どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
最近、ちょっと運動不足ぎみだったんだけど、VRで運動する方法もあるってことに気づいたんだ。ビートセイバーやダンス動画を見ながら体を動かすといった、VRで運動することができるワールドは色々あるんだ。
VRCボクシングは対戦格闘だけではなく、エクササイズを目的に利用している人がいるんだよ。
今回はVRCボクシングジムで宅トレに挑戦してみたんだ。VRで体を動かすのはあまりないけど、試しにやってみよう。
注意:この記事は2024年3月23日に更新した記事です。
2024年4月6日追記。2024年4月6日のアップデートでパンチングマシンのトレーニングモードが廃止されました。
VRCボクシングジムに到着。しかしジムは無人の状態。
なぜ私ひとりでボクシングジムに来たのか?それはひとりでも出来る場所がジムにある。教えてあげよう。
ひとりでも遊べる場所はこれだ。ジムの入り口の右の向こうにはマネキン3体置かれている。このマネキンはボクシングの練習に使われている。
「START」の白いボタンを押すとすぐにパンチグローブが装着され、ゲームが開始される。
練習用マネキンとは、制限時間内に赤く点いている箇所を素早くグローブでパンチし、スコアポイントで競うミニゲーム。一見簡単だけど素早く当てるのが大変だ。
マネキンの種類はノーマル、リアル、エクストリームの三つの難易度が選べる。
エクストリームモードのマネキン。人間のようにしなやかと動くマネキンは本物のようだ。両手にグローブを装備されており、マネキンもパンチしたりガードするので難易度は難しい。ひとりでも本格的なボクシングを体験することができる。
このようにエクストリームのマネキンはしっかりとガードで抑えられ、当たりづらくなる。マネキンの動きをしっかり捉え、俊敏に当てて攻撃するのがポイントだ。
実際にやってみた
(※Quest単騎で撮影したもの)
実際に練習用マネキンを使ったパンチングトレーニングをやってみた。PCVRで遊ぶとケーブルが邪魔になるため、コードを使わないQuest2単体で実践。窓ガラスや机など、周りを注意しつつ、ぶつからないように部屋の中心に立った。
私は「フィットボクシング」のゲームでパンチの仕方を覚えており、赤い目印の位置でフックやアッパーなどで殴る動きを決めている。上手く素早くマネキンを当てる。
ひたすらマネキンの位置を当て続けた後、やっと100ポイントまで行けた!
上にあるスコアランキングを見ると、見ての通り、これ以上スコアが上げられないほど。これでもう限界か。しかし、私はヘトヘト状態。小休止して水分補給し、軽くストレッチ。首元まで汗だくだ。こんなに激しい運動をするとは・・・。
(運動前)
↓
(運動後)
運動前の時間は3時14分で、運動後の時間は3時56分。42分間練習用マネキンを当て続けた結果、139キロカロリーを消費した。ポテトチップスの25グラム分を消費したと同じに。ボクササイズでカロリーを消費するのにこんなに大変だとわかる。
ボクササイズに物足りないなら、ジャブやストレートなど、パンチの仕方をやりつつ、リズムよくエクササイズするなら「フィットボクシング」というゲームをお勧めする。
特に最近発売した「フィットボクシングfeat.初音ミク」の方は音ゲー感覚でボクササイズする「ミクササイズ」が難しいことが話題になっているが、通常の「フィットボクシング」にはない3つの運動量が選べるエクササイズのモードがお勧めだ。
格闘技だけじゃなく、エクササイズとしても運動を楽しめるボクシング。リアルなジムに行く必要はなく、Quest単体やゲーム機を使って家でボクササイズを楽しむことができる。
家でボクササイズのメリットは三つ。一つ目は、通勤時間や準備の手間が省け、忙しい日でも運動の時間を確保しやすくなる。二つ目は、自宅でできるため、人目を気にせずに自分のペースでボクササイズをすることが可能。三つ目は、VR機やゲーム機を使ったボクササイズは、運動と一味違う楽しみ方ができ、モチベーションの維持にもつながる。
このような利便性と楽しさを兼ね備えたボクササイズは、運動不足の解消や健康維持に役立つだけでなく、新しい趣味としても魅力的だろう。
ワールド情報
VRC BOXING GYM JP/EN/KR(Quest対応)
VRでボクシングを遊ぶことができるワールド。ゲーム性のあるノーマルと、本格的なボクシングで楽しめるリアルの二つのモードで遊べる。日本語・英語・韓国語の3か国語対応。