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バーチャルブロガーがメタバース・ソーシャルVR(VRChat、Cluster)の出来事やレビュー・紹介など様々なスタイルで発信するブログ。

【VR日記】ファッションブランドBEAMSのワールド「TOKYO MOOD by BEAMS」レビュー・夜の東京を歩いてみた

 

どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅だ!

多くの人はVRの世界をファンタジーとかサイバーな空間をイメージしがちだが、現実の世界を模した空間も存在するんだ。ファッションブランドBEAMSビームスはソーシャルVRでのアバターファッションに力を入れていて、VRの中でもおしゃれを楽しむことができるんだよ。

5月31日に公開したBEAMSの初の常設ワールド「TOKYO MOOD by BEAMS」は現実世界にある夜の東京のストリート街をモチーフ。公開してから多くのユーザーが訪問されていて話題となったんだ。

今回は「TOKYO MOOD by BEAMS」と制作に関わっている「カデシュ・プロジェクト」についてあわせて紹介するぞ!このワールドでは、リアルなファッション体験をバーチャルで楽しめるから、ファッション好きにはたまらないはずだよ!

 

BEAMSとは

バーチャルマーケット2023WinterのBEAMSのブース

 

輸入およびオリジナルの衣料品や雑貨を販売するセレクトショップであり、ファッションブランドである。アメリカ西海岸をベースにしたカジュアルな衣装が特徴。

ソーシャルVRとの深い繋がりがあり、バーチャルマーケットへの出展や、実際の衣装と同じデザインの3Dアバター用衣装を販売など、アパレル分野で幅広く展開している。多くのユーザーから高い評価を受けており、アバターファッションのきっかけを作った。

 

カデシュ・プロジェクトとは

カデシュ・ニューヨーク⁄Qadesh New York 1989

 

VRChat内で映画作品の撮影や制作、体験型イベントなどを提供するエンターテイメントチーム。裏社会の世界を舞台にした映像作品「ホテル・カデシュ」をはじめ、映画の世界を体験するイベントや、作中に登場する舞台のワールドの公開など、様々な方面で活動を展開している。

5月には3周年を記念してBEAMSとコラボし、「ホテル・カデシュ」の登場人物によるコラボビジュアルが公開された。

 

海上都市「エメス」⁄VLFPs "E․M․E․T․H․"

 

威吹城町の裏路地 ibuki-chō back alley

 

カデシュ・プロジェクトのワールドは、アジアンとサイバーパンクを融合した世界「海上都市『エメス』」や、裏社会が蔓延る都会の繁華街裏「威吹城町の裏路地」などがあり、夜の街のワールドに高く評価されている。

 

なぜPC専用ワールドなのか

企業系ワールドの一例。「NISSAN CROSSING」

「往来」が制作に関わったモスバーガー、日産、京セラなどの企業系ワールドは、多くの人が利用しやすくするため、PCとQuest両対応である。しかし、「TOKYO MOOD by BEAMS」はPC専用である。それは、BEAMSが販売する衣装とワールドの外観を調和させるためと考えられる。BEAMSの衣装に使用されている「lilToon」というシェーダーは色んな表現が可能だが、Questおよびスマートフォンでは対応していないためである。このように、PC専用であることにより、衣装とワールドの雰囲気を豊かな表現で体験できる。

 

ぶらりとまわってみた

 

この降り立った場所は、まるで東京の裏路地にある高架下だ。周囲の壁にはスプレーアートがあり、なんとも治安の悪そうな雰囲気が漂っている。この壁のそばで、ダンスやヒップホップをする人々を想像することができるね。

 


壁に掲示されているものは全て権利問題に引っかからない完全オリジナルだ。現実の世界でも違和感のないデザインで、制作したデザイナーの本気が感じられるよ。

 

 

コンビニやゲームセンターなどの建物に近づくと、その場でよく聞く音楽やアナウンス、効果音が流れてくるんだ。PCVRモードではこの空間を没入できて、ワールドの臨場感をさらに楽しめるよ。

 

 

掲示物や建物の看板、自販機、機械など、どこかでみたことがあるネタがちりばめられているんだ。「ホテル・カデシュ」と関連あるものや、関連イベントもあって、ファンなら思わずにやけてしまうような要素が盛りだくさんだよ。

 

 

ストリートの奥にはBEAMSの建物を発見。過去のバーチャルマーケット見た実店舗を模したブースとは違って、このワールドの店舗は架空のもので、オリジナルだよ。入り口の両脇にあるショーウィンドウには、ファッションショーイベント「Voyage」で発表された衣装が展示されているんだ。

 

 

中に入ると、リアルの店舗を彷彿とさせる空間が広がっているんだ。BEAMSがBOOTHで販売している商品を展示されていて、マネキンの隣にはWebページにアクセスできるギミックが設置されているよ。奥の隅には試着室があり、その場でアバター衣装を試着することができるんだ。

 

 

エレベーターで2階に上がると、フォトスタジオがあるんだ。ここでは着飾ったアバターを撮影することができるよ、また、ベランダに出れば、このワールドの全景を一望することが可能だ。そこから見る眺めは本当に素晴らしいんだ!

 

 

カデシュ・プロジェクトが手掛けたワールドは、ビルのリアルな描写や薄暗い高架下など、夜のストリートの雰囲気と見事にマッチしているよ。VRChatで「ポピー横丁」をはじめとする夜の飲み屋ワールドが人気を集めているのと同様に、これらの夜のストリート街のワールドも親和性が高いんだ。

 

 

「TOKYO MOOD by BEAMS」は、アバターファッションを楽しむだけでなく、写真撮影やダンス、お店での飲み会など、多目的に使える魅力的なワールドだったんだ。このワールドは新たな居場所として定着しそうだよ!

最後に

 

「TOKYO MOOD by BEAMS」はBEAMSやホテル・カデシュのことを知らなくても楽しめる、東京の裏ストリート街をテーマにしたワールド。街中を散策したり、写真撮影を楽しんだり、ファッションを楽しむことができます。PCデスクトップモードでの遊びはもちろん、PCVRモードでより一層の雰囲気を味わうことも可能だ。高いクオリティのあるバーチャル空間の体験をぜひ楽しもう。

 

TOKYO MOOD by BEAMS(PCのみ)

vrchat.com

ファッションブランド「BEAMS」初の常設ワールド。「カデシュプロジェクト」との共同制作。夜の東京のストリートをモチーフとし、店舗での試着やクリックで直接Webページを開き、購入ができる。

 

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