どうも!バーチャルブロガーの燕谷古雅(つばめや こが)だ!
18日と19日の北海道旅行はとても楽しかったぞ!自分が行きたい場所に行きまくったら、大変疲れちゃったよ・・・。ただの弾丸旅行になったが、良い経験になったところが多かったな。
18日の夜、VRChatのワールドにある「クラフターズ・キャンプ」というリアルのお店に行ってみて、実際にハンバーガーを食べてみたんだ。その時のレポートをお届けするぞ!
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北海道札幌市白石区。白石といえば、ポプラの木と赤いバラの街として知られている。地下鉄から降りたところは南郷18丁目。駅の看板には「次は大谷地」と書かれてあり、昔あったローカルヒーロー「雅楽戦隊ホワイトストーンズ」の登場人物を思わせる。
地下鉄の2番出口から出て、徒歩でクラフターズ・キャンプに向かう。地下鉄から店までだと徒歩で5分近くかかりそうだ。
自動車販売店の建物から見覚えのある建物を発見。看板には「クラフターズ・キャンプ」。VRChatの店舗とほぼ同じ正面の外装だ。
VRChatの写真
店の外壁に飾られている額縁には「THEピザバーガー」。5月限定販売の月替わりバーガーだ。はみ出すベーコンと滝のように出るとろけるチーズ、バーベキューソースと野菜が顔を出すような特徴のハンバーガー。私はこの写真を見て「これ食べてみたいな」とつぶやいた。
お店に入ると、VRChatで見たことがある風景とそっくり。黒板の絵とその下にある四角いタイルのような窓、アウトドアで見かける椅子とテープルがある。
VRChatの写真
入り口の近くにある黒板もVRChatで見たことがあるものと同じ。SNS投稿はOKだ。
SNSやソーシャルVR(VRChat)など、多方面で発信していると分かる。
クラフターズ・キャンプでは券売機で食券を買い、口頭で希望の商品を注文するシステムとなっている。ハンバーガーは4つのグレートがあり、990円から1590円までハンバーガーを選べる。他にもドリンクやおつまみ、クラフトビール、シェイクなどがある。
食券を買おうとしたら、細かいものがなく、お店の人に両替を頼んだ後、「このお店をブログで取り上げたいのですが」と言ったら、「古雅さんですよね?」と一発で答えられた。まさか、ブログの話をしたら私のことを分かってくれるとは。嬉しさと驚きが混じり、思わず震えていた。お店の人の正体はVRChatのワールドを作ったクリエイター「しばふ店長」だった。
食券を渡し、私は月替わりバーガーの「ピザバーガー」のセットと、ドリンク、「ハリネズミラボ」という一品料理のひとつである、カマンベールチーズ揚げを注文した。
しばふ店長さんから私が注文した料理が目の前に置かれ、VRで見た時の大きさは意外と小さかった。焼き印が入ったパディ、滝のように流れるチーズ、食欲をそそる香ばしいバーベキューの匂い。これが月替わりバーガー「ピザバーガー」だ!揚げたてのポテトフライとコンソメスープのセットとなっている。
実際に食べてみると、ジューシーな肉とみずみずしい野菜の食感、ピザソースとチーズが合わさり、ハンバーガーとピザを一緒に食べている感覚のようだ。ハンバーガーの大きさは食べ応えのあるサイズ。食べる時に注意が必要で、中身がはみ出たり、ソースがつくため、包み紙を使わないといけない。セットのコンソメスープはあっさりとした味、ポテトはホクホクとしたちょうど良い熱さだった。
お手軽な価格で買える一品もの「ハリネズミラボ」のカマンベールチーズ揚げ。トマトソースをディップして(つけて)食べるようになっている。ディップせずに食べてみると、なめらかなチーズの味がして美味しい。ああ、この一品はお酒が欲しくなる。
サッポロピールのグラス一杯分を追加注文。ビールと一品を合わせて食べると結構いける。酒のつまみのチーズは相性が良い。気がついたらお腹いっぱいになってしまった。こんなにたくさん食べるとは思わなかった。
しばふ店長さんからお礼にクラフターズ・キャンプのオリジナルステッカー3枚をプレゼント。VRChat店にあるハリネズミのオブジェクトを5体そろえたスクリーンショットを提示しないともらえない「VRC店限定」と、5月と4月のデザイン。おまけにローストしたミックスナッツまで頂いた。
私はしばふ店長さんに渡さなければならないと思い出し、福岡空港で買ったお土産「限定ひよこ」と「一風堂」のラーメンを渡した。
VRChatの写真。ハリネズミのオブジェクト。
しばふ店長さんからハリネズミのオブジェクトで使われた実物を見せてもらった。この人形は手のひらに乗せるほど小さいサイズ。紙粘土で作られたものでしっかりとしている。
しばふ店長さんは私がヨドバシカメラ札幌店に行ったことをX(Twitter)で知っていて、VRChatにあるヨドバシカメラのワールドの裏話も聞けた。実際の写真を撮影して3Dモデルのテクスチャに貼るという作業が大変で、商品の棚は簡単に作れるものの、洗濯機や冷蔵庫などの家電は無理があったと言う。自販機の博物館ワールドも大変で、自販機の写真の加工とテクスチャの貼り付けはともかく、一人でド○キ.ホーテで見かけるようなポップを作ることが大変だったとか。
福岡に関連するワールド、VRとリアルで結びつけること、多方面でVRに関わる活動をしている話など、個人的に関心のある話題も話してくれました。
リアル店舗といえば、大阪の「ティキレスバー」や姫路の「B-CAFE」、秋葉原の「秋HUB」と「空想ピュエラ」などVRの界隈で知られている。Vketリアルなどのリアルイベントだけではなく、最近はVRとゆかりのあるリアル店舗に注目が集まっている。
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メタバース(ソーシャルVR)とリアル店舗は意外と相性がよく、お店を知るきっかけを作ることができる。「クラフターズ・キャンプ」のように、VRがきっかけでリアル店舗に訪れてみてはどうでしょうか?
しばふ店長さん、美味しいハンバーガーとお話をしてくれてありがとうございます!
CRAFRER'S CAMP クラフターズ・キャンプ
公式サイト
https://crafterscamp.jimdofree.com/
公式X(Twitter)アカウント
営業時間
ランチ:11:30~16:00(ラストオーダー 15:30)
ディナー:17:30~22:00(ラストオーダー 21:30)
定休日:水曜・木曜+不定休
アクセス
北海道札幌市白石区 本通18南2-12(12号線沿い 大谷地郵便局様となり)
※地下鉄「南郷18丁目」駅 徒歩5分
※無料駐車場4台あり
CRAFTER'S CAMP(クラフターズキャンプ・JAPAN CAFE&BAR)(Quest対応)
北海道札幌市に実在する飲食店をフォトグラメトリの技術で立体化したワールド。実物を撮影したハンバーガーの立体物に注目。PC版ではボードゲームが遊べる。