ツバメヤロク

ソーシャルVR(VRChat、Cluster)のワールド・イベント等のレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【燕谷のひと言】ソーシャルVRでも「初心忘れるべからず」の気持ちを持って!

 

どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。

この前のQuest3のセール(※2024年7月16・17日)や、有名なインフルエンサーの配信をきっかけに、ソーシャルVRを始めた人が急激に増えているそうだ。最近はVket(バーチャルマーケット)がきっかけで始めた人もいるんだ。

これは喜ばしいことだが、VR酔いで気持ち悪くなる人や、ソーシャルVRの自由度に圧倒される人、最悪荒らしに巻き込まれて辞めてしまう人もいるんだよ。そんな初心者を辛い気持ちにさせないために何かないかと模索したが、残念ながら具体的に教える方法は難しいんだ。情報が玉石混交ばかりだし、日に日にアップデートされてどれか正しいものなのかは限らないよ。ソーシャルVRは正解がないし、目的がわからないと教えられないんだ。その代わり、私の経験や知識を活かし、アドバイスを提供しよう。

・・・というわけで、今回は「初心忘れるべからず」の気持ちを持つことについて話すよ。

 

「初心忘れるべからず」という言葉は、「物事に慣れて慢心しがちな時に、始めた頃の心持ちを忘れてはならない」と教えてくれる。これは、リアルにもバーチャルにも通じる大切な教えだ。この言葉は、能の大成者である世阿弥が残したもので、彼の言葉にはさらに深い意味が込められているんだ。

 

是非の初心忘れるべからず。
時々の初心忘れるべからず。
老後の初心忘れるべからず。
--『花鏡』(世阿弥・著)

 

「初心忘れるべからず。」は花鏡の最後の「奥の段」に出てくる言葉で3つに分けられていて、芸術家が初心を常に意識し続けることの重要性を教えているよ。未熟な頃の芸を忘れずに、年齢に応じた芸に挑み、老いてもなお新たな気づきを求めるべきだと述べている。この教えは、VRChatのユーザーが段階を経て信頼を築いていく「トラストランク」にも通じるものがあるんだ。

要するに、「初心忘れるべからず」とは、「初めてのことに取り組む時の新鮮な気持ちを大切にし、自分の未熟さや過去の苦労を忘れてはいけない」という意味だよ。

VRChatのトラストランクに当てはめて考えると、最初のランクの時の考え方を基準にして成長していくべきで、ランクが上がっても新たな挑戦があることを忘れず、常に自己更新を続けるべきだという教えになるんだ。トラストランクが上がって満足したり、挫折して諦めたり、心身的に辛くて辞めてしまう人もいるが、それは本当にもったいない。ソーシャルVRの世界で重要なのは、常に自分をアップデートし続けることだ。新しい知恵や方法を自分自身で見つけ、取り入れることが、成長と持続的な楽しみに繋がるんだよ。

 

続けるか辞めるかは自分次第だよ。メタバースやソーシャルVRでの経験は、人生の糧にもなる。これも一種の人生勉強だ。もし続ける気があるなら、初心を思い出し、自分を見つめ直し、磨き続けることが大切だ。逆に辞めることにしたら、また気が向いたときにVRの世界に戻ってきてほしいね。

 

Visitorの初心忘れるべからず。
Userの初心忘れるべからず。
Trustedの初心忘れるべからず。

 

 

参考資料

「初心忘るべからず」の本当の意味、知っていますか?|人生の大きな節目「定年」の支えになる 日本人のすごい名言 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト

 

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