※注意!この記事はホラーワールドに関する内容です。グロデスク、恐怖表現、ネタバレが含まれています。苦手な方はブラウザバックをおすすめします。
どうも、色んなワールドの出来事を記録する、バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ。
「人生はガチャである」、みなさんはよく聞くフレーズだ。現実世界では人生で一番大きな買い物といえば住宅と想像がつくだろう。しかし、住宅や物件には大きな落とし穴が潜んでいる。
それは、事故物件だ。
水道が壊れたとか電気が入らないとかそういったものではなく、事故物件といえば「自然死や不慮の事故死以外の死」、「特殊清掃が必要な死」が発生した物件のこと。簡単に言えば賃貸物件や住宅で「自殺や他殺」、「孤独死」などが起きたところを指しているんだ。
確かに「いわくつき」という嫌なイメージですし、事故物件って確かに生活したくないだろう。現実だけでなくバーチャルにも事故物件たるものが存在しているんだ。
そのワールドとは「reflection」。発表当初の名前は「この部屋の鏡は壊れています」というタイトルでした。。だから何?と思う人がいますが、「この部屋の鏡は壊れています」という名前のワールドだったんだ。鏡が壊れただけの事故物件というより、バーチャル欠陥物件なんだろうかと思っていたよ。
今回、これはどういうことなのか、この物件を調査してみます。
動画プレイヤーに無言のユーザーが安心して使えるQVペン、入退の確認ができるログ、消灯スイッチが完備。ごく普通のお部屋ワールドだ。しかし、このワールドは鏡の切り替えができるスイッチが壊れており、ワールドの作成者は原因を究明しているという。
鏡の切り替えのギミックが壊れただけ以外は、普通に利用は出来る。
しかし、鏡の切り替えスイッチが壊れただけの欠陥物件、納得がいかない。確かに鏡が必要な人は不便だよね。お部屋の機能は別として、この部屋をくまなく調べてみよう。
テーブルの上にはノコギリが置いてある。なんだか不自然だ。何のために置かれているのか、分からない。ベッドのそばにはアイスピックが刺さったままだったり、ダンボールの上に置かれているカッターナイフは出しっぱなしだ。これらを見ていると怪しい匂いがぷんぷん漂っているようだ。
鏡の切り替えができるスイッチだ。切り替えのギミックが壊れているのはこれなんだろうか?壁には「つかうな」と殴り書きされている。「つかうな」と言われても、押したくなるカリギュラ効果をそそる。
私は鏡ギミックのボタンを押してしまうことにーーーーー
※閲覧注意!恐怖表現あり。クリックするとモザイクが解除した画像にジャンプできます。
なんだこれはー!!
鏡が一瞬壊れ、写っているものはごく普通のお部屋の風景だが、部屋の周りは血まみれだった。鏡の切り替えスイッチを探しても無い。
※閲覧注意!恐怖表現あり。クリックするとモザイクが解除した画像にジャンプできます。
液晶モニターは割れたまま動画が写っている。壁には血の手形が残り、ベランダのそばには何かが吊るされたものが見えたり、どこかに何か見られているような気配を感じた。
このワールドは鏡の切り替えスイッチを押すと取り返しのつかないことになってしまう、ホラーなお部屋ワールドだった!
バーチャルの世界でとんでも恐ろしい、事故物件をタシカナメに焼き付けてしまったのであった。
先月、目を惹くタイトルに強烈なインパクトを残したホラーワールド「このワールドはお祓いを済ませておりません」の作者・浜名湖なこさん(@_75757575_)がこのお部屋ワールドを作成しました。
関連項目はこちら
ホラーワールドといえば、道中で進むと先がわかってしまうのが欠点ですが、このワールドはギミックを触ると一瞬恐怖に変える恐ろしいものだ。ホラーだけじゃなく、実用性のある要素を取り入れているのが斬新なつくりになっているだろう。
ホラーな暮らしが好きな人にはこのワールドを勧めても良い・・だろうね。
ああ、夜は眠れない。
このワールド「reflection」は直接行くことはできません。「浜名湖なこショートホラーアンソロジー」という、ポータルのワールドに行くことができます。サクッと恐怖体験が楽しめますよ。
浜名湖なこショートホラーアンソロジー(PCのみ)
浜名湖なこさんが制作したショートホラーのポータルワールド。ここからホラーワールドに行くことができる。
reflection(PCのみ)
「!!!ここはホラーワールドです!!!」と強調した説明が書かれている、ごく普通のお部屋ワールド。動画プレイヤーやペンなど完備。しかし、鏡のギミックが壊れており、ただいま原因を確認しているという。