【VRChat】「メタバース伝統文化部」と「VRC伝統芸能振興会」の違いとは？そもそも伝統芸能とは何だ？

どうも、バーチャルブロガーの燕谷古雅（つばめやこが）だ。

日本の伝統芸能と聞いて、君たちは何をイメージしているかな？日本舞踊、歌舞伎、茶道、華道など、日本には多種多様な伝統芸能が存在するんだ。

私は以前、VRC茶道部の一周年を祝う新年会や稽古会、月釜に参加したことがあり、その時の体験をレポートでまとめたんだ。

メタバースと伝統芸能

メタバース空間でVRやMRなどの先進技術を利用し、伝統芸能を体験する新しいスタイルが特徴です。

例として、「VR×華道」では、実際に作成した生花を3Dスキャンし、それをVR空間で立体物を出現することで、伝統的な華道をデジタル環境で実践できます。また、「VR×日本舞踊」では、フルトラッキング装置を使用し、VR空間で忠実に再現することで、日本舞踊の細やかな表現をバーチャルで体験することが可能になります。

最先端な技術を利用することで、メタバース空間で伝統芸能を再現することを可能にしています。このような取り組みは、伝統と最先端技術が融合した新たな文化体験を提供し、世界中の人々に日本の伝統芸能の魅力を伝える橋渡しになるでしょう。

メタバース伝統文化部とは？

茶道や華道、剣術、剣舞、書道といった日本の伝統文化をメタバース空間で体験し、その魅力を日本国内外に伝えることを目的としたコミュニティです。このコミュニティでは、「VRC茶道部」や「VRC華道部」など、VR空間内で実際に伝統文化を体験できるイベントを定期的に開催しています。

さらに、私立VRC学園やCLUSTARS学園といった教育機関、およびメタバース・XR関連のリアルイベントを通じて、VRを活用した伝統芸能の体験及びその普及活動を積極的に行っています。

これらの取り組みにより、メタバース空間は、日本の伝統文化を学び、体験し、さらにはその魅力を広く共有するための有効な方法となっています。伝統と最新技術の融合によって、これらの文化が新しい形で世界中の人々に届けられることを目指しています。

資料

日本の伝統文化をVRにて体験・普及させるべく活動する方々を知っていますか？その活動内容について迫ります！ | バーチャルライフマガジン

VRC伝統芸能振興会とは？

VRChatから生まれた新しいスタイルの伝統芸能、「おじさん回し」と関連するコミュニティです。

「おじさん回し」とは、おじさんのオブジェクトを回転させて高台から落とすアクティビティを指し、このユニークな活動が新しい伝統芸として注目を集めています。

私立VRC学園や不登校学生の支援を目的とした教育機関では、この「おじさん回し」をレクリエーションの一環として取り入れ、参加者に楽しみながら交流の場を提供しています。

tsuba-roku.com

そもそも伝統芸能って？

伝統芸能とは、日本に古くから伝わり、世代を超えて大切に継承されてきた芸術や技能を指します。これには漆器や織物、華道、香道、相撲など、多岐にわたる分野が含まれます。しかし、伝統芸能は何を指すのかは非常に幅広く、その範囲については個人の解釈により曖昧さが存在します。具体的にどのような活動や文化が伝統芸能に含まれるかは、一概には言い切れません。

このような背景から「おじさん回し」のような新しい形式の活動も、伝統芸能として含まれると考えることもできます。伝統芸能の定義がひとりひとりによって曖昧なため、新しい文化表現も時間に立つにつれて「伝統」と呼ばれる可能性があります。

最後に結論

「メタバース伝統文化部」と「VRC伝統芸能振興会」は、名前は似ているものの、その物事の考えはほぼ同じです。どちらも、バーチャル空間を利用して伝統芸能の魅力を伝えることを目指しており、その目的に誤りはありません。VRを通じて、多様な伝統芸能に触れ、その楽しさと奥深さを体験することは、確かに価値があるでしょう。

結論として、バーチャル空間での伝統芸能の体験は、新しい世代にとっても、すでにその魅力を知っている人にとっても、文化の理解を深め、その伝承を促す新たな手段を提供します。このようにして、VRは伝統と革新を繋ぐ架け橋となり、伝統芸能の未来に新しい光を投げかけています。