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【cluster】「能登半島地震チャリティライブ"EXISTENCE"」レポート

 

バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)です。

 

2024年1月1日に最大震度7の令和6年能登半島地震。多くの犠牲者や震災で大きな爪痕を残し、凄惨な出来事を印象付けられました。

今も避難中の方々、救助を待つ方々、ボランティアに携わる方々、生活を取り戻すため復旧に取り組む方々など大変な状況で、直接的な支援ができない方々が寄付や募金を行ったり、それを働きかけをしている方々も沢山います。

メタバースで何かできることはないか」と、clusterでイベントを企画をしている人たちの要望で、イベントの投げ銭システムを利用したチャリティイベントが実現しました。

その中で多方面で注目されているVTuber・バーチャル美少女ねむさん(@nemchan_nel)が「能登半島地震チャリティライブ"EXISTENCE"(イグジステンス)」のイベントを企画しました。

今回は能登半島地震チャリティライブ"EXISTENCE"のレポートをお届けします。

 

clusterとチャリティイベント

 

clusterでイベントが行われている時、星やジェット風船、くす玉が飛んでるところを見たことがありますか?それはYouTubeのスパチャみたいに投げ銭のアイテムのこと「Vアイテム」と呼ばれています。Vアイテムで得たポイントを「Vポイント」と言い、clusterで得られたポイントを算出し、一定額に達すると1ポイント=1円として払い出しができます。

clusterのチャリティイベントは申請制であり、特定のフォームから応募して申請が下りないと対象にならない。対象のチャリティイベントで得られたVポイントを能登半島地震に関連する基金日本赤十字社 令和6年能登半島地震災害義援金(石川県、富山県))へ寄付されます。

 

能登半島地震チャリティライブ"EXISTENCE"とは?

能登半島地震の復興支援のためのメタバースチャリティライブ。個人VTuberの「宇推くりあ」「雲母ミミ」「青森りんこ」「おきゅたんbot」「バーチャル美少女ねむ」の5名が出演し、音楽ライブを行います。日本古来の修験者・リアル山伏の「きりお山伏V」による復興祈念の奏上も行う内容となっています。

「EXISTENCE(イグジステンス)」とは「存在、生活、暮らし」のことであり、バーチャルな存在もリアルに貢献し、能登半島への復興を願いを込めています。

 

豪華な演者たち

チャリティライブで登場する演者は、様々な功績を残すほどの個人勢VTuberばかりで超豪華。

 

宇推くりあ

 

宇宙開発に関する情報を発信するVTuber。ロケット打ち上げのリアルタイム実況動画で注目を浴び、内閣府宇宙開発利用大賞のPRキャラクターに抜擢したことで有名。

 

X : @clearusui

YouTubehttps://www.youtube.com/@clearusui

 

雲母ミミ

 

ポルトガル語に関するものを発信するVTuber。海外向けの動画を投稿し、ブラジルでバズり出し有名となった。2023年に歌手デビューし、FMラジオのメインパーソナリティーも活躍している。

 

X : @Kirara_Mimi

YouTubehttps://www.youtube.com/c/KiraraMimi

 

青森りんこ

 

青森に関する情報を発信する青森ご当地バーチャルキャラクター。青森の鉄道会社「津軽鉄道」との公式コラボを果たし、TVのメディア出演やゲーム出演など活動を広げている。VR機器のメーカーのHTC VIVE Japanの公式キャラクターにも採用されている。

 

X : @aomori_rinko

YouTubehttps://www.youtube.com/c/AomoriRinko

 

おきゅたんbot/宝来すみれ

 

VRメタバースガイドとVシンガー。公式Meta QuestとVIVEアンバサダーを務める。VRで通し、各種企業イベントのMCや配信を担当。音楽フェス「くらげビート」を主催し、映画「劇場版くじらビート」を監督・主演した経験を持つ。

 

X : @OculusTan

YouTubehttps://www.youtube.com/@Ocutan

 

バーチャル美少女ねむ

 

美少女アイドルとして活動する自称・世界最古の個人系VTuberメタバース文化を伝えるエバンジェリストとして活動している。「メタバース進化論」で「ITエンジニア本大賞2023」ビジネス書部門で大賞を受賞したり、国連の国際会議に登壇した経歴を持つ。MoguLive VTuber Award2023で「今年最も輝いたVTuber」に選ばれた。

 

X : @nemchan_nel

YouTubehttps://www.youtube.com/nemchan_nel

 

復興祈念奏上

きりお山伏V

 

千年以上の歴史がある日本古来の修験者・山伏。リアルでの経験を活かし、メタバースで活動している。近年はソーシャルVRのイベントを通し、バーチャル空間で祝詞の奏上などを行われたことで注目されている。

 

X : @kirio0625

実績 : https://www.foriio.com/kirio0625

 

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ライブの様子

 

 

きりおさんの復興祈願奏上を始めた後、突然消えてしまうアクシデント発生。落ちてしまったようだ。空白の尺は何だったのかと会場は混乱状態。

しばらくしてきりおさんが戻り、気を取り直して奏上開始。すると、エフェクトの光に包まれた。奏上によって復興を祈るように神様へ思いを届けた。

 

 

チャリティーライブのトップバッターはバーチャル美少女ねむ。メタバースの可能性を熱く語り、ボイチェン芸も披露。ボイチェンで表現する可能性を引き出すために、一人でボイチェンを駆使して歌を披露した。

オリジナル曲の「ココロコスプレ」と「バーチャルスターゲイザー」を熱唱。

 

 

2番目の演者は雲母ミミ。版権曲のヨルシカの「春」、RADWIMPSの「スパークル」。最後に自身のメジャーデビューした曲「超次元ファンタジー」を披露した。

 

 

3番目の演者は青森りんこ。大好きな麻雀のテーマにしたオリジナル曲「天下無双ワンチャンス」、津軽弁アイドルマスターの曲「キラメキラリ」を披露。

 

 

4番目の演者は宇推くりあ。登場した後、マイクが入っていないだろうか?声が出ていないまま、YOASOBIの「アイドル」が始まった。秦基博の「ひまわりの約束」とラブライブ!の曲「Wish Song」を披露。

ちなみにくりあはオリジナル曲は無いという。

 

 

5番目の演者はおきゅたんbot。Unityちゃんのオリジナルソング「UNITE IN THE SKY」の和風バージョン、「推しの子」のB小町の曲「サインはB」、最後の曲はオリジナル曲の「Virtual BRAVE」を披露。

 

最後に感想

 

clusterで開催されたチャリティライブには多くの方が来場し、ライブの様子を見ることが出来ました。ライブ中には突然のアクシデントがありましたが、幸いにもイベントは無事に進行されました。

ライブの前に復興を祈願する奏上が行われたことは新鮮な経験でしたが、会場の思いが一体感を表していると感じました。

個人性のVTuberの歌を初めて聴くことができ、その個性的な部分を楽しむことが出来ました。チャリティライブを楽しむことが出来て良かったです。

 

動画はこちら

 

参考資料

「令和6年能登半島地震」チャリティーイベントへの寄付対応について|cluster - メタバースプラットフォーム

 

メタバースチャリティライブ "EXISTENCE"(イグジステンス) 1/31開催|バーチャル美少女ねむ/Nem⚡メタバース文化エバンジェリスト

 

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