神日本一おめでとう!」と叫び、数人で思いっきりえびす橋の上から飛び降りた後、橋の上にあるビール(いつの間にか注いだ状態)を持って飲み干したり、ビール瓶を持ってシャンパンファイトをするような仕草をやったりと、どんちゃん騒ぎの状態だ。

 


イベントに駆けつけたDJの3Marcoさん(@3Marco_VRChat)が大阪にまつわる楽曲を流し、披露してくれました。DJから流れる音楽に合わせて乗り、阪神の日本一を祝う宴を盛り上がった。

 

夜10時。本イベント「バーチャル道頓堀でダイブしよう集会」が始まった。

関西部の代表である柳透さん(@yanagi_tooru)が、えびす橋の欄干に上がって六甲おろしを合唱し、そこから飛び込もうかと提案。

みんなが橋の欄干の上に上がり、六甲おろしを合唱。

 

 

 

回線による遅延があってバラバラだけど、道頓堀で心を一つにし、六甲おろしを合唱。その後、一斉にえびす橋の上から次々と飛び込んだ!

 

 

 

飛び込みをしている間に警察官の格好をしているアバターもてんやわんや。現実世界では警察官が集まり厳戒態勢しているが、バーチャルでは飛び込んでも構わないほど安全だ。

飛び込みを終え、再び宴の時間。DJの音楽が再び流れ、踊り足す。野球ファンは野球トークで盛り上がっていた。気持ちが昂ってまた飛び降りる人がいたり、挨拶回りをしている人もいるなど、場はカオスになっていた。

そんな中、テレビの取材班から呼び出され、インタビューを受けることになった。

 

周りの声が混じり、何を言っているのか分からないほど聞き取れず、橋から離れた場所でインタビュー。

イベントを行った経緯と理由などの質問に答えた時、私はインタビューに慣れないのか頭の中が真っ白で何を言っているのか分からず不安に思った。空白の部分も目立ち、会話が思うように進まない。後ろからフレンドの声をかけられた後に気を取られ、言っていることが忘れてしまうほどだった。

 

そしてテレビに映るための確認の同意をし、インタビューが終わる。柳さんのインタビューをやっている間に道頓堀の様子を見て回った。

しかし、柳さんがインタビューが終わっておらず、腕時計を確認して11時すぎになり、グリコサインのような看板がある側に向けて集合写真を撮る。

 

 

撮影の後、主催者側以外の人にもインタビュー。阪神の帽子やユニフォームをまとったアバターや、野球のことが全く知らないけど来ただけの人、日本シリーズ相手のオリックスファンがイベントのことやアバターなど色々と語った。

このイベントは阪神ファンだけでなく、オリックスや西武、広島のファンだとわかるようなアバターをまとった人がいました。全員野球ファンではなく、野球ファンじゃないけど面白いから参加してみたい人もいて、道頓堀ダイブのイベントはメタバースの世界でのお祭りとして定着されているとうかがえる。

 

 

バーチャル道頓堀でないはずだった、阪神の日本一を祝うパネルがでかでかと現れた。とあるユーザーがアバターのギミックによって仕込まれたものだという。

 

 

空を見上げると天から祝ったように「日本一おめでとう」の文字。

38年前の優勝の後から低迷や優勝逃れが続き、長い間球団の苦境を乗り越え、メタバースの道頓堀で歓喜のムードに包まれていた。

 

 

最後にテレビの取材班からの要望でグリコサインのような看板をバックにし、「阪神優勝おめでとう」と声を大きく上げ、イベントは大成功で無事に終えた。

 

イベントの主催経験が浅く、大勢の人をまとめたり、テレビ取材班に指示を出すのに一苦労でしたが、関西部の柳さんに助けられたのは大きかった。

最初は自分の思いつきでポスターを投稿してバズり、メディアに取り上げられるほど時の人になるとは思いも寄らなかったです。関西の人や野球ファンも大好評で、ファンだけじゃなくても祭りとして定着していたんだろうなと思いました。

メタバースの良さを活かし、バーチャル道頓堀に大きく貢献したのは本当に良かったです。

 

世知辛いニュースの多い現代には、このような「気軽に楽しめるお祭り」が必要だったかもしれません。

 

ユーザーが自分の「好き」を求めて表現活動をしてきたことで、毎日どこかで誰かの「お祭り」が行われているのが、このメタバースの世界です。

引用元:https://vr-lifemagazine.com/2023-hanshin-are-celebration/

 

ソーシャルVRの世界は「毎日がお祭り」といっても過言ではないほど、イベントがたくさんあります。メタバースの世界の「お祭り」は自分の「好き」を表現するための場であることは間違いないです。

 

【JP】Virtual Dotonbori in OSAKA(PCのみ)

vrchat.com

有志グループ「VRChat関西部」が制作した、大阪の道頓堀をVR化したワールド。現実世界を似せたように再現している。道頓堀から飛び込みはOK(飛び込んでもスタート地点に戻ります)。

 

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